Description

 撮影日:
 2020年2月1日 常磐道全線
 2022年8月11日 常磐道三郷JCT→いわきJCT
 (上記いずれもSpecial Thanks:かっしー様)

Report / Section.3

4-1 つくばJCT

 つくばJCT分岐。圏央道経由東北道/東関東道はこちらから。

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柏IC → つくばJCT

 つくばJCTを通過する。右側に見える大きな建物は、商業施設の「イオンモールつくば」。

 つくばJCTは常磐道側がトランペット型、圏央道側がY字型になっているが、ランプ同士の分合流が本線よりにずらされたやや変則的な構造をしている。

 谷田部東PA

 つくばJCTを過ぎてまもなく、谷田部東PAへの案内標識が現れる。

谷田部東PA

 常磐道2箇所目の休憩施設。駐車場は大型27小型54の標準的な規模のPAで、売店の営業時間は7時~19時と閉店が早い。

 全通前の常磐道は茨城県内を縦貫していわきまで向かう高速道路、といった程度の位置づけだった。休憩施設の営業規模を見るに他の放射路線よりだいぶ劣って見えるのは仕方ないところか・・・

 [ 5 ] 桜土浦 2km

 桜土浦ICの「桜」とは、現つくば市の旧桜村エリアのことを指す。

 様々な研究機関が置かれる筑波研究学園都市が置かれているのが旧桜村エリアである。1987年の合併時点の人口は約4.2万人と、単独で市制施行出来るレベルまで人口が増加していた。常磐道のIC名は開通以来変わっていないが、IC名がちゃんと自治体名を表記していた期間は開通後のわずか6年足らずの間に過ぎない。

 (6) 桜土浦 つくば[ 5 ] 出口1km

 桜土浦ICまで1km。当然、方面表示には合併後の市名である「つくば」が登場する。つくば市誕生から35年が経過した現在、IC名を見て「桜」が旧自治体名であることをすぐに理解できる人はどのぐらいいることか。

 (6) 桜土浦 つくば[ 5 ] 出口500m

 桜土浦ICまで500m。標識上の接続国道はR6とされているが、直結しているのはR354で、R6はそこから約2kmほど東へ走った場所で接続する。

 ちなみに、次の土浦北ICも別の国道を介して短距離でR6に接続している。

 情報表示。渋滞情報かなにかが表示されていたと思うが、暗くて見えない。

 (6) 桜土浦 つくば[ 5 ] 出口

 桜土浦IC出口はまもなく。つくば市、土浦市はこちらから。

 直接接続するR354を西へ走り、そこから県道を北上すると筑波研究学園都市の中心部へ至る。一般的につくばと聞いて思い浮かべるエリアである。反対に東へ走ればR6と接続し、そこから北へ向かうと土浦市へアクセスする。R6より東側はR125に直結し霞ヶ浦の南岸エリア(阿見・稲敷)へ向かうが、現在となっては圏央道の守備範囲である。

5 桜土浦IC

 桜土浦IC。つくば市中心部への玄関口である。

 なお、つくば市役所はTXでいうつくば駅ではなく隣の研究学園駅の近くに立地する。つくば中央ICに近く、常磐道からだと谷田部ICのほうが近い。

 桜土浦ICを通過する。

 ハイウェイラジオ聴取区間に入る。

 [ 6 ]土浦北6km
 [ 7 ]千代田石岡14km
 いわき141km

 いつもの距離標識。2020年撮影当時は3段とも公団ゴシックのままだった。土浦北、千代田石岡と比較的狭いインター間隔となる。

 このあたりもネタのない単調な区間。

 [ 6 ]土浦北 2km

 (125)(6) 土浦北 [ 6 ] 出口1km

 土浦北ICまで1km。R125は直接接続する国道で、R6はR125を介して接続する。

 R125を常磐道から北西に走るとつくば市北部(旧筑波町や筑波山のあるあたり)を経て下妻方面へ向かう。下妻市は圏央道のほうが近いが、目的地次第では常磐道の守備範囲としても良い位置かもしれない。

 (125)(6) 土浦北 [ 6 ] 出口500m

 谷和原ICまで500m。常総ICはR294に直結しており、守谷、常総といった沿線の地名が方面表示に記されている。

 表示は全くないが、土浦北ICからR125を東へ走りR6を突き抜けるとR354に直結する。かすみがうら市を経て行方・鉾田方面へ向かう。東関東道潮来~鉾田が未開通の現時点では行方は常磐道の守備範囲として扱える範囲にある。

 情報表示。お盆渋滞もここまで来れば逃げ切れる・・・はずだった。

 (125)(6) 土浦北 [ 6 ] 出口

 まもなく土浦北IC。先述の通り、土浦市北部・つくば市北部・かすみがうら市へのアクセスに有利だ。

 本線上に「かすみがうら」の案内ぐらいあってもいいのでは?と思う。もしかしたら撮りそこねていたかも知れませんが。

6 土浦北

 土浦北IC出口分岐。JR常磐線&R6沿線では土浦市からかすみがうら市にかけて市街地は連続している。

 石岡市西部(旧八郷町エリア)には、この先の千代田石岡や石岡小美玉よりも土浦北IC付近から広域農道&県道経由でアクセスするのが最短となる。山地をくぐり抜ける朝日トンネルによる効果が大きい。

 千代田PA 3km
  美野里PA 16km

 休憩施設距離案内。この先も比較的小規模な有人PAが続く。

 常磐道の主要エリアである友部SAは美野里PAから約10km走ったところにある。SAPA間の距離が微妙に短い状況が続く。

 [ 7 ]千代田石岡7km
 [7-1]石岡小美玉13km
 [ 8 ]岩間21km
 いわき133km

 距離標識。千代田石岡から岩間まで7km程度の間隔で出口が置かれている。

 千代田PA 2km

 千代田PA 1km

 三郷から50kmのスペシャルキロポスト。常磐道を約1/6走った形となる。亘理まで250km。

 千代田PA

 2020年撮影。標識は色あせた内照式のものが本線上に置かれている。

千代田PA

 茨城県内3つ目(!)の休憩施設を通過する。こちらは24時間営業のファミリーマートが入居している(2022/10現在)。

 駐車場は大型22小型52と谷田部東より若干小さい程度である。次の美野里PAもおおよそ同程度。

 緩いアップダウンのある線形がずっと続く。

 [ 7 ] 千代田石岡 2km

 茨城空港に向けた案内標識が左側に設置されている。

 茨城空港アクセスに千代田石岡ICを利用するのは非ETC車限定であって、ETC車の場合は次の石岡小美玉SICかのほうが圧倒的に有利である。

 (6)千代田 石岡 [ 7 ] 出口1km

 IC名の千代田は旧千代田町のことで、現在のかすみがうら市の一部となっている。

このICはR6に直結しており、IC所在地のかすみがうら市千代田地区と、その北隣に位置する石岡市へのアクセスに有利である。

 (6)千代田 石岡 [ 7 ] 出口500m

 千代田石岡ICまで500m。

 なお、石岡は南北を結ぶ国道バイパスこそあれど、東へ移動するにはバイパスがなく市街地を回避することができない。北&東隣の小美玉市と、市内にある茨城空港へアクセスするには分が悪く、特に空港近辺が目的地になる場合、アクセス道路の整備された石岡小美玉SIC経由のほうが便利だろう。

 いつもの通り情報表示が置かれている。

 (6)千代田 石岡 [ 7 ] 出口

 千代田石岡ICはまもなく。ICを出るとR6千代田石岡バイパスに直結しており、一般道側にも立体交差でスムーズに出入りできる。。

7 千代田石岡

 石岡市はこちらから。茨城空港へは石岡小美玉SICがより有利。なお、小美玉市内でも、石岡市街に近いエリアはこのICのほうが便利なのでうまく使い分けたい。

 区間3はここまで。

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千代田石岡IC → 友部JCT