Description

 取材日:2018年5月20日
 日高道日高厚賀IC⇔苫小牧東IC(往復)

 新規開通区間走行からの往復全線撮影。
 上り線は途中で日陰に、下り線は夕方で順光がきついという難点はあるが概ね好条件に恵まれた。

Report / Section.11
8 日高厚賀IC

 r208比宇厚賀停車場線を厚賀市街から起点へ向かって走る途中。R235からは2kmほど入ったところにある。

 2018年6月現在浦河方面は未開通で、次の新冠ICまではトンネル工事などが進んでおり、その次静内ICまでは事業中とのことだが開通時期は未定。

 ピッカピカの入口から、いざ日高道へ!

 自動車専用道を示す進入禁止の類いの標識の仕様は全く変わらない。何となく分かるけど意外と視認性が悪い。

 分岐部は札幌・苫小牧方面のみ標識が設置されている。英字フォントが最新のVialogっぽいが、和文フォントはどっち・・・?

 なお、これ以外の標識はすべて従来のフォントタイプで変わらない(確かゴナ+Helveticaだったかな)。

 ランプから本線へ上がる。合流部は建設されているが、もちろんここで本線を走ってくる車はなく、きちんとバリケードもされている。

 本線に入る。制限速度はいつもどおりの70km/hで、これもお馴染みのものだ。

 この先のトンネルを前に、管理用道路が分岐している。

 ご丁寧に「ここからは おりられません」という標識付きなのだが、それならちゃんと塞げよと思うのは私だけだろうか。日高厚賀ICから数百mなので降りようとする人は少ないだろうが、構造的に確かに紛らわしい。

 トンネル情報。特に表示はない。

 厚賀トンネル 長さ1239m

 山岳というよりは丘陵地をくぐるようなトンネル。
 トンネルの直上は森林ではなく牧草地で、採草地あるいは牛馬を放牧して利用されている。

 トンネル内は片勾配で、トンネルを抜けても尚上り坂が続く。

 日高厚賀ICまでの区間では先程の厚賀トンネルが最も長いトンネルであった。この先鵡川まで、日高道は放牧風景を横目に丘陵地帯でのアップダウンを繰り返す。

 [ 6 ]日高富川18km
 [13-1]鵡川30km
 苫小牧64km

 距離標識。IC番号7番の日高門別ICは苫小牧方面のみのハーフインターであるため、静内方面からの出口は存在せず、距離標識でもすっ飛ばされている。

 周囲を見渡すことなく下り坂に転じる。ここは開通間もない区間、法面の植栽はCGといわれても疑えないレベルのきれいな緑。

 追越車線 2km先

 次の追越車線はもう1度アップダウンしてから。日高道は比較的アップダウンの少ない道路であるが、ここ最近開通した区間ではインターチェンジと追越車線がずれているのがトレンドである。

 この辺りまできちんと中央分離帯が設置されており安心感がある。

 一通り下り坂を走ったところで賀張川を渡る。

 ちなみに日高厚賀ICの「厚賀」は1909年の旧門別村設置まで存在した「厚別」村と「賀張」村の頭文字を合わせた合成地名である(1924年、厚別と賀張の境界付近に駅が開業。現厚賀駅。)どちらの地名も字名・河川名として残っている。

 今度はトンネルをくぐることなく開削区間で丘陵を容赦なく走り抜ける。法面植栽の定着具合には若干ムラが有るようだ。

 追越車線 長さ1000m

 上り坂の途中で追越車線となる。部分的にだが道路照明も設置されている。

 車線数が違うぐらいで同じような光景を繰り返す丘陵アップダウン。

 あっさり2車線路に戻る。1000mの追越車線はあまり長くない。

 この先対面通行

 次の丘まで道路は一直線に走る。周囲に広がるのは放牧地で、時折競走馬がのんびりと草を食む光景が見られる。

 慶能舞川を渡る。個人的にかっこいい当て字だと思う。

 ケノマイ(ken-oma-i:ヒルガオの根のあるところ/川)はアイヌ語由来。現清畠駅は1944年まで慶能舞駅の名称が使われていた。

 青空に向かって開削区間一直線。

 まだまだ青空に向かって一直線。

 頂点付近には車両検知器らしき機械が設置されている。速度取締ではないと思うが、なんだろう。

 下り坂の途中で農道をくぐるカルバート。この区間は丘陵地も放牧地として利用されているためなのか、農道とクロスする回数は結構多い。

 [6]苫小牧東へ 50km

 50kmのスペシャルキロポスト。ついに日高道にも設置された!

 6という番号が紛らわしいが、苫小牧東IC、道央道との分岐を指している。

トンネル情報

 豊郷トンネル 長さ751m

 日高道2番めのトンネル、豊郷トンネルに入る。このトンネルも牧草地として利用されている丘陵をくぐるものだ。

 トンネル内はこれでもかというほどシンプル。照明は多くない。

 トンネルを潜ると再び競走馬牧場を望む緩やかな区間。この辺りも車窓からは時々馬が見える。

 47KP。日高門別ICまではもう少し。

 追越車線 2km先

 日高門別川を渡る橋。

 旧門別町市街地の横を流れる川で、流域は森林と牧場地帯。川を渡ってすぐに、日高門別IC接続道道であるr351正和紋別停車場線をまたぐ。

7 日高門別IC

 苫小牧方面のみのハーフインターで、日高厚賀からの出口は無い。日高門別ICは追加ICというわけではない(建設事業も門別が境目である)のだが、川に近いという地形上の都合や利用量の観点から見てハーフICとしたのだろう。

 これまでと変わらない風景が続くが、日高門別-日高富川間は開通から6年経っておりピカピカさは失われている。

 [ 6 ]日高富川4km
 [ 5 ]鵡川16km
 苫小牧50km

 追越車線の途中に距離標識。

 次の日高富川まで4kmとIC間隔は短いが、R237と接続しており日高富川のほうが重要度は高いインターチェンジである。

 4車線の上り坂。これまで追越車線はことごとく丘陵を越える法面区間にあった。

 追越車線は1km程度で終了する。前の大型車、積荷がないおかげでビュンビュン飛ばす。

 下りつつ対面通行に戻っていく。

 [ 6 ] 日高富川 2km

 ここまで走ってはじめての予告標識。

 (235)(237)
 日高富川 日高 [ 6 ] 出口1.4km

 1km予告標識はちょっと変則的な位置に設置されている。「日高富川 日高」という妙な方面表示は、前者がIC名、後者が山間部に入った日高町(旧日高町)を示している。

 せっかくなので現日高町の説明をしておこう。日高町は2006年、海沿いの旧門別町と山間部の旧日高町の新設合併により誕生した自治体である。・・・のだが、実は日高と門別の旧2町は隣接していない。両町の間にある平取町が合併協議から抜けた結果の合併なのだが、60km離れた両町が同じ町になっていると色々ややこしい。

 気象計。気温18度、清々しい初夏の陽気。

 日高富川ICを手前に沙流川を渡る。日高町、平取町を縦貫する河川で、中下流ではR237と、上流域ではR274と並走している。

 この橋からも、沙流川の両岸に牧場の広がる風景が見える。

 (235)(237)
 日高富川 日高 [ 6 ] 出口500m

 なお、現日高町の町役場は旧門別町域にある。自治体名を指すと役場/役所の所在地を指すというルールに従えば「日高」は旧門別町域を表すのだが、そうなると旧日高町域を案内する表現に困ることになる(旧日高などが考えられるが・・・)。

 そういう事情もあってか、一般道の道路上では旧日高町は「日高」、旧門別町については「門別本町」という表記が採用されている。

 道路情報版。「事故多発 速度落せ」の文字。

 (235)(237)
 日高富川 日高 [ 6 ] 出口

 平取はこちらから。500m、1.4kmの予告標識で「↑平取」という表現があったが、個人的に直進矢印は要らないと思う。

6 日高富川IC

 出口分岐。ICから海へ向かえば富川地区だが、山へ向かえば平取・旧日高町へ、そこから更に占冠・日勝峠へ向かう重要な結節点。区間4はここまで。

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最終更新:2018年6月16日