室蘭インターから一続きになっている道道や自動車専用道は順に、r127室蘭インター線、R37白鳥新道、r699室蘭港線、そしてR36室蘭新道である。今回はそのルートの一番最初、r127室蘭インター線をレポートしよう。

データ
  • 起点 室蘭市陣屋町3丁目(R37交点)
  • 終点 室蘭市崎守町(r107交点・道央道室蘭IC)
  • 延長 2.6km
  • 沿線施設 道央道室蘭IC 白鳥大橋 他
  • 完走区間 終点→R37白鳥新道交点 攻略日 06年8月14日
  • 白鳥新道交差点〜起点間の距離はわずかで、今回のレポートではこの道道の殆どの距離を走っている。
  • レポート
     道央道室蘭IC料金所。ここで札幌南(或いは乗ったインター)からの料金を払い、高速道路を抜けます。
     r127終点交差点

     交差点の向こう側からr127は始まります。解説は下。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     室蘭市崎守町

     直進・長万部 伊達
     直進・本輪西 室蘭市街
     左折・登別 東室蘭

     インターチェンジ出口の後に設置されている案内標識は高速ゴシックで書かれているものも数多い。札幌IC出口にある案内標識も、高速ゴシックで書かれた独特なものだ。r127は直進し白鳥大橋経由で本輪西・室蘭市街方面に出る。

     ヘキサは交差点の先に設置されています。道の駅「みたら室蘭」までは7km。この先は下り坂が続きます。よって追い越し禁止なのでしょうね。
     カーブの途中でこのようなシェルターが。風雪対策だと思いますが用途ははっきりしません。
     室蘭の市街地に向かっているとはなかなか想像のしがたいこの景色。勿論下り坂です。
     高架の次は、切り通しですねぇ。山の方にある道央道の室蘭ICから海岸へと下っていくため構造物が多いです。トンネルは無いですけどね。
     陣屋ランプ
     正式名称はわかりません。とりあえず立体交差になっていて、ここで降りると民俗資料館があるようです。
     遠くに見える煙突はおそらく石油の精製所の煙突でしょう。
     インターチェンジからずっと続く下り坂。白鳥新道入口が近づいてきました。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     白鳥大橋

     図の標識は予告標識を利用したもの

     右折・(R37)、長万部 伊達
     直進・(r127)、苫小牧 東室蘭駅
     左折・(R37)、室蘭駅 白鳥大橋

     白鳥新道は左折。信号機と関係なく合流できる。直進するとr127の起点を迎え、R37の苫小牧・東室蘭方面へ向かう。右折するとR37・非新道と合流し、長万部・伊達方面へ。

     白鳥新道入口
     信号に関係なく左へ折れれば白鳥新道。すぐに白鳥大橋に入り、海を渡ります。また、r127の続きは直進。そのまま下っていくとR37に接続します。
     道道の途中から見えた煙突は右前方のすぐ近くにありますね。

    感想
     カーブの多い線形と海岸からひたすら上る坂の連続。主要道道であることも手伝ってr127は上川管内で取材してきた非常に短いインター線とは全く違う道道である。大型車には少々手荒な歓迎にも思えるが、確かに交通量はさほど多くなかった。
     また、この道道では途中からずっと煙突が空に顔を出している(恥ずかしながら、取材当時はこれを白鳥大橋の一部だと思っていた)。新日本石油の製油所の煙突である。旭川で見られる煙突は製紙工場の煙突程度。このような工業の街を思わせる風景も新鮮であった。

    関連するページ
    道央自動車道
     現在は札幌以北を公開。いずれ札幌以南にも進出するだろう。

    国道37号白鳥新道
     レポート最後の交差点で左折。海と空の青に映える白い橋、それが白鳥大橋だ。

    一般道道699号室蘭港線
     方向性の見えない白鳥新道2期区間。白鳥新道と室蘭新道のパイプ役を果たすのがこの道道。


    都道府県道レポート一覧へ戻る
    蒼の街道トップページへ戻る


    最終更新:07年10月6日