Description

 撮影日:
 2019年10月27日 東北道那須高原SA→北上江釣子IC

Report / Section.17
24 白石IC

 宮城県最初のIC、白石ICを通過する。

 大河原町、柴田町といったR4沿線の町へもこちらが便利。岩沼市となるとやや遠いので急ぐなら仙台南部道路から常磐道へ入ろう。

 白石IC通過後、すぐにハイウェイラジオ聴取区間となる。

 ここで300KPのスペシャルキロポスト。描かれているのは伊達政宗公と「宮城」の文字。距離がかすれて読みにくくなっているのできれいにしてほしいな…

 蔵王PA 3km
 菅生PA 19km

 休憩施設案内。蔵王、菅生とテンポ良く登場するが次の蔵王PAは無人エリア。菅生の次の泉PAも無人なので、お買い物やお食事は菅生で。

[E4東北道]仙台39km
[E48山形道]山形55km

 路線別の方面案内がはじめに登場する。

[ 25 ]村田11km
[ 26 ]村田JCT.14km

 続いて直近の分岐までの距離案内。村田ICまでは少し距離があるが、そこから村田JCTは近い。

 山形道分岐である村田JCTは整数の番号が付番されている。同じく整数がついているのは北上JCT、安代JCTである。これらのJCTは東北道全線開通(1987年)の頃に建設が進んでおり完成が見えていたので整数が付番されたと思われるが、同時期に開通した郡山JCTは枝番だったりする。なぜだろう?

 ほどなくして蔵王町に入る。カントリーサインに描かれているのは「蔵王のお釜」と呼ばれる火山湖。エコーラインの近くにある。

 秋の柔らかな日差しを受けながら、北上を続ける。

 逆走車は110番だそうです。事故る前に警察へ。

 蔵王PA 1km

 蔵王PA

 無人PAであることはわかっていたが国見が工事中で縮小されていたので気晴らしに寄ってみることにする。

蔵王PA

 トイレと自販機のみのPA。建物は建て替えられており新しい。

 園地はほとんどないが、ベンチぐらいは設置されている。駐車場から段差のないバリアフリー仕様なのもありがたい。寄ったはいいがほとんど紹介ポイントはない、以上。

 気を取り直して本線に戻る。

 松川 橋長174m

 蔵王町内を流れる川のようだ。この川の上流には遠刈田温泉という温泉街がある。

 「仙南・仙塩広域水道」という水道が並走して川を跨いでいる。

 ラジオ周波数表示。無理やりデジタル風の表現にしているあたりちょっと古めかしくて良い。

 東北放送は「TBC」と略される放送局で、テレビ放送においてはTBS系列のネットワークに含まれる。

 山形道は村田ICから2.7km先

 これも少し古めかしい図形表示。直進の方面が「仙台」ではなく「青森」なので、もしかしてここが「青森」表記の最南端?

 道の駅村田 4km
 菅生PA 12km

 PA案内を混ぜ込んだ道の駅の案内。ETC2.0に限り一旦退出しての利用が認められる(他は料金を打ち切られる)。

 緩やかなアップダウンを繰り返す。

 [ 25 ] 村田 2km

 図形案内。村田ICの次が村田JCTで、山形道が分岐する。ナンバリングだけ対応させてありますね。

 道の駅村田 IC出口より200m

 ETC2.0に限り料金打ち切りせずに一旦退出が認められる。

 ここでの乗り直し社会実験は2018年3月より行われていて、「村田ICを出て」「道の駅村田に立ち寄って」「1時間以内に」「村田ICから」「同方向に乗り直す」ことを条件に料金据え置きの調整を加えるといったものである。道の駅はICから近いため滞在時間はそれなりに確保できそうだ。

 村田 [ 25 ] 出口1km
 [E48山形道] [26]村田JCT 3.5km

 村田ICまで1km。接続国道の表記無し。村田町は最南端部をR4が通過するのみで町域に一般国道がほぼ通っていない。代わりに県道が多く走っておりひどく不便というわけではないが、R4のような幹線道路はない。考えられる広域利用は宮城r25岩沼蔵王線経由で岩沼・仙台空港に抜けるという裏道的なものがあるが、あまりメジャーな使い方とは言えないだろう。

 ここで村田町に入る。デザインは「布袋様」らしい。

 村田町中心部には「蔵の町並み」が保存されている(重伝建に指定)。布袋様は毎年10月に行われる「布袋まつり」にちなんだデザインだろう。

 (4) 村田 みやぎ蔵王 [ 25 ]出口500m
 [E48山形道][26]村田JCT 3km

 村田ICまで500m。蔵王と書いて「みやぎ」と読む。山形蔵王との区別を意識したものだろう。

 先述の通りR4は隣町の大河原町まで走ることとなるので要注意。蔵王町は白石ICよりこちらのほうが近いが、下り線利用の場合わざわざ折り返すことになるのでこれも要注意。なお、遠刈田温泉など蔵王連峰に近いエリアへは山形道宮城川崎ICを利用するという手もある。

 道の駅村田の利用案内。ETC2.0、使えたらいいんですけどね。

 ETC2.0のセットアップ数は累計で462万台(2019.12末)。増加ペースは一貫して年130万台程度のペースであり、着実に増えているが全体から見た割合はまだまだ小さい。

 (4) 村田 みやぎ蔵王 [ 25 ]出口

 村田IC案内標識。重伝建の町並みはインターチェンジから近く、道の駅から歩いて行くことも可能である(1時間の利用制限となると難しいが)。

25 村田IC

 村田IC出口。紅葉が綺麗だ。

 村田IC合流。

 どんぐり型の路線標識がこんなところにも。随分増えましたね。

[ 26 ] 村田JCT.2km
[E4東北道]仙台27km
[E48山形道]山形43km

 距離標識。村田から仙台は30分程度、山形も1時間はかからない。

 眺めの良い直線。そういえば福島以来直線区間ってなかったですよね。

 [ 26 ] 村田JCT 1km
 左へ:[E48山形道] 山形 酒田
 直進:[E4東北道]仙台 [E48仙台南部]石巻

 村田JCTまで1km。左端の標識以外ナンバリング対応の新しいものに更新されていた。

 山形道の方面表示に酒田が、そして仙台南部道路の表示には三陸道経由石巻の名前が!!

 情報表示。路線名がごちゃごちゃで読める気がしない。

 

 [ 26 ] 村田JCT 600m
 左へ:[E48山形道] 山形 酒田
 直進:[E4東北道]仙台 [E48仙台南部]石巻

 村田JCTまで600m。山形道酒田へは月山IC-湯殿山IC間が未開通のため、その部分だけR113を経由する必要がある。

 [ 26 ] 村田JCT 
 左へ:[E48山形道] 山形 酒田
 直進:[E4東北道]仙台 [E48仙台南部]石巻

 仙台南部道路はこの次の仙台南ICで分岐する。

仙台東部経由で三陸道に入ると、2020年2月現在、石巻を経て気仙沼市内の小泉海岸ICまでが供用されており、気仙沼以北も虫食い状態で開通区間が存在する。その建設は急ピッチで進んでおり、現在の予定でいくと2020年度内には八戸-仙台間の沿岸部が1本の高規格道路で結ばれるという壮大な計画が実現することとなる。

26 村田JCT

 山形自動車道山形・酒田方面はこちらから。内照式標識のようで更新されず残っている。東北道側の方面はもともと「盛岡」だったのを「石巻」に改めたことがわかる。

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最終更新:2020年2月13日