取材日:2015年10月4日
撮影から公開まで5年以上の間が空いているものの、上り線ではそもそも案内標識が少なく、2021年時点の現況と大きくは変わらないだろう。
取材日:2015年10月4日
撮影から公開まで5年以上の間が空いているものの、上り線ではそもそも案内標識が少なく、2021年時点の現況と大きくは変わらないだろう。
この先250m
左へ:r2 天現寺橋 (C2)東北道方面
直進:R1 日本橋 桜田門
右へ:(2)都環
R1を馬込・横浜方面から都心方面へ走る途中、2号線への入口が近づく。
中央環状線から首都高に入りたい場合は標識の通り斜め左へ入り、山手通り沿いの五反田ランプから外回り線に入る。2号目黒線と中央環状線は接続していない点に注意したい。
戸越ランプ入口。銀座まで10km、北池袋まで20km、羽田までは21km。
羽田ランプへの一般道の最短経路は9km程度であるため、首都高だと道のりとしてはかなり遠回りである。なお、中央環状線五反田ランプも内回り線には接続していないため、湾岸線方面へのアクセスも結局都心環状を経由するか、一般道で直接乗り付けるしかなかったりする。
2号目黒線に入る。都心環状線以外の接続路線がないこともあり、交通量は非常に少ない。
このカーブの直下にR1からr2東京丸子横浜線に移る交差点がある。
荏原(えばら)ランプはr2中原街道側から目黒線に入る入り口である。
なお、都心環状線からの距離は荏原ランプの方が戸越ランプより僅差で長い上に、番号も荏原のほうが大きいので、むしろ荏原が終点なのではと思うほどだが、正式には戸越が終点である。
ここから先、写真の様にマンションやオフィスビルの立ち並ぶ町並みをひたすら駆け抜ける。
上り線は一ノ橋JCTまで出口が1箇所もないので、戸越から入ってしまうと最短でも都心環状線飯倉か芝公園まで出ることが出来ない。
この辺りまでのどこかで山手通りと中央環状線を跨いでいるはずである。山手通り以北では、2号目黒線と並走する道路がr418北品川四谷線に変わる。
高架道路とはいえアップダウンとカーブは多い。
上り坂になっていたのは山手線をまたぐためだったようだ。
2号目黒線は目黒駅と五反田駅の間でJR線の線路を跨いでいる。
山手線を跨いだ後は左カーブし、道路はやや西向きに向きを変える。
カーブし終えると、右側に木々の茂った森のような場所が現れる。
ここが、東京都庭園美術館と国立科学博物館付属自然教育園にあたる。2号目黒線は自然教育園の西縁をなぞるように走っている。
ここで、目黒ランプの入口合流。カーブの途中にあるため、車線変更は禁止されている。
正面に見える高層ビル群は恵比寿ビュータワー、恵比寿ガーデンテラス壱番館といった高層マンションと、高級ホテルであるウェスティンホテル、そして商業施設やオフィスの入る恵比寿ガーデンプレイスタワーなどである。
自然教育園の西縁をなぞる。首都高でも防音壁から頭を出すカラフルなビルと沿道の緑はこの地域のイメージに近いものだと思う。
ところで、目黒ランプはJR目黒駅に近いことからつけられた名称と思われるが、当の目黒駅も目黒ランプも目黒区内には存在せず、目黒線は目黒区を通っていない。
料金所 250m
ここまで料金所を全く通過せずに走ってきたのだが、目黒線では目黒ランプ合流後に料金所が待ち構える。
ここで本線料金所を通過する。
ETC通行の場合は各ランプの入口で入場判定を行っているので、きちんと各ランプからの距離に応じた料金計算がされている。そうなるとほとんど一般車の利用料金を取るための料金所みたいなものですよね。
白金料金所を通過し、都心環状線に向けて更に走り進める。
目の前に立つ黄色いビルが目を引く。
前方のカーブから先は明治通りと並走して東西に走る区間となる。周辺は白金や南麻布といった高級住宅地で、各国の大使館が多く立地するのも特徴だ。
天現寺ランプの入口ランプが合流する。
r416明治通りの東行き車線から接続する。JR恵比寿駅や地下鉄広尾駅周辺からのアクセスに有利である。
明治通り沿いのビルを左脇に眺めながらまだまだ走る。この辺りでは、2号目黒線は古川の上を走っている。
古川は渋谷川の下流部を指す河川名で、渋谷川との境界はr418と明治通りの交点付近にある天現寺橋である。
古川の流れに沿って一気に90度ほどカーブし、北へと向きを変える。
カーブの直下には古川橋という橋が架かっている。鉄道駅でいうと地下鉄線の白金高輪駅の近くで、橋の上を通るのはr415/麻布通りである。
1km先分岐
左へ:(C1)北池袋 新宿
右へ:(C1)湾岸線 銀座
一ノ橋JCTの1km手前予告標識。ルートマーカーが大量にあってわかりにくい・・・。
首都高速1号線から6号線(+8号線も一応)は反時計回りに番号順に都心環状線に接続している。2号線一ノ橋JCTから都心環状線内回りを選べば次は浜崎橋JCTで1号羽田線に接続するし、外回りなら谷町JCTで3号渋谷線に接続する。
古川の上を北向きに走る。前方には東京タワーを割と大きく眺めることが出来る。
500m先分岐
左へ:(C1)北池袋 新宿
右へ:(C1)湾岸線 銀座
500m手前標識。1km手前標識と内容は同じ。この先の分岐では両車線ともランプに直結するので、車線選択は早めにしておこう。なお、都心環状線は完全な環状であるので、反対側となる竹橋JCT→5号線は必要に応じて内回り線経由でアクセスしてもよいだろう。
なお、この標識はGoogleストリートビューにて2020年3月の様子を確認したところまだヒラギノ使用のものに更新されていなかった。優先度が低い路線であることは間違いなさそうだがいずれは更新されるはずである、もうしばらく様子見したい。
一ノ橋JCTを手前に車線変更禁止となる。これよりも手前で内回り線と外回り線を選択しておく必要がある。
左へ:(C1)北池袋 新宿
右へ:(C1)湾岸線 銀座
都心環状線へ接続するジャンクション。2号目黒線はここまで。
都心環状線外回りを目指してランプを下る。
都心環状線内回りへの合流。二重高架の下で薄暗い場所にあり、カーブしながら合流する上に、付加車線を150m走るとそのまま出口に入ってしまうという首都高らしい構造。運転にはかなり気を遣う。
2号目黒線のレポートはここまで。