2015年6月、ちょうど夏至の頃。4ヶ月越しの計画通り、レンタカーを借り、あーさー氏と男2人で道北を好きなだけ走るというちょっと変わった休日を過ごしてきた。1日目の目的地天塩に向かう道中、「ごく簡単な」寄り道として撮影することにしたのが、こちらの風連停車場線である。
Information
路線: 北海道道328号 風連停車場線
起点:名寄市風連町本町(JR風連駅前)
終点:名寄市風連町本町(R40/r729交点)
延長:71m(実延長)
沿線:JR風連駅 風連地区中心部
走行:全線(終点→起点) 2015年6月20日撮影
Report 1/1
 左折:r729 朱鞠内
 直進:R40/R239 稚内 名寄 名寄美深道路
 右折:r328 風連駅

 風連市街を名寄・音威子府方向に向かって走行中のワンシーン。次の信号交差点で右折したところにあるのが、今回レポートするr328風連停車場線だ。

 しかしこの素っ気無い感じの超幅広2車線路、道内の町村部中心部にはよくあるのだがこうして改めて走ってみると、結構懐かしい。
 レポートの前に、r328のルート図をGooglemapから掲載しておこう。自由に操作できるようにしてあるので、例の如く風連の位置確認などに使うもよし。

 道道328号終点

 コンビニ(元は商店だったのかも?)とか農協とかガソリンスタンドとか何やらといった中心機能が集積する典型的な駅前通り交差点。交差点に路線番号案内標識こと「そとば」標識は見つからなかったが、r328はここで右へ。
 停車場線の(ほぼ)全景。奥に見える建物がJR風連駅の駅舎だ。
 他の写真を見ると、この路線には路線番号を示す標識は一切設置されている様子が無いのだが、こういう時は街路灯の支柱を見ると道道である証拠が見つかることがある。

 上段の番号「3328」とはr328の管理番号である。北海道道の管理番号は主要道道で+1000、一般道道で+3000である。

 道道328号起点

 画面下部、白線が切れるところがr328の起点となる。正面に見える駅舎はいかにもJR発足時建て替えた無人駅ですよーという、よくある形で、その右に公衆トイレ。普通過ぎる・・・
 当時は列車の到着待ちか、駅舎内に高校生が多数いたので駅舎内の写真は撮影せず。

 風連駅敷地に入り、駅名票を撮影した。駅番号はW46。札幌から45駅、旭川から18駅。
 駅構内の様子。2面2線の千鳥式ホームで、ホーム間の移動は一番奥に見える跨線橋を使う(手前の跨線橋は鉄道敷地自体を跨ぐ跨線橋)。風連には全ての快速「なよろ」と普通列車が停車する他、特急列車の交換にも使われるという。
Impressions
 風連駅もさることながら、この停車場線、これといった特徴がない

 今回のレポートで注目して欲しいのは、標識はなかったけど東京の都道みたく街路灯の番号に路線番号ちゃんと書いてありましたよーということぐらいか。ちなみに、橙地に黒字で管理番号ごと書いてあるこのスタイルは道内に普遍的に存在するわけではない。

 2015年6月の北海道旅で宗谷本線の他の駅に繋がる停車場線も走行したので、既に公開したものなどと比較して、宗谷本線内での雰囲気の違いを感じ取る資料の1つとして今後もこの手のレポートをお楽しみにしていただきたい。

Links
 特になし。


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最終更新日:15年6月30日