Description

 取材日:2021年4月11日

 毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影。
 今回は東京ICからの撮影。本当にありがとうございます。

Report / Section.1

 左折:[東名高速][ 1 ] 東京インター
 右折:首都高3号 [入口 307] 用賀 100m
    C1/東北道/湾岸線方面

 環八東京入口交差点。東名高速に入るにはここで左折する。2015年時点では左側の標識は内照式標識で「東京」表記だったが、いまは「東京インター」に統一された。

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首都高3号渋谷線 目次

9 新清水JCT

 そして左折すると、すぐに一般道とポールで仕切られ、その向こうに東名高速への入口が見える。

1 東京

 まさに高速道路の始まり感溢れるこの標識。とにかくでかい。そして、公団フォントが残っている。右側の「東名高速 横浜 静岡」表記は更新されたが、内容は概ねそのまま引き継がれた。

 日本のトップナンバーの高速道路、
 東名高速道路のレポートがここに始まる!!

 というわけで2車線のランプを登り、本線と同じ高さまで登る。

 東京ICは首都高速からの本線2車線に対し2車線のランプが合流した後、3車線の東名高速本線となる。一番左の車線は合流部を経て消滅するが、右側の車線は合流する必要が無い。

 [ 3 ]東名川崎6km
 [3-1]横浜青葉13km
 静岡市街165km

 ここで東名初の距離標識。次のインターは[ 3 ]東名川崎。

 開通以来ずっと欠番の[ 2 ]は東京外環道の東名JCT(仮)に付与されていることでほぼ間違いないが、東名-中央間の地盤沈下の発生により工事は2020年以来中断。肝心の開通がいつになるか全く読めない状態となってしまった。

 ハイウェイラジオ ここから

 早速ハイウェイラジオ区間が始まる。この標識は左側に縦型の文字表示が付属している。

 東名高速はほぼ全てのインターチェンジ間でハイウェイラジオ区間が設けられている。それだけ情報を流す意味がある道路なのだ。

 1.0km先工事合流車両あり

 2021年9月現在は中断されているが、東京外環の工事関係車両用の流出入口がこの先にある。

 工事車両合流点の前に工事車両の出口らしき分岐を通過する。

 航空写真で見ても将来的にそのままランプに転用されそうな場所にある。

 砧公園一帯を抜けて多摩川に近づく地点で、所要時間掲示板が現れる。追加インターやJCTも増えたがこの標識はそんなことお構いなしの顔をしている。撮影時は御殿場まで70分、特に異常なしのようである。

 多摩川を渡る。

 「橋長」表記は無し。橋梁上にも小型の街路灯が並んでいる光景は首都圏ならでは。

 多摩川に向かうカーブ部分に「外環道接続地点」の看板が立っている。2015年撮影時からずっとあったものだが、本当に外環が接続して撤去されるのはいつの日か。

 多摩川を渡り終えると神奈川県に入る。県を象徴するマークは「ヨットに乗る人」。完全に湘南海岸のイメージだが、東名から海は見えない。

 「好きです かわさき 愛の街」

 謎のキャッチフレーズ。この先、大和市や綾瀬市あたりでもこうしたアクの強い横断幕が現れる。

 住宅地の広がる丘陵地をカーブしながら貫いていく。

 料金所 1km

 内照式の古い標識がそのまま残されている。

 料金所500m 速度落せ

 徐々に車間が詰まってくるように感じるが、今回東京料金所を通過したときは特に渋滞もなく平和だった。

東京料金所

 東名東京料金所。非ETC車はここで通行券を受け取る。

 料金所もっと名前の目立つものだったが、最近改築されたようで白いスッキリとした外見になった。屋根上の「広域情報」を示す電光掲示板はフルカラーで、こうしてみると近未来的。

 料金所の通過直後、左側に向ヶ丘バスストップが設置されている。

 (246) 川崎 登戸 多摩
 [ 3 ] 出口 500mm

 料金所を過ぎてすぐに東名川崎ICの500m先予告標識。料金所があったので1km手前標識は設置されていない。

 (246) 川崎 登戸 多摩
 [ 3 ] 出口

東名川崎ICの出口案内標識。第三京浜の京浜川崎ICと区別するため名称には路線名を関しているが、出口標識では不要なので方面のみの表記。

 ICは尻手黒川道路に直結する。ICから東へ向かうと川崎、北へ向かえば登戸、西へ向かえば都県境を越えて多摩市に向かうが、この3つのラインナップどこに向かうにも東名川崎ICは不便である。基本的には近隣へのアクセスに使うインターだと思ったほうがいい。

3 東名川崎

 東名川崎ICの出口。先述の恵まれない道路接続もあって流出入は少ない。

 東名川崎ICを通過して少し走ると横浜市に入る。市町村標識のデザインは帆船がモチーフである。

 [3-1]横浜青葉5km
 [ 4 ]横浜町田11km
 静岡市街157km

 距離標識。横浜青葉まで5km、横浜町田まで11km。東名川崎と横浜町田のちょうど中間付近に横浜青葉ICが追加されたような形である。

 所要時間情報。かつては公団ゴシックだったがいつの間にか更新された。

 江田バスストップ

 東急田園都市線の江田駅・・・ではなくあざみ野駅が最寄りで、徒歩10分以上掛かる場所にある。上り線利用で首都高から引き続き東名が渋滞しているような場合はここでバスを下車してしまうのもありなのだが、駅から遠いのがネック。東名は江田駅のすぐ側を通るので、出来ればそうしてほしかったですね…。

 江田バスストップを通過する。

 東名間を走る多くの高速路線バスがここに停車する。バス停の上にそびえる「Jジャンボ」は株式会社ジャンボという会社の社屋らしい。イベントとか3Dプリンタとかいろんなことをする会社らしい。

 港北PA 3km
 海老名SA 20km
 中井PA 43km

 満車表示付きのSA/PA距離標識。大和トンネル渋滞が激しい時などは混雑するが、この時は港北と海老名は「空有」と余裕が有る模様。

 この先2km
 左へ:[K7 首都高][E83第三京浜]
 (246)横浜青葉 [3-1]出口
 直進:[E1東名]横浜町田 静岡

 他ではあまり見ないタイプの予告標識。次の標識もそうだが情報量が多く一瞬迷子になる。外環でもないのにNEXCO管理の道路の途中から首都高が分岐するというのも新鮮。

 [K7首都高][E83第三京浜]
 (246)横浜青葉 市ヶ尾
 [3-1] 出口1km

 ジャンクション標識とインターチェンジ標識を押し込みました的なレイアウト。直結するのは首都高で、第三京浜は首都高経由というのも知らないとちょっとしんどい…。

 港北PA 2km
 海老名SA 19km
 中井PA 42km

 再び満空表示付きの休憩施設案内。

 [K7首都高][E83第三京浜]
 (246)横浜青葉 市ヶ尾
 [3-1] 出口500m

 横浜青葉IC/JCT分岐まで500m。

 横浜青葉"IC"ではR246に直結する。方面表示の「市ヶ尾」はR246交点付近の地名であり、東急田園都市線の「市が尾」駅が設置されている。

 情報表示。撮影当時は西湘バイパス方面の通行止めについて繰り返し表示されていた。

 横浜青葉"JCT"では首都高K7横浜北西線に直結する。途中の出口なしで港北JCTにて第三京浜に、その後新横浜を経由して生麦でK1横羽線に接続する。東名から横浜市街へ向かうもう1つのルートとして機能するものの、ほとんどのパターンで首都高を走るK7経由は大幅に不利である。近隣移動を除けば使えそうなのはむしろ川崎市内の湾岸エリアと東名静岡方面の行き来ぐらい?

 [K7首都高][E83第三京浜]
 (246)横浜青葉 市ヶ尾
 [3-1] 出口

 横浜青葉IC/JCTの分岐が近づく。流石にジャンクションとあって分岐部も長く取られるようになり、しばらく4車線区間が続くようなレベルとなる。そして本線側に港北PAの標識まで現れる。情報量が多い・・・っ!

3-1横浜青葉IC/JCT

 横浜青葉IC/JCT。出口に向かうか首都高に向かうかはランプ側に分岐してから選択する。区間1はここまで! Next: 東名高速道路 区間2
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