Description

 取材日:2019年4月14日、2020年11月29日

 毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影(2回とも)。
 本当にありがとうございます。

Report / Section.3

5 増穂

 甲府盆地に入ってすぐ、富士川料金所を過ぎれば増穂ICはすぐそこ。

 目次などでは増穂PAは増穂IC併設のような書き方をしているが、それは上り線の話で、下り線だとPA利用後に一旦本線に戻ってから(もしくはゼブラゾーンを突っ切って)増穂IC出口にアクセスするので実際のところは別施設である。

Prev: 中部横断道 区間3
下部温泉早川→増穂

 増穂IC合流。ここで再び対面通行に戻っているため、合流に気をつけよう。

 画面奥に見えていたアーチは中部横断道の橋のもの・・・と思いきや、そうではない。

 アーチは隣接するR52のもの。橋の名前は坪川大橋。

 坪川を渡り、南アルプス市へ入る。

 南アルプス市は2003年4月、中巨摩郡櫛形町・若草町・白根町・甲西町・八田村・芦安村が合併して発足した。まさかの外来語を含む市名に度肝を抜かれるが、一般公募(住民投票ではなかった)の結果で決めたとのこと。

 坪川を渡りきってからしばらく高架区間が続く。前方には金峰山を始めとする山々がそびえる。

 このあたりから双葉JCTの手前までR52が側道として並走する状態が続く。それで盛土じゃなくて高架なんですね。

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 [ 6 ]南アルプス4km
 [ 7 ]白根7km
 [中央道]東京152km
 [中央道]名古屋265km

 距離標識。ここまで来ると「甲府」が消え、中央道の両端、東京と名古屋を案内される。

 ここから甲府市中心部へは白根ICで降りて県道経由でアクセスするのが一応最短であるが、甲府市南部へアクセスしたり、中央道東京方面へ向かうのであれば次の南アルプスICで降りてこれまた別の県道で連絡するのもよいだろう。

 なんてことのない暫定2車線区間が続く。

 高架区間だが時々緊急停車帯が設けられている。

 見晴らしはいいのだが、有料ということもあってか交通量は少ない。

 中部横断道は甲府盆地西部を走り、双葉まで北上して中央道に接続する。南アルプス~双葉は中央道と中部横断道が並行するように走っており、ともに有料ということで東京方面へ向かうのであれば中部横断道を走り続けるのは得策ではない。

 [ 6 ] 南アルプス 2km

 南アルプス市中心部(旧櫛形町)はこちらから。中部横断道の開通は合併より後だったので当初よりこの名前だった。

 追越車線2.0km先

 南アルプスIC出口通過後に追越車線という配置のようだ。

 (52) 南アルプス [ 6 ] 出口1km

 「アルプス」の英字表記がきちんと「Alps」と書かれている。

 接続する国道はR52だが、この道は中部横断道と並行して走っている。もう1つの主要な接続道路が山梨r12韮崎南アルプス中央線で、この県道を東へ走ると中央市を経て甲府南ICの近くでR358にぶつかる。中央って中央市のことか…。

 (52) 南アルプス [ 6 ] 出口500m

 接続県道のr12はR358まで連続立体のような形をしており非常に快適そうな道である。この道路沿いにはイオン系列の大型店に加え、甲府市南西部の国母工業団地に通じる道も交差しており、甲府市南部エリアの交通を支えている。

 追越車線 700m先

 この標識絶対別モノだっただろといいたくなるアンバランスな表示。

 道の駅しらね 3km

 次の道の駅、「しらね」はETC2.0搭載車両なら一旦下車が可能。増穂から距離は近いがこの措置は嬉しい。なお、3km先なので間違えて南アルプスICで降りないよう気をつけよう。

 なお、道の駅しらねには隣接して家電量販店、ユニクロ、スーパーマーケットなど大規模商業施設がいくつかまとまった場所がある。むしろこっちがメインで下車したくなるかも?

 (52) 南アルプス [ 6 ] 出口

 南アルプスIC出口はこちら。当の南アルプス市中心部はICの西側、旧櫛形町市街地にあたる。

6 南アルプス

 南アルプス市中心部はこちらから。

 追越車線 始まり

 追越車線が始まるのは嬉しいが、その延長なんと670m。短すぎる。

 ここで南アルプスIC合流。合流車両をうまくかわすだけの追越車線みたいですね。

 すっかり車線の気配もなくなったところで「追越車線終り」。ここなら言われなくてもわかってますね。

 [ 7 ] 白根 2km

 次の白根ICまでは距離が短く、3段の距離標識の類は登場しない。

 道の駅しらね IC出口より350m

 (52) 白根 [ 7 ] 出口1km

 (52) 白根 [ 7 ] 出口500m

 白根ICは南アルプス市白根に位置する。接続道路はR52に加え、山梨r39今諏訪北村線に接続し、r39経由の場合、途中でr5甲府南アルプス線に移って中央道甲府昭和ICの近くでR20に出る。更に進めばそのまま甲府市街中心部を南北に通り抜けることができ、甲府市街へのアクセス性はかなり良い方である。

 (52) 白根 [ 7 ] 出口

 拡幅用に確保されたスペースに標識が置かれれているというあまり見ないパターン。

 道の駅しらねに立ち寄るETC2.0車両はここで一旦下車が可能。制限時間はもともと1時間だったが、2020年に3時間に引き伸ばされた。隣接するスーパーでゆっくり買い物しよう。

7 白根

 白根IC出口。奥に見えるのは金峰山。その山並みがだんだん近くはっきり見えるようになってきた。

 [15-2]双葉JCT.6km
 [中央道]東京143km
 [中央道]名古屋256km

 標識の角が丸いけども最近のデザインと少し違う、2000年代前半らしい試行的なデザインが採用されている。

 道路が西を向くとその奥は八ヶ岳連峰の山並みがうっすら・・・見える気がする。

 撮影当時、前の車は教習車だった。

 ここに謎のカントリーサイン。合併で消滅した自治体のもののようだが、これはどこ・・・?

 撮影当時、山梨はまだ新緑が芽吹いたばかりといったところだった。

 双葉JCTを手前に道路は大きくカーブを繰り返す。路肩にある桜が綺麗。

 [15-2] 双葉JCT 2km

 釜無川 橋長753m

 ここで釜無川を渡る。

 釜無川とは、笛吹川と合流するより上流の富士川の名称である。

 釜無川を渡ると甲斐市に入る。

 [15-2] 双葉JCT 1km
 左へ:名古屋 長野
 右へ:甲府 東京

 分岐先には地名がデカデカと掲げられた非常にわかりやすい標識。

 情報表示は「名古屋方面」と「東京方面」。撮影当時使われていたものは年季が入りつつあった。

 [15-2] 双葉JCT 500m
 左へ:名古屋 長野
 右へ:甲府 東京

 [15-2] 双葉JCT
 左へ:[中央道] 名古屋 長野
 右へ:[中央道] 甲府 東京

 特に補足することもないが、双葉SAはここから東京方面に少し走った場所にある。スマートインターの案内が参考になるだろう。

7 双葉JCT

 双葉JCT分岐。中部横断道はここで一旦中央道名古屋方面と重複し、長坂JCT(仮)より佐久を目指すのだが、長坂(仮)~八千穂高原は未だ事業化されていない。

 撮影当時はわざと遠回りして双葉から東京を目指した。区間4はここまで。

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