Description

 撮影日:
 2018年10月20日 東北道川口JCT.→東北道郡山IC
 2019年10月27日 東北道那須高原SA→北上江釣子IC

 この道路はTwitter上のフォロワー、片喰さんとご一緒に撮影しております。
 ご同行ありがとうございました!

Report / Section.11
14 白河IC

 白河市はもちろん、西郷村もこちらが最寄りである。

 「ゆとりで走ろう」

 こういう文言、東北道では時々見かける。

 那須高原SA-福島JCTのレポートでは2018年撮影と2019年撮影の2つの写真を混ぜている。区間11では曇天が2018年撮影、晴れていてやや色彩が強いのが2019年撮影である。

 白河ICからの合流。意外とカーブがきつい。

 次のPまで8km

 次のPAは福島県最初のPA、阿武隈PAとなる。那須高原SAからの距離は18kmほどで、標準的な間隔と言える。

 西郷バスストップを通過する。

[14-1]白河中央5km
[ 15]矢吹15km
[ 146]須賀川27km
 福島90km

 距離標識。福島までは90km。どちらかというと郡山までの距離を知りたいと感じるのは変かな?

 ラジオ放送の周波数。県境近くでたまに見る標識だが、これは随分古く、赤い字がすっかり色褪せてしまっている。

 郡山局からの周波数はNHK第一が846kHz、ラジオ福島が1098kHzとなる。

 阿武隈川 橋長???m

 ここで東北太平洋側を流れる河川、阿武隈川を渡る。

 阿武隈川は福島、宮城の2県を流れる一級河川水系の本流で、流路長239kmは東北では北上川に次ぐ長い川である。

 自動速度取締機設置路線

 この先どこかにあるみたいです。

 [14-1] 白河中央 2km

 (294)白河中央 [14-1] 出口500m

 白河中央SICの予告標識。

 標識が全て公団ゴシックであることからおわかりかと思うが、白河中央SICは歴史が長い方で、2009年8月に供用開始された。バス停位置を改修してできた本線直結型のSICで、こうした作りは開通当初非常に珍しく全国でも2例目であった(全国初は水戸北SIC)。

 (294)白河中央 [14-1] 出口

 白河中央SICの案内標識。

 R294に直接接続し、白河市街の東側(JR白河駅など)に近い。下り線は天栄村、猪苗代湖南側といったR294沿線へのアクセスに有利で、上り線だとR289経由棚倉方面への利用が有利に思われる。

14-1 白河中央SIC

 ETC専用のSIC。この位置にはバス停が存在したが現在は存在しない。

 白河中央SICの合流。ガードレールがすぐ途切れる簡易的な作りでちょっと高速道路っぽくないですよね。

 阿武隈PA 1.7km
 鏡石PA 17km

 次のPA、阿武隈PAまでもう少し。その次の鏡石PAにはETC出口が併設している。

 阿武隈PA 1km

 チェーン脱着も出来る仕様。筆者も何度かJRで東北を北上したが、白河の関を越えると積雪しはじめる、という経験がたしかにある。

 阿武隈PA 300m

 阿武隈PA

 福島県に入って最初のPA。東北に入っていきなり有名な河川名ということで、みちのくに入ってきた感を楽しむことができる。

阿武隈PA

 2018年の撮影は各SAPA停車。こちらにも寄らせていただいた。

阿武隈PA

 施設全景。背後は木々に囲まれている。敷地は窮屈というわけでもなくまずまずの広さ。

 駐車場は大型39小型32で、大型の配分が大きい。チェーンベースとしての機能も重視してのサイズだろう。

 阿武隈PA売店。このPAも駐車場との間に段数の少ない大階段がある。

 阿武隈PA売店は「ヤスモッカ」ブランドで営業している。営業時間は7:30-19:30と短めなので夜間走行の場合はこの先の鏡石などを使いたい。

 そんな阿武隈PAには、売店エリアの脇にちょっとした園地があり石碑がある。1つ目は、「是より みちのく」という石碑で、どうやら「奥の細道」に関する記念碑のようである。東北最初のPAにこういった石碑を置いてくれているのは、旅情を掻き立てるものである。

 そしてPA敷地の隅っこに「道」と書かれた石碑を見つけた。

 これがどうやら、開通碑と呼ばれるタイプの石碑である。この区間の開通を記念して、関係者の名前を刻んだ石碑を置いたのだろう。

 引き続き北を目指して走り続ける。

 周囲はなだらかな地形が続くが、カーブはそこそこ急で意外と先が見通せない。

 ここで泉崎村に入る。

 カントリーサインには「埴輪」が描かれている。これは村内にある「原山1号墳」という古墳にあったもので、5世紀後半ごろのものと推測されている。

 鏡石PAの利用案内。6:00-22:00の間、小型車以下のサイズしか利用できない。

 [ 15 ] 矢吹 2km

 [E80あぶくま高原道路] (4) 矢吹
 [ 15 ] 出口1km

 矢吹ICの1km手前標識。あぶくま高原道路のナンバリング対応に伴い、左上がг字状に張り替えられている。

 建物脇には一般道側からの出入口が設置されている。

 こうしたゲートは高速道路側からの出入は基本「ご法度」。もちろん入口だけ撮影してすぐ戻りました。

 ここで矢吹泉崎バスストップを通過する。後ろに立っている標柱はなんだろう?

 [E80あぶくま高原道路] (4) 矢吹
 [ 15 ] 出口500m

 矢吹ICまで500m。ここで白河市に再突入する。矢吹ICは白河市と矢吹町の境界にあり、向かって右側は矢吹町域である。

 矢吹ICはR4に直結するとともに、あぶくま高原道路とのジャンクションも兼ねている。高速ナンバリングが付与されているがその実は福島r42矢吹小野線という主要地方道である。矢吹ICから東に抜け、途中の矢吹中央-玉川は有料であるが、それ以外は無料。福島空港の南を通って阿武隈山地に入った後、磐越道小野ICに接続する。

15 矢吹IC

 福島空港、あぶくま高原道路経由小野、いわき方面はこちらから。

 区間11はここまで。続きは区間12。

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最終更新:2019年12月20日