Description

 取材日:2018年4月21日
 東海北陸道関IC→小矢部砺波JCT

Report / Section.3
5 関IC

 R248、R156に接続。関市、山県市はこちらから。

 IC合流。これといって変わったこともない。

 IC過ぎてすぐにハイウェイラジオ聴取区間となる。

 長良川SA 3.5km
 美濃加茂SA 15km
 瓢ヶ岳PA 24km

 休憩施設までの距離標識。長良川SAは次の美濃関JCTより手前に位置する。その次は東海環状道美濃加茂SAと東海北陸道瓢ヶ岳(ふくべがだけ)PAが路線別に示されている。

 長良川SAは下り線のみの施設で、上り線にはその代わり関SAが設置されている。場所は長良川SA下りより2kmほど一宮寄りとなる。

[5-1]美濃関4km
[ 6 ]岐阜各務原5km
 高山110km

 こちらはIC/JCTまでの距離標識。美濃関JCTまで4km、そのすぐ先に美濃ICがある。

 見通しの良い直線が続く。

 小瀬バスストップを通過する。。

 旅客案内上は高速関バス停と案内されるようだ。下り線バス停は本線上にあるが、上り線バス停は関SAに隣接して設置されている。長良川鉄道関駅からは2kmほど離れているが、市街地からは近くアクセスは悪くない?

 長良川SA 2km

 上り線側を見ると植栽の向こう側に関SAがあるのがわかる。

 この先の分岐を示す図形案内標識。フォントは全て公団ゴシックで構成されている。

 ところで、美濃出口を過ぎた先の方面表記に「美濃 高山」というのはちょっとおかしくないか?

 関市中心部にほど近いエリアを緩やかに通り抜ける。

 長良川SA 1km

 「Pへは左車線へ」という案内表示付き。この先美濃関JCTが近くにあるので急な車線変更はやめとけという意味が込められていそう。

 [5-1]美濃関JCT. 1.7km
 左へ:[東海環状] 山県 土岐 中央道方面
 本線:[東海北陸道] 美濃 高山

 美濃加茂、下呂は東海環状へ、富山は東海北陸道へ。

 2019年11月現在、東海環状道は関広見IC〜美濃関JCT〜豊田東JCTが供用されている。関広見ICから大垣ヘは工事が進んでおり、2019年12月に大垣西IC〜大野神戸ICが開通するなど着実に延伸しているが、未開通区間の延長が長く名神と東海環状が東海環状経由で繋がるまではもう少し時間がかかりそうである。

 向山トンネル 長さ375m

 向山トンネルは3本目のトンネル。延長は短くトンネル照明も明るくなっている。

 長良川SA

 飛騨方面へ続く山並みは徐々にはっきりと見えるようになってきた。

長良川SA

 東海北陸道最初のSA、長良川SAに立ち寄る。

長良川PA

 売店部分のみ正面から撮影。長良川レストランというレストランが入居している。

 運営は信南サービスという企業で、長野県飯田市にある信南交通の系列。長良川SAの他に中央道駒ヶ岳SA上りや内津峠PA両方向などを運営している。

 施設全景。駐車場は大型28小型88。バス休憩で賑わう大規模SA・・・という感じではないが、フードコートとショッピングは24時間営業だし、ガソリンスタンドは非24時間営業だがもちろん設置されている。名神から来ると規模の違いはあるものの、一通りの機能は備わっている。

 長良川SAを後にする。東海環状道と東海北陸道の道路情報板が合流部分に設置されている。

 長良川SA-美濃関JCTはかなり近接しており、500m手前標識は長良川SA脇に設置されている。本線への合流車線はそのまま東海環状道への分岐車線となっているため高山方面への戻りには注意を要する。

 [5-1]美濃関JCT.
 左へ:[東海環状] 山県 土岐 中央道方面
 本線:[東海北陸道] 美濃 高山

 東海環状道への分岐が迫る。美濃加茂・下呂は東海環状道土岐方面からアクセス可能だが、岐阜各務原ICから一般国道を経由する場合に比べ若干遠回りなのであまり利用するシチュエーションは多くないかもしれない。

 反対に、上り線側からみると東海環状道は大いに強みを発揮する。現在では東海北陸道より東側の連絡に限られるが、西側が開通すると一宮周辺の混雑軽減も期待できるし、名古屋都市圏をすっとばして三重県と岐阜県を結ぶという今まで考えられなかったルートが実現する。

5-1 美濃関JCT.

 東海環状道との4方向ジャンクション。2019年11月現在、西側(内回り)は隣の関広見ICまでの供用となる。

 山県市は岐阜市の北にある市で、市北部へは関広見ICからR418経由で、市南部へは県道経由でアクセス出来る。将来的には市内を縦貫するR256に直結する形で東海環状道のICが設置される予定である。

 美濃関JCTは2つのY型JCTが合わさった作りをしており、タービン型などのように本線を多くのランプが跨ぐといった景色は見られない。

 東海北陸道側のランプは緩やかに作られており、なおのことランプが疎らに見える。

 (156) 美濃 [ 6 ] 出口1km

 ジャンクション通過中に美濃ICの1km手前標識が現れる。画面奥に見える高架は東海環状道の本線で、土岐以西では暫定2車線である。

 (156) 美濃 [ 6 ] 出口500m

 東海環状道からの合流部分を走る。合流車線は長めだが、先程の長良川SAと同じく、合流車線がそのまま出口車線となるため、特に東海環状道から流入した場合はきちんと中央車線に入る必要がある。

 情報表示。本線を跨ぐ標柱が立派。

 (156) 美濃 [ 6 ] 出口

 美濃IC出口の案内標識。

 R156に直結。「うだつの上がる町並み」や国指定重要文化財の「美濃橋」などで知られる市街地はICより北側。ICからの東西移動については東海環状道があるが、県道と接続しており長良川を渡るのもスムーズなためこちらでも決して悪くはない。

6 美濃IC

 美濃市内はこちらから。この先、長良川と並走しながら山間部を走る区間に入る。

 区間3はここまで。続きは区間4。

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最終更新:2019年11月26日