Description

 取材日:2019年5月26日
 南九州道水俣IC→九州道鳥栖JCT.

 撮影日は5月にしては異例の高温に見舞われた日。
 南国の太陽は高度が高すぎてダッシュボードは常に灼熱状態。各SAPA停車で車載カメラを動かしては冷却しての繰り返しだった。

Report / Section.11
  芦北IC

 芦北町はこちらから。道の駅「芦北でこぽん」がインターチェンジのすぐ近くにある。

 芦北ICは海風が吹き込むのか、横風注意の警戒標識。

 トンネル情報。相変わらずの国交省仕様。なぜか温度計が設置されていて、路温37℃とのこと。

 花岡トンネル 長さ490m

 ここからは公団フォントの標識が主となる。

 北海道開発局は公団フォントを採用していないため、NEXCO管理区間でもないのに公団フォントが見られる国交省区間はああ結構美味しいなと思ったりするわけです。

 乙千屋トンネル 長さ170m

 トンネルを抜けると人家も見当たらない山の中。

 新佐敷トンネル 長さ2920m

 トンネル内は蛍光灯標識がメイン。代わり映えしない2920mが延々と続く。

 トンネルを抜けると結構高いところを通っているのがわかる。

 左側にちょろっと八代海が見える。

 このあたりでは急峻な山地が海に沈み込む海岸風景に加え、対岸には天草の島々も見渡すことができる・・・のだが、海が見える区間はあまりに短いのが残念。

 (3) 田浦 [  ] 出口2km

 これも2km標識・・・だよね?

 道の駅たのうら 1.5km

 本線上に案内標識が設置されている。芦北でこぽんのときと同様に、道の駅は田浦ICのすぐ近くに立地している。

 (3) 田浦 [  ] 出口1km

 田浦ICまで1km。交通量結構あるし流れ遅いよなあ。

 (3) 田浦 [  ] 出口

 芦北町田浦エリアの最寄りIC。接続国道は直接接続するR3のみ。広域利用は芦北ICや日奈久ICのほうが有利だが、R3→二見エリアから県道というルート取りで球磨川沿いに抜けることも可能。日奈久からの県道より比較的走りやすそうなので抜け道としての価値はなくはない?

  田浦IC

 暫定2車線区間にインターチェンジが設置されているのだが、ポールで区切られたスペースも使えば追越車線作れそうだよね。

 合流。暫定2車線だとちょっとヒヤッとするなぁ。

 毎度おなじみナンバリング標識。

 新赤松トンネル 長さ2140m

 これまでの区間より更に設備類が年季を帯びてくる。

 トンネル内の雰囲気は先程の新佐敷トンネルとほぼ同じ。

 トンネル内で芦北町から八代市に入っている。

 追越車線 1.3km先

 初夏の日差しが眩しい山林区間。この日は風も吹いていたので木々が揺れてます。

 橋梁。周囲は山林がほとんどだが併走するR3沿いには民家もあるし、傾斜地に頑張って田畑だって作られている。

 長い下り坂 速度注意

 追越車線は緩やかな下り坂となっている。走行車線側もスピードつくので抜かしにくい…

 ここの追越車線はあまり長くないようだった。

 ここでトンネル情報・・・ではなく南九州自動車道の情報表示。あれっ、今走っているのも南九州道だよね!?

 ここまで露骨に仕様が違うと皆様もおわかりだろうが、この先のNEXCO区間に対応したものである。

橋梁からは山間に広がる集落を一望できる。きれいな田舎って感じ。

 [ 2 ] 日奈久 2.2km
 直進は有料

 「八代JCTより人吉方面へは行けません」と追記。「直進は有料」という表現もどちらかというとユーザー寄りでわかりやすい!?

 二見トンネル 長さ1940m

 有料分岐 1100m

 「有料分岐」という表現が使われている。とにかく金を取ることを強調するスタンス。

 [ 2 ] 日奈久 出口1km

 有料分岐の標識と隣接して案内標識が設置されている。500m手前標識もトンネル内に設置されているが、いかんせん光りもしなければ反射も大したことないので読みにくい。

 日奈久IC出口手前。「直進は有料」が再登場。

 トンネル直後であることと「直進は有料」が設置されていることから、日奈久IC上りには通常スタイルの案内標識が設置されていない。ここから有料であることはよーくわかったが、肝心のIC名があまり伝わってこない。

2 日奈久IC

 無料区間最終出口の文字がきっちりと詰め込まれている。本線側は「ここから有料」とはっきり書かれている。

 接続国道はR3で、有料区間を回避して八代に向かう場合に加え、そうでなくても日奈久温泉はこちらで下りるのが最寄りとなる。なお、県道をうねうねと登って山を越えれば肥薩線葉木駅のあたりに出ることができるが、地図で見る限り険しい道なので使い勝手は悪そうである。

 ここから 西日本高速道路(株)管理区域

 我々道路クラスタにはありがたがられる「管理境界」。区間11はここまで!

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最終更新:2019年7月4日