新東名高速道路下り線、区間7以降は2016年2月に開通した出来立てほやほやの区間となる。
 区間8は長篠設楽原PAを含む約26kmの長めの区間を紹介しよう。

新東名高速道路 レポート
下り線 区間6 下り線 区間7 →   下り線 区間8   → 下り線 区間9
14 浜松浜北 14-1 浜松SA/SIC 15 浜松いなさJCT 16 新城 17 岡崎東 1 豊田東JCT

Discription
 取材日:2016年2月24日
 島田金谷IC→豊田東JCT。

 この日は足柄SAを出て東名-新東名-伊勢湾岸-新名神-名神と走行。
 東名の未撮影が多いのは相変わらずだがかなり撮影出来た。助手席張り付きを快諾してくださった同行者に感謝。

Report / Section.8
 [ 16 ] 新城
 新城IC出口。区間8ではここから次のインター、岡崎東ICまでの約26kmを一気に紹介する。
 新城ICからのランプと合流。
 霧注意の標識が現れる。

 新東名は全体を通して三河山地の南縁を通りぬける。新城付近は豊川によって作られた谷となっており、霧が発生しやすいのだろう。
 長篠設楽原PA 1.5km

 この日は混雑表記だった。PAだとキャパ小さそうだしな・・・。
 防音壁に囲まれるが、見ての通り透明なのでかなり開放的である。
 ハイウェイラジオ ここから
[17]岡崎東24km
[18]豊田東JCT.41km
[東名]名古屋61km

 所要時間はそれぞれ20分、30分、45分。東名の名古屋表記は恐らく名古屋ICだろうが、ここ新城からだと名古屋市中心部でも1時間程度だろう。
 長篠設楽原PA

 ここで新東名愛知区間の最初の休憩施設。
 ランプへの分岐部はまぁまぁゆとりのある設計。混雑はそこまで考慮していないと思うが。
 駐車場のスペースは半分が小型車、残り半分は大型車用といった感じ。

 下り線の収容台数は大型60、小型26と完全に大型車中心であるが、当の施設は全然大型車ドライバーの休憩に特化してなかったりする。
 長篠設楽原PA

 名前からもわかるように、ここ設楽原はかの長篠の戦いの舞台となった場所である。下り線施設は「織田家本陣」がテーマになっているらしく、そこかしこに家紋や鉄砲、お土産物も織田にちなんだものが並んでいた。
 こんな感じの解説ボードがエリアの脇にあった。

 なお、この解説ボードは近づくと自動で音声が流れて色々教えてくれる次世代型である。すげえ。
 下り線エリアからは小高い山へ登る遊歩道がある。途中で後ろを振り返るとこのようにPAを一望できる。見ての通り大型車スペースが広いが、平日午前という時間帯では閑散としており、逆に小型車スペースが混雑している。
 その「小高い山」とはなんと「織田信長戦地本陣跡」である。本陣跡は高速道路用地の外にあるが、人の通れるゲートが設置されておりこのように簡単に遊びにいける。
 織田信長戦地本陣跡

 小高い山の頂上に「本陣跡」と石碑がある。パーキングエリア含め周辺の眺望は結構良いので、ひと休憩するには悪く無い。
 眺望はこんな感じ。奥に望む町並みは新城市街だろうか。
 長篠設楽原PAが駐車場の割に立派な施設であることに疑問を感じた方もいらっしゃるかもしれない。
 ぶっちゃけ、このパーキングエリアは「ぷらっとパーク」つまり一般道側からの利用に重点を置いているようで、施設裏の駐車場はこの通り広大(高速道路側の小型駐車場より広い!)でしかも地元民で賑わっていた。この調子で地元に定着してくれるといいんですけどねぇ。
 本線に戻る。

 昨今のNEXCO中日本はSAPAを観光施設として運用できるよう力を入れている印象が強い。しかし、高速道路の休憩エリアは一般ユーザーだけでなく長距離ドライバーのための施設でもある。長篠設楽原PAの駐車場規模と施設コンセプトのズレにつけても、2つのニーズを満たしつつ収益性の高い施設・運用について、まだ高速道路会社自身が模索しているように思われた。
 下り線エリアを通過してしばらく走ると、上り線エリアとそのランプが見える。長篠設楽原PAは上り線と下り線が独立しているが、どちらも南側(下り線側)に設置されている。

 こういう設置の仕方をするエリアも近年のSAPAには多く見られる気がする。建設用地や施設営業のしやすさを考えてのことかもしれない。
 長篠設楽原PAを過ぎるとまた特にヤクモノも無い区間となる。
 この日はどうやら横風注意のようだった。
 運転担当氏曰くハンドルが取られて怖いとのこと。
 雁峰第一トンネル
 長さ 590m 1/9本

 ここからしばらくトンネル地帯となる。9本かぁ・・・
 雁峰第二トンネル
 長さ 810m 2/9本

 ここからしばらくトンネル地帯となる。9本かぁ・・・
 トンネル内はLED照明。明るい!
 標識のある風景もいいが、こういう山の中にあるおっきくて綺麗な橋梁もとても良いと思うんです。このグレードで6車線ならもっと凄かったかもしれない。
 臼子トンネル
 長さ 390m 3/9本
 この辺りも6車線分の用地が確保されているようで中央分離帯部分は真っ白く固められていた。
 稲木トンネル
 長さ 730m 4/9本
 ここで豊川市に突入。

 御油の松並木にちなんで松、そして豊川稲荷にちなんで狐があしらわれている。
 東上トンネル
 長さ 820m 5/9本
 砥鹿トンネル
 長さ 630m 6/9本
 6本目と7本目の間は少し距離がある。
 本宮山トンネル
 長さ 2100m 7/9本
 出口風注意

 トンネル内にも警告を促す情報掲示板が設置されているらしい。
 橋梁上は相変わらず風が強い。吹き流しがあるとわかるんですけどね。
 千両トンネル
 長さ 320m 8/9本

 千両は「ちぎり」と読む。豊川市内のちょっとした難読地名。トンネル入口に226KP。
 観音山トンネル
 長さ 1190m 9/9本

 9連トンネルのラスト。なおこのトンネル、途中でちょっとだけ岡崎市域の地下をくぐる。
 大胆な開削だ。ここも6車線分用地有りますよね。

 用地は広いのに車線増するつもりの無い設計というのはどことなく残念。
 9連トンネルの後もトンネルが待ち受ける。
 額堂山トンネル
 長さ 970m

 観音山トンネルから1km程度しか離れていないのでトンネルカウントやめなくても良い気がするのだが。
 額田トンネル
 長さ 1810m 8/9本

 トンネルに入る前に岡崎市に突入。カントリーサインのモチーフは岡崎城と花火。三河花火の本場岡崎にそびえる岡崎城のすぐ近く、乙川の辺りでは毎年夏、「岡崎城下家康公夏まつり」の花火大会が催される。50万人規模の人出を誇る大規模な花火大会だ。
 トンネル内を撮ってみた。一直線にほぼ近い。
 [ 17 ] 岡崎東 2.3km
 少し標高の高いところまで来ていたようで、ここから緩い下り坂が続く。
 (473)(1) 岡崎東 蒲郡
 [17] 出口 1.1km

 何故か予告標識が中途半端な位置にある。
 (473)(1) 岡崎東 蒲郡
 [17] 出口 700m

 接続国道表記はR473が直接接続、R1はR473を介して3kmほど走った位置になる。そんな立地からか岡崎東ICは岡崎市街からはちょっと遠かったりする。蒲郡へはR473をそのまま南下するが、東名からのアクセスと違って山間部をグネグネ走るため若干アクセスは面倒。
 横風 走行注意

 この日はずっと風が強かった。
 (473)(1) 岡崎東 蒲郡
 [17] 出口

 岡崎東IC。美合PAより少し東にあり、先述のとおりR473に直接接続する。岡崎市街へのアクセスは遠いので、特に御殿場以東からアクセスする場合は新東名経由でも引佐連絡路で東名に乗り換えておくのが良さそうだ。
 岡崎東IC。

 新城ICからのインター間距離26kmはだいぶ長め。区間8はここまで。
新東名高速道路 レポート
下り線 区間6 下り線 区間7 →   下り線 区間8   → 下り線 区間9
14 浜松浜北 14-1 浜松SA/SIC 15 浜松いなさJCT 16 新城 17 岡崎東 1 豊田東JCT

関連ページ
 新東名高速道路 下り線 区間7 [浜松いなさJCT → 新城IC]
 2016年開通、ピッカピカの愛知区間にいざ突入。

 新東名高速道路 下り線 区間9 [岡崎東IC → 豊田東JCT]
 開業直後で賑わう岡崎SAを横目に、更に西へ。
 伊勢湾岸道・東海北陸道との結節点となった豊田東JCTが新東名の西端となる。


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 最終更新:16年3月27日