石狩平野を横切る直線的な線形。緩やかな山地をバックに広がる水田地帯。
 深川留萌道の一番「根元」の区間は米どころ深川市を走る。

深川留萌自動車道 レポート
上り線 区間2 →   上り線 区間1   → 道央自動車道
札幌以北 区間4/区間5
4 北竜ひまわり 3 沼田 2 秩父別 1 深川西 8-1 深川JCT 9 深川
8 滝川
10 旭川鷹栖
7 奈井江砂川

レポートについて
 取材日:15年6月21日
 当時の開通区間全線(留萌大和田→深川JCT)。

 天塩→稚内→幌延→オロロンライン→留萌、と来て夕方の走行。夏至シーズンは日が長くていいですよね。

レポート(区間1)
 秩父別IC出口

 ここから深川留萌道起点の深川JCTまで走る。
 入口車線と合流。

 いろいろ条件がいいのか、インターチェンジ周辺がきちんと広々していて走りやすい・・・。って、他の場所でも結構書いてる気がする。
 絵に描いたような清々しい道路風景が広がる。ここ、そんなに景観の良い地域でもなかった気がするんですけどね。
[ 1 ]深川西6km
深川ジャンクション10km
[道央道]札幌111km
[道央道]旭川42km

 道央道の方面まで表示されて随分賑やかな距離標識。
 標識全部「開発局フォント」にして4段というのは割と珍しい気がする。
 ピンぼけだが、秩父別ICを過ぎて少しで深川市に突入。
 カントリーサインのモチーフは稲とリンゴ。深川留萌道最後の自治体にして清々しいまでの農産物カントリーサインである。

 稲は深川留萌道周囲にも広がる広大な平野で、リンゴは画面奥に見える山のあたりが主な産地となる。ちなみに、深川市は稲とリンゴだけでなくそばの生産も盛んである。
 秩父別IC以南は深川留萌道で最も早く(1998年)開通した区間である。この辺りはしっかり4車線幅で盛り土がなされているらしい。余裕があったんですね・・・。
 大鳳川を渡るところで道路は対面通行に。
 走行注意 対面通行
 この辺りから深川JCTまで約7kmほど一直線である。すげえ。
 [ 1 ] 深川西 2km
 深川西インターから先 有料区間

 
 (12)(233)  深川西 妹背牛
 [ 1 ] 出口1km

 あと1kmほどこの直線路を突っ走ると無料区間最終出口となる深川西IC。
 追越車線 長さ1500m

 恒例の追越車線。1500mは最近の傾向と比べるとちょっと長めかも。
 (12)(233)  深川西 妹背牛
 [ 1 ] 出口500m

 1km手前標識と比べると「出口」が少し小さい。
 Nシステムのようなものが現れる。
 類似した施設は道央道の江別東IC付近や、R12にもいくらか設置されている。
 情報掲示板。上部は「札幌・旭川方面(有料)」という表記が詰め込まれている。
 (12)(233)  深川西 妹背牛
 [ 1 ] 出口

 深川西IC出口。r47深川雨竜線に直接接続し、深川市中心部でR233に、そこから音江町方面に走ればR12に接続。当ICは深川市と妹背牛町のちょうど中間にあり、どちらからも割とアクセスしやすい位置にある。
 出口分岐。ちなみに旭川留萌間の移動はここから先の有料区間を使ってもあまり旨味がないという理由で、開通してから20年弱の間必ずと言っていいほど深川西で降りていた。
 ここから有料区間

 標識は相変わらずの開発局フォント(ゴナ?)であるが、管理はNEXCO東日本だとか。もと旭川人にしてこの区間に入るのは2015年のこの撮影が初めてである。
 深川西ICからの合流。
深川ジャンクション3km
[道央道]札幌104km
[道央道]旭川34km

 距離表示。開発局フォントは正直視認性が悪く、画質の関係以上に「道央道」表記は潰れて見える。深川札幌はだいたい100kmである。
 この先 対面通行
 図形案内。料金所をくぐった後右側に行けば札幌方面、左側は旭川方面だ。
 料金所 1.5km

 本来なら1kmだろうが、その位置では橋梁上になるため標識は500mも手前に。
 石狩川 橋長 867m

 深川西-深川JCT間の短い距離のうち、結構な割合は石狩川を渡ることに使われる。石狩川は長さ250km以上を誇る日本第3位の河川であるが、その本流を跨ぐ高速道路は旭川紋別道、道央道、そして深川留萌道の3本である。
 橋が長いせいか、途中には非常駐車帯が設置されている。
 料金所 400m 速度落せ

 川を渡ると、料金所はすぐそこ。
 恒例のETCレーン案内。料金所は2レーン、左がETCレーン。
 2km手前と同じ図形案内。
 深川西料金所

 この料金所、深川JCTに隣接しているにも関わらず名称は深川西料金所である。

 深川留萌道の有料区間(深川JCT-深川西)は道央道とは料金体系からであり、2008年までは深川留萌道から入る車はここで深川留萌道の料金を払ってから道央道の通行券を発券していたが、現在では自動発券機で通行券のみを受け取り、出口ICでまとめて払う方式に変更された。
 料金所通過後、我々は旭川を目指すべく左へ。
 深川JCTの形状はオーソドックスなトランペット型。緩いカーブののち道央道下り線と合流する。
 道央道本線と合流。

 これにて、深川留萌道のレポート終わり!
深川留萌自動車道 レポート
上り線 区間2 →   上り線 区間1   → 道央自動車道
札幌以北 区間4/区間5
4 北竜ひまわり 3 沼田 2 秩父別 1 深川西 8-1 深川JCT 9 深川
8 滝川
10 旭川鷹栖
7 奈井江砂川

関連ページ
 深川留萌自動車道上り線 区間2 [北竜ひまわりIC → 秩父別IC]
 北空知地域に広がる広大な農業地帯を見下ろしながら、いざ深川へ。

 道央自動車道
 北海道を南北に結ぶ「背骨」の役割を果たす高速自動車国道。
 まだレポートの改訂が進んでいません・・・

 北海道道47号深川雨竜線
 雨竜町と深川市を直線的に結ぶ主要道道。
 写真がちょっと古いです。


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 最終更新:16年5月15日