2016年4月現在深川留萌道の末端となっている区間。
 留萌大和田IC、留萌幌糠IC、ともに留萌市内にあるが緩やかな山地に囲まれ海の気配は全くない。

深川留萌自動車道 レポート
上り線区間4
(建設中)
→   上り線 区間3   → 上り線 区間2
7? 留萌
留萌市街方面
6 留萌大和田 5 留萌幌糠 4 北竜ひまわり 3 沼田 2 秩父別

レポートについて
 取材日:15年6月21日
 当時の開通区間全線(留萌大和田→深川JCT)。

 天塩→稚内→幌延→オロロンライン→留萌、と来て夕方の走行。夏至シーズンは日が長くていいですよね。

レポート(区間3)
 深川留萌道
 [6] 留萌大和田
 札幌・旭川方面 2km

 留萌市街を離れ、いざ旭川へ・・・、という途中。深川留萌道の予告標識。
 通行無料の文字が眩しい。
 R233を更に走行すると、こんな橋脚が。

 これは建設中の深川留萌道である。留萌大和田ICから留萌ICの4.1kmが2019年度予定とのこと。

 ちなみに、深川留萌道は右側の山をトンネルで抜け、国道と川を橋梁で跨ぐように走るらしい。
 深川留萌道
 [6] 留萌大和田
 札幌・旭川方面 300m先右折

 無料区間を示す標識には、深川西-留萌大和田が無料であることが示されている。
 深川留萌道
 [6] 留萌大和田

 ここを右折すると深川留萌道へ入る。直進するとR233一般道経由で深川方面へ向かうこともできるが、大体の車はここで右折して深川留萌道を利用する。
 留萌大和田ICの標識類は見事に撮影失敗してしまったので、ランプを登る途中から。
 インター形状は他の深川留萌道のそれと同じくY型で、一部ランプ同士の平面交差が存在する。
 ランプを登り切って本線へ。深川留萌道のレポート開始!

 と同時に、いきなりトンネルが迎え撃つ。
 動物注意の標識が2つ重なっているちょっと変わった光景。

 鹿と狐のようだが、それぞれ分けて標識にする必要あるのか・・!?
 大和田トンネル
 長さ 722m

 というわけで、いきなりトンネル突入。北竜ひまわりICが2003年に開通して以降、留萌方面の延伸に時間がかかっているのは微妙に山岳区間になっておりトンネルが多数存在することも影響していそうだ。
[ 5 ]留萌幌糠8km
[ 4 ]北竜ひまわり16km
深川JCT.47km

 ここで恒例の距離標識。キロポストは43.1なのに深川JCT(道央道分岐点)までの距離が47kmになっているのはなぜ。
 十二線川橋

 いかにも北海道ですみたいな川と橋の名前だ・・・
 風速 1m
 気温 19℃
 路温 37℃

 この日は午前中から快晴。気温も6月にしては若干高く、清々しい1日であった。
 藤山西トンネル
 長さ 190m

 藤山はこの周辺の地域名。留萌本線にも藤山駅という駅がある。
 トンネル内の様子。照明は今風の白い照明。

 そういえば最近ナトリウムランプの照明見なくなりましたよね。一般道ではまだまだあるけど高速では。
 車間確認。この道路の制限速度は70-80km、ちょっと車間狭いかな?
 追越車線 2km先
 藤山東トンネル
 長さ 150m

 やたら短いトンネルが多い気がする・・・
 トンネルを抜けると少し景色が開けてくる。
 桜庭川橋

 桜庭川は留萌川に注ぐ小河川らしい。
 追越車線 長さ1220m

 中途半端な長さの追越車線。1.2kmでもいいよね!?

 それはそうと、このくらいの長さだと1-2台の追越しが精一杯なので無理はしないように。
 追越車線。やっぱり高速道路は片側4車線だな、と思う。厳密には一般国道の自動車専用道路で、高速自動車国道ではないけど。
 [ 5 ] 留萌幌糠 2km

 追越車線の終わりも見えてきたところで、留萌幌糠ICの予告標識。
 この先 対面通行

 1220mの追越車線が終わる。
 (233)
 留萌幌糠
 [ 5 ] 出口 1.3km

 変則的な位置に予告標識が現れる。1km手前はちょうど橋梁にかぶっているようだ。
 御料大橋

 ちょっと長めのこの橋で蛇行する留萌川を2度渡る。
 (233)
 留萌幌糠
 [ 5 ] 出口 600m

 この標識も変速位置。奥にポッカリとトンネルが見えてるしね。
 幌糠トンネル
 長さ 261m

 またまた短めのトンネル。このトンネルの左側にJR幌糠駅と幌糠地区の集落がある。
 ところで、北海道開発局管理のトンネル標識は、長さを下1桁まできちんと書いてくれる。一方NEXCO管理の路線では下1桁を丸めて表示してある。細かい違いですけどね。
 (233)
 留萌幌糠
 [ 5 ] 出口

 留萌幌糠IC出口分岐。インターチェンジ直前にトンネルがあった関係か分岐合流ともに2車線でスペースに余裕が無いので注意。
 出口分岐の様子。
 合流部。登り坂とかぶることも考慮してか、加速車線長めの親切設計。
 風速 3m
 気温 22℃
 路温 32℃

 6月下旬にしては気温が高かった(それも大和田のあたりより少し気温高い)。朝はフリース着用でも寒かったんですけどね・・・
 前方に見える緩やかな丘が留萌管内(留萌川流域)と空知管内(雨竜川流域)を隔てている。R233の通る美葉牛峠は標高102mとだいぶ低い。
 西ちばべり橋

 橋名の由来はチバベリという地名の西側を走ることから。留萌ダムに至る未成道道、r1068留萌北竜線を跨ぐ。
[4]北竜ひまわり7km
[3] 沼田14km
 深川JCT.33km
 留萌幌糠-北竜ひまわりは意外と距離が短い。
 留萌市-北竜町境に向かって緩い登り坂が続く。
 車間確認。

 ところで、雨竜川流域から留萌市内に至る道筋は大きく分けて2つある。1つはR233と深川留萌道が並走して通過する美馬牛峠で、もう1つはJR留萌本線とr549峠下沼田線が通過する恵比島峠である。

 どちらのルートをとっても最終的には留萌市峠下(幌糠より1駅深川寄り)で合流するが、共に緩い峠越えルートだ。
 追越車線 2km先
 峠下橋

 この橋はR233を跨ぐ。先ほど触れたr549/R233交点はここより約500m北西方にあり、r549と留萌本線はやや北に迂回するようにして沼田へ、R233は深川留萌道と並走しながら北竜へ至る。

 峠下にあるJR峠下駅は、留萌本線の数少ない交換駅だったりする。見ての通り周りには山林しかないので、列車トラブル時など交換待ちがあるときはここ峠下で待たされる。やや辛い。
 [4] 北竜ひまわり 2km
 (233)
 北竜ひまわり
 [ 4 ] 出口 1km
 この辺りから追越車線が始まる。
 (233) 北竜ひまわり
 [ 4 ] 出口 500m

 ここで北竜町に突入(美葉牛峠)。
 カントリーサインは夏空を背景にひまわりの花とひまわり畑。インターチェンジ名も含めて、潔いまでのひまわり推しである。
 北竜町に入ってからほんの少しだけ走る。道路情報掲示板は特に仕事をせず。
 (233)
 北竜ひまわり
 [ 4 ] 出口

 北竜町のだいぶ北側にあるこのインターチェンジ、今更だがインターチェンジ名に国内で初めて特産物名(というか地名以外)をぶっこんだものだったりするが普通の無人インターである。

 ちなみに、当の観光名所「ひまわりの里」や北竜町の道の駅「サンフラワー北竜」は当ICより次の沼田ICの方が近いというオチまで付いてくる。いやでもぶっ飛んだ名前だからいいんだそれで。
 北竜ひまわりIC出口。案内標識が手狭である。

 というわけで区間3はここまで。次は区間2。
深川留萌自動車道 レポート
上り線区間4
(建設中)
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7? 留萌
留萌市街方面
6 留萌大和田 5 留萌幌糠 4 北竜ひまわり 3 沼田 2 秩父別

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 特に無し。


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 最終更新:16年4月25日