札幌JCT 1.5km

　道央道と札樽道の分岐、札幌JCTまで1.5km。まずは図形案内の標識が設置されている。

　左へ：[道央道] 江別　旭川
　本線：[札樽道] 伏古　小樽

　札樽道の分岐標識。ジャンクション名を示す標識は設置されておらず、また2019年6月時点でナンバリングにも未対応。

　札幌JCTでは札幌市街を環状に走る均一料金区間の連続性が重視されており、直進し続けると札樽道小樽方面に入る。旭川方面に向かう場合はここで左を選んでおくこと。

　道央道と札樽道は開通以来、札幌JCTを案内上の起点としてIC番号やキロポストが振られていたが、2018年末頃から「IC番号のみ」函館方面を起点とした本来の路線の起終点に合わせた体系に変更された（ただし札樽道はそのまま）。

　札幌JCTを通過する。広々とした3方向ジャンクションで、その中心部分に「W0」キロポストが置かれている。ここが札樽道の起点となる。

　道央道側から見ると函館方面への起点であり、「S0」KPが置かれている。残念ながら札幌JCT周辺には路線名を表す標識類は一切置かれていない。全てはこの0KPから判別するしかないのである。

　道央道からの合流。

　札幌南から続く高架区間は札樽道に入ってもなお続く。

　伏古にかけては周辺に高い建物もなく時折マンションの上層階が飛び出して見える程度と非常に広々とした景色が広がる。

　[ 2 ] 伏古　2km

　最初の出口、伏古ICが近づく。

　カーブの途中で雁来ICからの合流が存在する。

　R275との接続の良いICだが、小樽方面とのハーフICである。道央道下り/札樽道上りからR275へ向かう場合は札幌JCT手前の北郷ICで降りるのが最短だが、ややしばらくR274札幌新道を走り続ける必要があり、あまり連絡は良くない。

　雁来ICからの合流を終える。札樽道は全線80km/h規制なので速度には気をつけたい。

　都市部を走る区間ということもあり流れている速度も道央道より少し遅めである。道央道千歳付近の方が交通量が多いのに速いんです。

　(274) (5) 伏古　丘珠空港
　[ 2 ] 出口1km

　伏古ICまで1km。道内便中心に就航している丘珠空港もこちらが近い。

　(274) (5) 伏古　丘珠空港
　[ 2 ] 出口500m

　伏古ICまで500m。接続国道はR274札幌新道とR5が書かれている。

　R5はこの先札幌北IC付近で札幌新道として並走する形をとる（都心方面に入ると創成川通）。R274はR5との交点が起点に指定されている。他にはR275やR230も近い。

　情報表示。積雪対策のためか屋根が付け足されている。

　(274) (5) 伏古　丘珠空港
　[ 2 ] 出口

　伏古IC出口はまもなく。

　伏古ICはR274を介してr112当別札幌線と接続しており、札幌市東区エリアや、郊外方面ではモエレ沼公園やあいの里・R337経由で当別方面へのアクセスに優れている。丘珠空港へはr112から別の道道を経由するのが近い。

　札幌市東区・当別・あいの里方面へのアクセスに優れる。

　逆に、案内のあったR5へは次の札幌北ICの方が有利なのでここは一旦スルーしよう。

　伏古IC通過後も特に景色は変わらない。

　札幌新道のうち札幌北-札幌間の沿線は住宅地と工業地域で、あまり大きな商業施設もない。

　IC番号が飛ばされている[ 4 ] は札幌北ICの小樽方面出入口となる。同一ICが異なる2つのIC番号で案内される例は珍しいかもしれない。

　直線的な高架道路がまだまだ続く。

　[ 3 ] 札幌北　2km

　カーブの先にマンションがちらほら建っているのが見える。

　緩やかな左カーブ。札幌駅方面は次の札幌北ICが最寄りとなるため予め左へ寄っておこう。

　このあたりの直下を札幌市営地下鉄東豊線が通る。

　(5)(274) 札幌北　札幌駅
　[ 3 ] 出口1km

　札幌北ICまで1km。東西に走るR5/R274札幌新道と南北に走るR5/R230創成川通の交点に近いところにあり、札幌駅方面へのアクセスにも有利である。

　(5)(274) 札幌北　札幌駅
　[ 3 ] 出口500m

　札幌北ICまで500m。標識は公団フォント末期のもの？

　札幌駅方面へは札幌新道へ下りた後、R5創成川通もしくは西5丁目・樽川通を南下する。北大へは西5丁目を通るとキャンパスのすぐそばに出ることができる。

　情報表示。この先小樽方面も平和なようだ。

　(5)(274) 札幌北　札幌駅　[ 3 ] 出口

　札幌北ICは間もなく。

　札幌新道からR230創成川通を北上すると麻生・太平を経て石狩市方面へ向かう。札幌市北区へのアクセスが有利になるイメージだろう。

　R5/R274/R230交点にほど近い位置に存在し、札幌市北区や札幌市中心部へのアクセスに有利である。

　方面表示に駅名が書かれたICは全国的にも珍しい。なお、札幌北ICから札幌駅方面にはアクセス道路の新設が予定されており、2020年現在、創成川通の地下を通る計画での検討が進められている。