JR深川駅は空知北部にある深川市の中心駅。石狩平野の北部に位置し旭川・留萌・幌加内への玄関口となるこの駅からは留萠本線と、かつては深名線が分岐する(した)。そんな深川駅とR233とを結ぶ道道が284深川停車場線である。
Information
路線: 北海道道284号深川停車場線
起点:深川市1条(JR深川駅前)
終点:深川市3条(R233・r47交点)
延長:231m(総延長)/ 217m(実延長)
沿線:JR函館本線/留萌本線深川駅 他
走行:全線(終点→起点) 2016年5月2日撮影

Report 1/1

 左折:r47 雨竜・妹背牛 [深川留萌道]  直進:r284 深川駅
 右折:R233 留萌 秩父別

 r284終点交差点/R233交点の案内標識。R233は深川市街をクランク状に進んでおり、この交差点を右折して少し走ると左折して北へ向きを変える。

 一方、左折を選択するとr47深川雨竜線に入り、深川西ICで深川留萌道と接続した後、妹背牛を経て雨竜へ至る。

道道284号終点

 R233/r47との交点であるこの交差点は、深川市街の中心部に位置する。

 r284は無電柱化の施されたスッキリとした街路として整備されており、その突き当りにはJR深川駅の駅舎が見える。

 深川駅に最も近いコンビニはローソンで、この場所では大きな存在感を発揮しているが、道路沿いには個人店や飲食店も並んでいる。

道道284号起点

 2ブロックほど走るとJR深川駅の駅前に至る。

 Googleストリートビューで確認すると、信号の向こうにある駅前広場もr284に指定されているようである(街路灯に管理番号が振ってある)。

JR深川駅

 駅名の看板にはどことなく共産圏の香りがする・・・。というのはさておき、JR函館本線とJR留萠本線、かつては深名線の分岐駅であるだけに駅舎は立派だ。

 深川駅は1898年、北海道官設鉄道上川線の駅として開業した。接続路線の開業は留萠本線が1910年、深名線は1924年のことである。国鉄からJRのに継承後の1995年に深名線は廃止され、そして2026年に留萠本線の廃止が予定されている(2025/10時点)。

 駅舎に入ると、正面に改札と待合所、その横に窓口と券売機が置かれている。駅舎内には深川物産館という物販店や観光案内所も入っている。

 ホームは1,3,4,6番線の4面があり、2番線と5番線はホームを持たない中線である。1番線は改札に直結しており、函館本線上り(札幌方面)の列車が発着する。掲示物を見るに、撮影当時は増毛駅までがまだ現役だったんですよね。

 駅前から道道を望む。駅前はロータリーになっていて、道道の中央には装飾の施された時計が建っている。駅利用者の駐車場は向かって左側にあり、ロータリーの脇から出入りする。

 これにてr284のレポートは終わり。

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最終更新:2025年10月30日