Description

 撮影日:
 2019年3月23日 近畿道吹田JCT→松原JCT(Special Thanks:佐波様)
 2021年4月30日 近畿道全線(Special Thanks:かっしー様)

Report / Section.3

6 東大阪JCT

 左へ:[(13)阪神高速] 大阪市内 奈良
 本線:[E26近畿道] 松原 和歌山

 東大阪JCT分岐。ここを直進し、大阪府内を更に南へ進む。

 東大阪JCTを通過する。

 阪神高速からの合流ランプ畳に料金所が設置されている。

 合流後、所要時間情報が表示される。真ん中の香芝は西名阪道の途中にあるインター名だが、奈良市に近い郡山や天理ではなく香芝なのはなぜだろう?

 ハイウェイラジオ聴取区間を示す標識。昔設置されたものはこのように大きくて目立つが、最近はだんだん小さくなってきた。

 ハイウェイラジオ聴取区間の途中で八尾市へ入る。吹田JCTからちょうど20km。

 [ 8 ] 八尾 2km

 八尾ICまで2km。次の長原ICに下り線出口は設置されていないため、松原JCT手前の最終出口となる。

 道路脇に東大阪南ICの入口料金所が見える。撮影当時はローマ字もない内照式のサインが屋根上に置かれていた。料金所といえばこれだったのだけど、最近はただの標識に置き換わってきている。

 都市部を走る割には防音壁がなかったりするので、非常に開放感がある。むしろ事故ったとき高架から落ちそうで怖い。

 (25)八尾 [ 8 ]出口1km

 西名阪道松原本線料金所では流出不可という標識。考えなくてもふつうそういうものだけど、なぜ案内が?

 (25)八尾 [ 8 ]出口500m

 八尾ICまで500m。インターチェンジは大阪市との市境に近い場所にあり、八尾市だけでなく大阪市平野区へのアクセスにも利用できる。

 接続国道のR25は側道を少し南へ進んで、JR大和路線とクロスした先で交差する。大和郡山・天理を経由し三重県へ向かうあの道です。

 (25)八尾 [ 8 ]出口

 本線側には松原・堺への案内表示。

8 八尾

 八尾IC出口。八尾市内はこちらから。

 近畿道の次のICは松原IC、西名阪道藤井寺ICとなる。八尾市内でも藤井寺に近い南部では藤井寺ICのほうが有利なので、使い分けができそうだ。

 八尾ICを通過後、緩やかに左へカーブする。

 八尾IC付近の本線直下には八尾PAが設置されている。上り線専用のパーキングエリアである。

 八尾ICから松原JCTまではやや間隔が空いている。標識もなくヒマだが渋滞がなければ快適な区間だ。

  [ 10 ] 松原JCT. 2km

 松原JCT分岐まで2km。他のジャンクションと異なり、図形案内のある標識は設置されていない。守口や東大阪と同じように出入り口が隣接する複雑なジャンクションなんですけどね。

 西名阪道は左車線へ寄れと繰り返しアナウンスされる。この標識もそうだが、多くの公団ゴシック標識で標識の割に字が大きいのが西日本らしさを感じる。

 [10]松原JCT 1km
 左へ:
 [(14)阪神高速]大阪市内 [西名阪道]名古屋
 本線:[南阪奈道]橿原 [阪和道]堺 和歌山

 松原JCTの1km手前標識。阪神高速は14号松原線がジャンクションから東へ伸び、西名阪道がジャンクションから西へ伸びる。西名阪道の方面表記は名古屋

 同じ標識を2021年に撮影したのがこちら。ナンバリングが入ったのが主な変更点だが、阪神高速の路線案内に6号と4号が加わり、湾岸線の文字も追加された。

 個人的には情報量が増えた分見にくくなったようにも思えるのだけど、大阪市内でなくとも湾岸線に向かう交通が多いということなのだろうか。

9 長原

 松原JCTを手前に長原ICの合流。名古屋方面を目指す場合はこのあたりですでに左に寄っているはずなので、合流車に注意が必要そうだ。

 [10]松原JCT 500m
 左へ:
 [(14)阪神高速]大阪市内 [西名阪道]名古屋
 本線:[南阪奈道]橿原 [阪和道]堺 和歌山

 松原JCTを手前に標識が連続する。

 西名阪道は香芝、天理を経由して名阪国道に接続する。名阪間をリーズナブルな料金で行き来するルートだが、60km/h制限なのに平然と90km/h以上で流れており、あの有名な(?)Ωカーブのエグい線形が待ち構える。自分ならあまり積極的には選びたくない…。

 情報表示。阪神高速と西名阪道と阪和道の3つが並ぶ。

 [10]松原JCT
 左へ:
 [(14)阪神高速]大阪市内 [西名阪道]名古屋
 本線:[南阪奈道]橿原 [阪和道]堺 和歌山

 なぜか標識が道路に対して前後斜めにずれて架設されている。

 阪神高速を選ぶと14号松原線に出て大阪市内方面を目指すが、道なりに走ると北向きに戻る形となってしまう。近畿道下りから阪神高速へ抜ける用途としては、松原線から6号大和川線を経由して堺市中心部や住之江区・港区といった湾岸部へ向かうアクセスが有利だろう。

10 松原JCT

 松原JCT分岐。大阪市内・湾岸線方面と天理・名古屋方面はこちらから。

 分岐部から2車線のランプとなっているが、すぐに阪神高速と西名阪を選択する必要がある。

10 松原JCT

 2021年撮影時の様子。全路線にナンバリングが反映されたことに加え、阪神高速側の表記が変わっている。

 分岐後、本線は右にカーブしながら更に南へ進む。

 一方、ランプ側は西名阪道が右へ、阪神高速が左へ分岐する。他の4方向ジャンクションでもあることだが、実際の方面とジャンクションの分岐が逆になっているので注意したい。大阪市内は近畿道下りからみて右側にあるが、ジャンクションでは左側を選ばなければいけないのだ。

 近畿道松原JCT分岐をすぎると、阪神高速-西名阪道の本線をくぐる。橋の錆び方が絶妙。

 [ 11 ] 松原 羽曳野

 松原ICの予告標識。所在地の松原に加え、南東隣にある羽曳野も方面案内に加わっている。

 羽曳野は市域の西側を阪和道、北側を西名阪道、南側を南阪奈道路に囲まれている。料金や時間と相談しながらどの路線を使うか考えたいものだ。

阪和自動車道起点

 松原IC1km手前標識を過ぎたところで、阪和道に路線が切り替わる。ついでに料金体系も切り替わる。

 阪和道と近畿道の本来の路線境界はこの先の松原ICとのことだが、本線上に「ここから阪和道」と案内されているため近畿道のレポートはここで終わりとしたい。短い距離でしたが、お疲れ様でした。

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