r90旭川環状線はその名の通り旭川市の少し郊外を環状に結ぶ道路。郊外型店舗ともいえるロードサイド店舗が軒を連ねる一方、水田に囲まれており常に80kmくらいで流れている区間もあったり、国道バイパスとの重複区間もあったり、それなりにいろんな景色がある。

データ

  • 起点:旭川市神居2条1丁目(非新道R12交点)
  • 終点:旭川市忠和4条8丁目(起点交差点と同じ) 反時計回りに走ります。
  • 延長:21.6km
  • 沿線:JR緑が丘駅 JR西御料駅 旭川工業高校 旭川医科大学
      旭川凌雲高校 JR南永山駅 
      基本的に公共機関はあまりない。
  • 完走区間:全線(起点→終点) 10年8月13日


  • 御案内

     サイト開設当初から目標の一つとしてきたのがこの道道のレポートであり、実は4、5年前(要するに開設当初)からレポート分割や撮影の構想を練っていた。構想では3部構成となっていたが、新道との重複区間も(逆光であるが)撮影したのでそれを含めて4部構成としよう。

    北海道道90号旭川環状線、第1部 [起点→R237接続路交点]
     旭川市の西側、神居にある起点交差点から南進。数キロの直線と緩いカーブを経て美瑛川を渡り、家電量販店が目立つR237取り付け道路交差点までレポート。

    北海道道90号旭川環状線、第2部 [R237接続路交点→r140交点(旭川市豊岡14-6)]
     旭川医大前を通過し、ツインハープ橋で忠別川を渡った後今度は北に進路を取る。

    北海道道90号旭川環状線、第3部 [r140交点→旭川新道交点]
     牛朱別川、R39、宗谷本線、石狩川、R40の順に交差(一部は立体交差)し、旭川新道との丁字路まで。

    北海道道90号旭川環状線、第4部 [旭川新道重複区間→起終点(R12交点)]
     旭川新道との重複区間を軽くおさらいし、ちょっとだけ残る単独区間をレポートして環状線1周になる。

    レポート(第1部)

     r90起点/終点

     国道12号線との交差点。このアングルではすき家しか写ってないが、交差点の周りには他の店もちゃんとある。
     r90のルートを先に確認しておく。赤い目印が起終点で、そこから反時計回りに進んで元の場所に帰ってくる。ちょうどいい感じに旭川を囲っているのがわかるだろう。

    より大きな地図で 北海道道90号 旭川環状線 を表示
     これからはこういうスタイルで縦型ヘキサ、距離標識が道路上に現れる光景が何度か繰り返される。

     富良野 59km
     旭川空港 21km

     左に付いている標識曰く、旭山動物園まで19.5km。どれも遠いんです。
     神居地区の市街地をまっすぐ走る。
     r98交差点の予告標識。先程の起終点交差点〜次のr98交差点まで、実は重複している。
     ここで左に曲がると神楽経由で旭川駅方面です。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     神居2条11丁目

     右折・富澤
     直進・r90、R237方面 富良野 旭川空港
     左折・r98、旭川駅 神楽

     北海道のどこでも言えることだが、同じ交差点でも信号機の位置によって住所が違うので交差点名を決めにくい。旭川市中心部、さらに先の新橋・花咲町方面へは左折が近道。標識CGが拙いのはサイト作りの初期に作ったものをそのまま使っているため。

     富良野 57km
     旭川空港 19km

     先程の標識から2km進んだことになるが、旭山動物園までの距離は18kmと、1.5kmしか進んでない。これぞ、動物園の怪。旭山マジックってやつか(嘘。
     密度の低い市街地をまだまだ走る。東京どころか、札幌と比較してもスカスカですよ。
     市道交差点まで400mの予告標識。
     交差点注意 左に分離帯

     次に交差する市道はちょっと不憫な道路だと思う。
     動物園まで16.2km

     市道交差点。左に曲がると微妙な幅員減少のあと少し左に傾いた橋、平成大橋を渡る。歩道も左側にしかなく、4車線で通す前提で下流側の2車線分だけ作った後、もう半分は結局作られなかったことがもろにわかる橋である。完成時期はバブル崩壊明け。不憫かな。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     神居2条21丁目

     直進・r90、富良野 旭川空港
     左折・R237方面 神楽

     左折すると平成大橋の後国道237号交差点、さらに進むとr219新開旭川線となり中心部へ向かうのだがr219は平成大橋を通らず、国道237号と重複するルートを取っている。国道237号線自体は直進したあとの交差点から利用出来るので富良野・美瑛方面は直進すること。

     富良野 55km
     旭川空港 17km

     見事に2kmごと。画像に映り込みが多いことに気づいている方もいらっしゃるでしょうが、ここの鯖管理人でじ氏の運転で撮ってます。車が違うとフロントガラス周辺の状況も違って、写りこみしやすくなったりしにくくなったりします。
     ここからしばらく水田地帯の中を走ることになる。沿線には園芸品店があるくらいであとは農家。
     怪しい検知器があったりする。この区間は高速道路並みの速度(冬でも80くらい)で流れているが取締りもよく行われているので要注意。彼らは町内会館みたいな建物の陰に潜んでます。
     r219交差点の予告標識。信号があることを強調したいようだ。
     ここで久々にハンドルを切ることになる。写真、ピンぼけでごめんなさい。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名無し

     直進・r90、富良野 旭川空港
     左折・R237方面 西神楽

     R237を利用するならこの標識は無視して直進。その方が楽なはず。

     富良野 53km
     旭川空港 15km

     この標識を最後に距離標識の地名が変わる。
     再び案内標識。案内標識から先は雨紛大橋という橋で、美瑛川を渡る。先程と同様、信号機を強調したい仕様のようだ。橋のせいでこの先が見えないせいでもあるが。
     某家電量販店が目印のこの交差点。右折すると取り付け道路経由で国道237号線に接続している。

     第1部はここまで。続きは第2部。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名無し

     右折・取り付け道路経由R237、富良野 旭川空港
     直進・r90、R39方面 永山

     毎度毎度のことだが東光・豊岡は標識上ではたいていスルーの対象になる。確かに、住宅地とたまにスーパーがある程度だが。富良野や旭川空港は右折。ただし旭川空港は直進してもOK。

    関連するページ

    北海道道90号旭川環状線、第2部 [R237交点→r140交点(豊岡14-7)]
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     旭川〜札幌を結ぶ幹線道路。道中、29.2kmの実感なき日本最長の直線路を擁する。

    北海道道98号 旭川多度志線
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    最終更新:10年9月20日