Description

 取材日:2020年11月2日
 今回の撮影もまた、「道の旅に出かけよう!」管理人のかっしー様にご協力いただいた。本当にありがとうございます。

Report / Section.1

 1km先分岐
 直進:(K7) [E1]東名
 右へ:[E83]第三京浜 横浜港北[出口757]

 K7横浜北線下りを走行中。トンネルを抜けると、横浜港北JCTが近づいてくる。

Prev: K7横浜北線 区間1
生麦JCT→横浜港北JCT

 明かり区間は二重高架になっているが、圧迫感はなく暗く感じることもない。第三京浜道路方面の情報表示が架設されていても十分な高さがある。

 500m先分岐
 直進:(K7) [E1]東名
 右へ:[E83]第三京浜 横浜港北[出口757]

 横浜港北出口は2020年3月の北西線開通に伴って供用された。

 トンネル内にある新横浜出口と近い位置にはあるが、仲町台、センタ―南・北といった都筑区エリア、緑区内の鴨居・中山といったエリアへはこちらが便利である。

 500m先分岐
 直進:(K7) [E1]東名
 右へ:[E83]第三京浜 横浜港北[出口757]

 横浜港北JCTが近づいてくる。地上を走る第三京浜道路と横浜北線/北西線の4方向フルJCTで、首都高からは横浜港北ランプ、第三京浜からは港北ICで一般道と行き来できる。

横浜港北JCT

 第三京浜・横浜港北出口は右側の赤い舗装のランプへ入る。

 第三京浜道路に入った場合、都筑IC、あるいは羽沢ICで一般道と出入り可能になる。そもそも横浜港北出口/港北IC付近にも大規模商業施設があるので、この辺はインターチェンジが多ければ多いだけ便利である。

Next: 中央環状線 区間4内回り
堀切JCT → 江北JCT

 トンネル用信号が現れる。また長大トンネルですね…。

757横浜港北

 北西線のルートマーカーが現れる。撮影地点から400m先になるが、右側を走るランプから更に出口ランプが分岐している。

 このランプが出来る以前は横浜港北JCTでの一般道との行き来が出来なかったため、新横浜ランプが代わりとなっていた。

 上り線の脇、もう一段高い位置をランプが並走している。横浜港北ジャンクションは掲載した写真では伝えきれないほど立体的な構造をしており、非常に面白い。

 左側に横浜港北料金所が見える。

 この料金所は、第三京浜道路港北ICを通過してきた車と、一般道入口から入ってきた車の両方が通過する。なお、首都高横浜港北ランプの一般道入口は第三京浜道路港北ICとは別の場所にある。既存の港北IC入口からは首都高を利用できないので気をつけよう。

Link:
横浜港北JCT・横浜港北出入口:ご利用案内:横浜北西線(首都高株式会社)

 入口ランプからの合流を終えると、再びルートマーカーが現れる。こまめに教えてくれるのはありがたいですね。

 高架区間がそのまま丘陵に突っ込む形でトンネルとなる。改めてトンネル用信号が現れる。

 横浜北西トンネル 長さ4100m

 横浜北西線の目玉とも言える構造物、横浜北西トンネルに入る。

 なお、このトンネルは危険物積載車両通行禁止である。長さ4,100mと北線の横浜北トンネル(下り線5,950m)より短く5kmを切っているものの、横浜青葉寄りに鶴見川の下を通る地点があり、水底トンネル扱いとなっているためである。

 トンネル内は緩やかにカーブしている。

 注目したいのは画面左下の非常口で、扉ではなく「滑り台式」で避難坑に滑って避難するようになっている。

 トンネル内情報表示。情報のないときは「すべり台式非常口」であることを案内している。

 すべり台式の非常口は北線のトンネルで初めて採用された。使用方法については大黒PAにVRで教えてくれる施設があるらしい。

 1.5km先分岐
 本線:別料金[E1]東名 1.5km  右へ:横浜青葉[出口759]

 1.5km手前から横浜青葉ジャンクションの案内標識が登場する。

 所要時間表示。海老名JCTまで40分、東名東京まで15分。

 東名東京までの所要時間が短いのは嬉しいのだが、K7→東名→3号という利用パターンは料金面であまり美味しくない。例えばK7横浜港北→C2西池袋は東名経由だと36.9km1,700円だが、首都高経由では44.6km1,320円となる。

 この先横浜青葉出口は右車線へ。

 横浜青葉ランプでは東名横浜青葉ICと合流してR246に直結する。神奈川r12横浜上麻生線にも近く、柿生方面にも便利である。

 400m先分岐
 本線:別料金[E1]東名
 右へ:横浜青葉[出口759]

 横浜北西トンネルの出口を直前にして400m手前標識が現れる。

 本線:別料金[E1]東名
 右へ:横浜青葉[出口759]

 国道246号、市ヶ尾、藤が丘はこちらから。

 左端の補助標識に「東名利用首都高追加料金」という現金車向けの記載がある。これは、横浜北西線と東名を連続利用した場合に限り、距離制の上限料金が引き上げられるという措置があるため追加料金が発生するものである。具体的には、首都高単独の現金料金(上限料金)1,320円に対し東名直通時の最大料金1,800円との差額、480円が徴収される。

759横浜青葉

 今回は東名には接続せず、ここ横浜青葉ランプで一般道に抜けることにする。

 このような追加料金を課すのは、3号渋谷線経由の料金とK7北西線経由の料金を同レベルにして、必要以上の通過交通を抑えるという意図によるものである。

横浜青葉本線料金所

 東名に向かう場合はここで首都高の料金を精算し、東名の入場記録をつける。

3-1横浜青葉JCT

 本線側の分岐標識が見える。首都高を出てすぐに静岡の文字を見られるというのは楽しい。

 横浜青葉JCTは横浜青葉にランプを追加するような形で建設された。東名、首都高、一般道をそれぞれ行き来する事ができるので実質4方向ジャンクションのような形状をしており、首都高から東名に向かうランプは横浜青葉ICの入口ランプと合流して東名本線に入る。

Next: 東名高速道路 区間2
横浜青葉 → 海老名JCT

 出口行きランプは一段と高さを増し、既存の横浜青葉ICのランプと東名の本線の両方を跨いでいく。

 東名本線を跨いだ後は急坂が待ち受ける。

 坂を下ると、横浜青葉IC料金所のすぐ横を通り抜ける。なんか料金所をぶった切って首都高からの通路通しましたみたいなやっつけ感がたまらない。

3-1横浜青葉IC

 横浜青葉IC料金所の横を通過する。

 一般道から首都高に入る場合は画面右側の東名への料金所の横をスルーし、東名からのランプと合流してから本線料金所を通過する。これもやはり抜け道感のある構造である。

 横浜青葉IC料金所を出てきた車と合流して、ようやく一般道の方面選択に移る。

 右側を選ぶとR246本線に直結するが、すぐ東隣にある市ヶ尾交差点(r12交点)を立体交差で通り越してしまうため、r12/柿生方面に出るには左側を選んで付近の市道に出た後、右左折してR246側道に入るルートを選ぶ。

一般道出口

 一般道への出口には「高速出口」と大きく書かれた標識が備え付けられていた。横浜北西線のレポートはこれにて終わり。お疲れさまでした。

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横浜青葉 → 海老名JCT