訓子府-北見西間は十勝オホーツク自動車道として初めて開通した区間。
 常呂川流域の畑作地帯を川と平行する形で北見方面へ走る。
十勝オホーツク自動車道 レポート
(建設中) 下り線 区間1 → 下り線 区間2 → 下り線 区間3
陸別(仮) 陸別小利別 訓子府 1 北見西 1-1 北見北上
2 北見中央
2-1 北見川東 3 北見東

Discription
 取材日:2017年10月9日
 陸別小利別IC→北見東IC

 たまたま開通当日ゲットした1連休。もちろんメインはこの道路の開通待ち。
 調子に乗って多めに撮影してしまったのでレポートは3部構成となった。
Report / Section.2
 <143> 訓子府 [ ] 出口

 訓子府IC出口。2017年開通区間はここまでとなる。

 [ ] 訓子府IC

 さすが開通当日、出口分岐もピッカピカである。

 走り初めをした車両の多くは訓子府ICから一般道へ出ていったが、その後各々の目的地へ向かったのか、あるいは新規開通区間をUターンしていったのかは不明である。少なからずUターンしてそうだが・・・。
 訓子府ICは平面Y字型のインターチェンジであり、ここで本線をランプがくぐっている。
 入口ランプからの合流。

 ここからは2015年に開通した区間となる。
 訓子府ICを過ぎるとすぐに車線が減少する。

 決して利用量の多いインターチェンジではないと思うが、追越車線がある状態で合流を終えられたのでありがたい。
 いつもの対面通行区間。
[  ]北見西10km
[  ]北見中央16km
網走72km

 ここでも北見西、北見中央の両ICの番号が付番されていない。
 シルコマベツ川橋
 気温17℃、路温21℃。10月に入り朝晩の冷え込みは厳しくなってきたが、まだまだ日中は暖かい。
 オシマ川橋
 路側の雑木林は夕陽に照らされ秋らしい色を輝かせている。道東の郊外では樹種にもよるが10月中旬頃が紅葉のピークとなる。
 やがて道路脇には広々とした平野が見えるようになってくる。
 と思っていると、両脇とも土手になったりもする。
 そうこうしているうちに、北見市へ入る。

 北見市のカントリーサインはラグビーをするタマネギ。もちろんタマネギに名前なんてない。

 ちなみに、北見市は2006年に旧常呂町、端野町、留辺蘂町の3町と合併した。常呂はカーリングをするホタテ、端野はアッツアツの挑発的な太陽、留辺蘂はツツジに囲まれ温泉に入るキツネという絵柄であったが、全てこのタマネギに集約された。タマネギの力、恐るべし。
 なお、この周辺はJAきたみらいという広域農協に属している。

 温根湯、端野、相内、北見、端野、上常呂、訓子府、置戸の計8農協が合併してできたものであり、玉ねぎ生産量日本一をウリとしている。旧常呂町域を管轄するJA常呂も玉ねぎの生産が盛んであり、はっきり言って現北見市域をひっくるめてタマネギのカントリーサインにすることは決して無理のあることではない。タマネギの力、恐るべし。
 道路はゆったりと左へカーブし、右側の丘陵地から離れていく。
 常呂川を手前に盛土区間に入る。

 9月下旬〜10月にかけて、この辺りでは畑の上にタマネギの入った大きな金属製コンテナが見られる。収穫後のタマネギを乾燥させる工程である。
 除雪車待避場。北海道の高規格道路にはたまにあるが、わざわざその旨を表記するようになったのは比較的最近のような気がする。。
 常川上ところ橋常呂川を渡る。

 常呂川は置戸町内に源流を持ち、訓子府、北見、常呂を流れオホーツク海に注ぐ一級河川。延長は約120kmで、北海道のオホーツク海に注ぐ河川としては最大。中流〜下流部沿いの肥沃な平野ではタマネギを始めとする畑作が盛んだ。
 この橋もやはりシンプルな橋である。
 道路は右カーブし、東を向く。
 追越車線 2km先

 ここで道路の右側には北見市上ところの街並みが見える。

 上常呂はかつてのふるさと銀河線の途中駅があった。農協、郵便局など一通りの機能が揃った町である。
 そんな上ところ市街の周りは広大な畑作地帯である。カメラには捉えていないが、現地を走ればタマネギの入ったコンテナをそこかしこで見かけることが出来るだろう。
 [ ] 北見西 2km
 北見西ICが近づくにつれ、左前方にも街が近づいてくる。
 (39) 北見西 [ ] 出口 1km
 追越車線 長さ 1560m

 北見西ICも追越車線区間上で分岐合流を終えるインターチェンジである。
 (39) 北見西 [ ] 出口 500m

 北見西IC出口まで500m。直接接続するわけではないが、案内標識上にはR39の番号表記がある。
 小利別-訓子府 本日16時開通

 とっくに通ってきたんだけど・・・と言いたいが、どうやらこの辺の掲示板で広域的に表示されているらしい。
 (39) 北見西 [ ] 出口 

 出口。名前の通り、北見市街の西側へのアクセスに便利なインターチェンジである。r27北見津別線に直接接続し、出口から北へ向かうとR39に接続する。R39沿線のロードサイド店舗へはこのインターチェンジを利用するのが便利である。

 [  ] 北見西IC

 出口分岐。とりあえず一旦高速を降りることにした。

 この続きは区間3へ。
 左折:r27 旭川 工業団地 R39方面
 右折:r27 津別 上ところ

 北見西ICはダイヤモンド型。出口を降りると道道交差点となり、北見市街へ向かうには左折となる。

 しかし、このインターチェンジからわざわざ旭川や上ところを目指すのは非効率であり、陸別方面からだと津別もr51津別陸別線を通るのが最短となる。基本的にこの地点からの目的地とはなりにくいのが現実のような。
十勝オホーツク自動車道 レポート
(建設中) 下り線 区間1 → 下り線 区間2 → 下り線 区間3
陸別(仮) 陸別小利別 訓子府 1 北見西 1-1 北見北上
2 北見中央
2-1 北見川東 3 北見東

Links
 十勝オホーツク自動車道 下り線区間3 [北見西IC→北見東IC]
 R39北見道路として開通した区間。
 北見市街の南側を通るバイパスであるが、平坦なイメージとは裏腹に意外とトンネルが多く刺激的。

 十勝オホーツク自動車道 下り線区間1 [陸別小利別IC→訓子府IC]
 2017年10月にめでたく開通した区間。
 陸別町小利別から訓子府まで、牧場と森林に囲まれた山間部をゆったりと走る。


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 最終更新:17年11月5日