Description

 取材日:2018年10月20日
 東北道川口JCT.→東北道郡山IC

 この道路はTwitter上のフォロワー、片喰さんとご一緒に撮影しております。
 ご同行ありがとうございました!

Report / Section.6
7-2 岩舟JCT.

 高崎・関越道方面はこちらから。

 東北道上り→北関東道のランプが本線を跨いでいる。

 岩舟JCT合流。北関東道高崎方面からの交通が合流してくるが・・・、あれっ、車が写っていない。

 東北道3車線+北関東道2車線→4車線(1車線じゃ登坂車線)という充実の構成である。ここから先は北関東3県を行き来する需要の高い区間で、交通量は渋滞スポットで名高い久喜-加須と同レベルまで増大する。

 左端に東北道の路線標識。ナンバリング未対応のものが残っていた。

[ 8 ]栃木8km
[8-1]栃木都賀JCT.11km
[東北道]福島196km
[北関東道]水戸97km

 距離標識。水戸までは1時間半ぐらい。なぜか福島の標識だけ新しい。

 登坂車線 あと5km

 北関東道からの2車線のうち1車線が登坂車線として残っている。おかげでめちゃめちゃ広い。

 山間部を片側4車線の高速道路が駆け抜ける。

 このあたりでは東北道は県道と並走ながら栃木市西部の山中を通っている。周辺は農村地帯だがゴルフ場や採石場が立地している。

 上り坂 速度低下注意

 登坂車線運用やこうした標識による注意喚起は渋滞抑制の効果を狙ってのものだろう。

 北関東道 11km先分岐

 なお、片側4車線となっている区間では他に東名高速大井松田-御殿場(左右ルート)が挙げられる。24時間交通量に関しては東北道岩舟-栃木が7万6千台、大井松田-御殿場が8万4千台と東名のほうが1割多い。トンネルありカーブありのあの線形でこの区間より車が多いのである。東名高速、すごすぎる。

 これといったヤクモノもなく道路は続く。重複区間には休憩施設も無いし…。

 登坂車線 あと600m

 もう少し大きく表示してもいいと思うけどスペースがない。

 登坂車線 終り

 ここで登坂車線は終わり、勾配は下り坂に転じる。

 下り坂3km 速度落せ 最大3%

 蛍光色の黄色が使われた新し目の標識だが文字フォントは公団ゴシック。

 3%の下り坂が続く。登坂車線が無くなっていることもあり若干窮屈なのだが、巡航速度が速いため走っていると結構スリリング。

 [ 8 ] 栃木 2km
 [北関東道]この先5km

 栃木ICの予告標識が現れる頃には勾配は落ち着いている。

 路肩に図形案内標識。栃木出口は1.5km先、北関東道が分岐する栃木都賀JCT.は4.5km先。

 栃木 [ 8 ] 出口1km

 接続国道も他の方面表記も無いシンプルなもの。蛍光灯で上から照らす古いタイプだが未だに残っている。

 栃木 [ 8 ] 出口500m

 500m標識も未更新のままだった。文字が煤けて汚れているのでちょっと見にくいかもですね。

 佐野藤岡以南と異なり、栃木ICから先は東西のどちらかは山といった立地が多くなる。接続するのは栃木r32栃木粕尾線で、インターを境に南東側(栃木市街側)は市街地、北西側は農地が中心となる。

 栃木 [ 8 ] 出口

 出口標識。内照式の古い標識が生き残っている。2km予告標識以外古いままでしたね。

 そんな栃木ICのカバー域であるが、壬生や都賀には北関東道のインターチェンジがあり、小山は栃木ICから市街地を挟んで反対側になる上、新4号を経由して北関東道や圏央道、R50経由で佐野藤岡といったアクセスが有利であることから、やっぱり地元利用が中心となる。

8 栃木IC

 栃木市方面はこちらから。周辺エリアへのアクセスはだいぶ北関東道に譲っている。

 [8-1] 栃木都賀JCT 2km

 栃木ICを過ぎて間もなく、栃木都賀JCTの予告標識が現れる。

 [8-1]栃木都賀JCT 1km
 左へ:[北関東道] 水戸 常磐道方面
 本線:[ 東北道 ] 鹿沼 福島

 栃木都賀JCTの予告標識。上三川・真岡も左へ。

 北関東道水戸方面は友部JCT.で常磐道に接続する。友部までの距離は66kmで、岩舟-高崎の 50kmよりちょっと長い。また、東京からの最短経路が東北道経由と常磐道経由の境目となる経路分水嶺は真岡-桜川筑西間にあり、ちょうど県境を挟んでいる。

 情報表示。LEDの色数が少ないちょっと前のもの。

 [8-1]栃木都賀JCT 500m
 左へ:[北関東道] 水戸 常磐道方面
 本線:[ 東北道 ] 鹿沼 福島

 どちらの標識にも書かれていない宇都宮へのアクセスであるが、東北道下りからの最寄りは鹿沼IC、北関東道は宇都宮上三川ICとなる。市内を南北に流れる田川やJR線が東西移動のネックとなるため、大まかにはこれらを境に西は鹿沼、東は宇都宮上三川といったイメージがある。

 [8-1]栃木都賀JCT 
 左へ:[北関東道] 水戸 常磐道方面
 本線:[ 東北道 ] 鹿沼 福島

 標識自体は、1km手前標識から何も変わらない。写真の構図まできれいに揃ってしまった…。

 2015年度の統計を見ると、24時間交通量は栃木都賀JCTを境に2万5千台も変動する。北関東道重複区間から東北道単独区間という変化もあるが、都賀、壬生、宇都宮への交通自体が北関東道経由ということも響いているのではないかと思う。

7-2 栃木都賀JCT.

 北関東道水戸方面はこちらから。茨城県に加え、都賀、壬生や上三川といった近隣のアクセスも北関東道のほうが有利になることがあるので上手に使い分けよう。

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最終更新:2019年6月15日