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 取材日:2020年2月2日
 仙台東部道路 仙台若林JCT→相馬IC→東北中央自動車道 霊山IC

Report / Section.2
2 相馬玉野IC

 相馬市内の山中にあるインターチェンジ。次の霊山飯館ICはハーフICなので、相馬ICから飯舘村へはこちらを利用するのが最寄りとなる。

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相馬IC→相馬玉野IC

 ICを通過した後、1.5kmの追越車線が始まる。

 北海道で見られる長さ表示がここにもある。本州以南では結構珍しいのではないだろうか?

 追越車線の間も上り勾配が続く。登坂車線的な意味合いが強くなりますね。

 そんな追越車線も上り坂を登りきろうというあたりで終わりとなる。

 勾配を登りきったところで、伊達市に入る。

 下り坂が続く。80km/h制限だがスピードがどんどん乗る。

 正面に見える山並みは吾妻山の山並みとなる。福島市から見る姿よりは小さいが、はるか奥に山が見えるとドライブも盛り上がる。

 そんな吾妻山を見渡すのは一瞬で、あとは近景の山に視界を阻まれる。

3 霊山飯館IC

 R115と直結する形のインターチェンジ。飯舘村方面から霊山・東北道へ向かうにはこのICから入ることとなる。

 相馬玉野ICからR115と東北中央道は近い位置で並走しているのだが、お互いの姿は殆ど見えない。

 [ 4 ] 霊山 10km

 標識、、、随分横長いですよね。未開通区間に長い名前のインターチェンジができるってこと・・・?

 霊山-桑折JCT間には「福島保原線IC(仮)」といった名前のインターチェンジ計画が存在する。あくまで仮称なので実際の名前は異なるものになると思われるが、最近のIC名は自治体名+字名という長めの名前がトレンドなのでこの標識幅も納得なのである。

 霊山飯館ICを通過するとトンネルが近づいてくる。

 国の名勝としても知られる山である霊山はこのあたりのすぐ北側にある。標高825mと決して高い山ではないが、福島市内からも見える山であり、多くの人に親しまれている山である。

 庄司渕トンネル 長さ929m

 ここからしばらくトンネルが連続するようだ。

 腰巡トンネル 長さ889m

 安定の80km/制限。走りやすい。

 トンネルを抜けた後、一般道とクロスする橋がある。

 この辺りの山林は決して緩やかな地形ではないが道路に沿って民家がポツポツと存在している。地図で見ると個人宅レベルで小字が細かく区切られており、昔ながらの人手の入った山なのではないかという印象を受けた。

 金弁蔵トンネル 長さ626m

 気温5℃。雪こそまったくないが2月の東北だもの、寒くないはずがない。

 道の駅 伊達の郷りょうぜん 5km

 霊山ICすぐそばにある道の駅の案内標識。撮影当時は霊山ICが終点だったので実質終点までの距離でもある。

 宝直トンネル 長さ161m

 

 七ツ窪トンネル 長さ1404m

 霊山飯館-霊山間のトンネルの中ではこのトンネルが最も長いものである。

 中央分離帯の整備された快適なトンネル。対向車のヘッドライトが直接当たらないというだけでもかなり運転しやすくなる。

 馬舘山トンネル 長さ367m

 [ 4 ] 霊山 2km

 霊山ICの予告標識。名勝の「霊山」は過ぎたが、IC名が指すのは旧霊山町のことだ。

 境ノ目トンネル 長さ175m

 このトンネルが霊山IC手前最後のトンネルである。

 (115) 霊山 [ 4 ] 出口1km

 道の駅伊達の郷りょうぜんは出口から300m。

 補助標識には「川俣」という地名が表記されている。伊達市霊山の南に隣接する川俣町を指す案内で、R115から接続するR349でアクセスできる。

 終点 500m先 速度落せ

 おなじみの終点標識が現れる。

 終点標識。東北中央道のうち、相馬福島道路の事業名で整備される区間は、2020年2月現在ここ霊山ICで一旦途切れている。

 この先の区間では、福島市街を北に迂回するように走り、伊達市内の桑折JCTで東北道に接続するという。道中には2つのインターチェンジの設置が予定されている。

4霊山IC

 霊山IC出口。画面右奥を見ると、建設中の道路もだいぶ形になってきている。

 霊山-桑折JCT間は2020年度内の開通を目指し建設を進めているとのこと。開通すると相馬から福島が一本の高速道路で繋がることとなる。

 直進:R115方面福島/相馬 霊山市街

 案内標識の少し先で霊山ICを出て、一般道となる。

 道の駅 伊達の郷りょうぜん

 霊山ICを出るとまもなくR115に接続するのだが、出口すぐ脇には道の駅が立地している。せっかくなので寄ってみよう。

道の駅 伊達の郷りょうぜん

 東北中央道霊山ICの開通から2週間後の2018年3月24日開業。テーマは「農村と山間に浮かぶ宿場ビストロ」とのことで、地元農産物から餅、パン、うどん、牛タン、スイーツと食に特化しているという特徴がある。

 道の駅の館内案内図。レストランと休憩スペース以外は食に関する物販スペースだったりする。

 駐車場は普通85大型10と東北道の有人PAに引けを取らない広さが確保されている。霊山-桑折の開通後は立ち寄り率が下がってしまうことも考えられるが、今後もぜひ立ち寄りスポットとして賑わっていてほしい魅力的な道の駅である。

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