空知中部の2つの市町、美唄市と月形町を結ぶ主要道道である。道中の沿線にはラムサール条約登録湿地、宮島沼がある。

データ
  • 起点 美唄市大通西1条南3丁目(R12交点)
  • 終点 樺戸郡月形町市北1(R275交点)
  • 延長 14.3km
  • 沿線施設 JR美唄駅 宮島沼(ラムサール条約登録湿地) JR月形駅 など。
  • 完走区間 全線(終点→起点) 攻略日 07年10月14日
  • 終点手前で主要道道6号岩見沢月形線と重複する。重複区間内で石狩川を横断する月形大橋は架橋から50年以上が経ち、幅員が狭いことと老朽化から新橋の工事が進められている。

  • 御案内
    北海道道33号美唄月形線、第1部 [終点(R275交点)→r139交点(終点側)]
     重複区間では石狩川を渡り、宮島沼をかすめ平地を走る。

    北海道道33号美唄月形線、第2部 [r139交点→起点(R12交点)]
     カメラ電池切れに伴い距離のわりに画像が少ないです。

    レポート(第1部)
    主要道道33号線  国道275号線を札幌から北上すると、当別の次に月形が来る。月形町中心部を少し過ぎたあたりにこの交差点がある。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     市北6

     右折・r6、宮島沼 岩見沢 北村
     直進・R275、碧水 新十津川
     左折・記載無し

     宮島沼はラムサール条約登録湿地ゆえに案内標識でもよく出てくる。北村は北村という地名ではなく岩見沢市と合併した北村を指す。また、空知管内において碧水という地名は頻出だが市町村名ではないので、地名だけでは場所がわかりにくいかと。碧水は北竜町内、R233とR275の交差点付近だ。

    主要道道33号線  反対車線には月形町のカントリーサイン。美唄市のカントリーサインは月形大橋を渡った後で拝めます。
    主要道道33号線  岩見沢 21km
     峰 延  15km
     宮島沼  3km(右下側の小さな看板)

     美唄月形線ではなく、岩見沢月形線を走っていることになるので距離は全部岩見沢方面・・・
    主要道道33号線  橋を手前に、追い越し禁止。
    主要道道33号線  いよいよ月形大橋。前方の大型車は結構窮屈そう。この幅員なら追越禁止も無理はない。
    主要道道33号線  トラス橋の区間に。圧迫感があるのは否めない。下流側に新橋を造っているのが見える。
    主要道道33号線  そんな橋ももうすぐ渡り終わる。
    主要道道33号線  橋を渡りきってここで案内標識。宮島沼へのアクセスも書いてあるからちょっと複雑になっている。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名無し

     直進・r6、峰延 岩見沢
     左折・r33、美唄

     標識の再現に苦労した。実際には沼の絵の中に鳥まで書かれていたがそれは再現できないのでご承知を。宮島沼は左折→右折か直進→左折でアクセス可能。実際は案内の看板があるのでそれを見るといいだろう。

    主要道道33号線  奈井江 23km
     美 唄  15km

     左折後の風景。この案内標識の手前で右折すると宮島沼に着く。
    主要道道33号線  取材前に降った雨の影響で路面は濡れている。
    主要道道33号線  ここでカーブ。しかも工事中を匂わせる看板が2つも。
    主要道道33号線  右側で改良工事中。歩道が設置され車道も走りやすくなるだろう。左側も改良工事中。石狩川の堤防である。
    主要道道33号線  しばらくの間、堤防と並行する。改良工事の区間も続くようだ。
    主要道道33号線  凸凹注意の標識。何だか久しぶりに見た。
    主要道道33号線  しかしその標識の言うことは本物で、実際かなり揺れる。
    主要道道33号線  この辺りは地盤が弱いのか標識も傾き気味だし道路もうねってるし・・・。工事が終わったら凸凹も解消されそうだが。
    主要道道33号線  やっぱり改良済みは走りやすい。ところで、この付近でカメラの電池が切れた。この先は画像の間隔が一気に空いてしまうが、そこは承知願いたい。
    主要道道33号線  改良済みのままr139の交差点。第1部はここでレポート終了。
    〜「北の道標」交差点徹底?解説〜
     

     交差点名無し

     右折・r139、峰延 北村
     直進・r33、奈井江 美唄
     左折・記載無し

     本物も「峰延」のローマ字が「Minenobe」になっているが本来は「Minenobu」が正しい。次の交差点までの間、r139と重複するためr139の行き先、「奈井江」も書かれている。


    感想
     改良中の区間をはじめ、旭川周辺よりも道路の凸凹がきつかったと思う。石狩川中流〜下流付近の石狩平野は元泥炭地なのかどうかはわからないが概して地盤が弱い。夏には水田が広がるがそれ故に道路の凸凹があったり標識が斜めになっていたり・・・。重複区間の月形大橋は良い感じのトラス橋だったが新橋への架け替えはやむを得ないだろう。でも、美浦大橋作ってるの考えたら・・・なんか過剰な気が。

     石狩平野の道道は稲刈り終了後の秋に走っていることが多いので、次回は稲が茂る初夏や真夏に訪れてみたいところだ。

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    最終更新:08年3月27日