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路線: | 北海道道331号永山停車場線 |
起点: | 旭川市永山1条20丁目(JR永山駅前) | |
終点: | 旭川市永山2条20丁目(R39交点) | |
延長: | 259m(総延長)/ 245m(実延長) | |
沿線: | JR宗谷本線永山駅 他 | |
走行: | 全線(起点→終点) 2025年9月13日撮影 |
JR永山駅を訪れる。駅舎内は待合室があるが、有人駅でしかも普通列車がやってくるタイミングとあって内部の撮影はパス。改札があるので、駅名標の撮影も省略した。
駅舎向かって右側の白い建物にはかつて駅そばが入っていたが、2008年までになくなっておりそれから長らく店舗は入っていない。
停車場線撮影で用があるのは駅ではなく道道の方である。後で公式から(!)解説があるが、r331永山停車場線は駅前広場も道道に指定されているタイプの路線である。
北海道が駅前広場を開発・管理するパターンはあまり多くないが、同じような形態をした路線でいうとr413浦幌停車場線が思いつく。
r331の街路灯にはこのようなr331ステッカーが貼られている。これは2008年までの道路改良で設置されたもので、貼り替えられていなければすでに17年モノである。
駅舎を背に左側には、駐輪場がある。問題はこれが道道かどうかである。
自転車置場
(中略)
旭川建設管理部 TEL26-4461
旭川建設管理部の名前が入っていることから分かる通り、この駐輪場も駅前広場の一部として道が管理している。
案内板の下の白い看板には自転車盗難注意を促す標示が書かれていたが、2024年までに白無地になっていた。
もう少し駅前広場に滞在し、駅前広場の見取り図を捉える。
「この広場は北海道が管理しています。」と書かれているのがおわかりだろうが、このように「駅前広場も道道です」と公式が明記してくるパターンは珍しい。普通は駅前広場自体が都道府県道でなかったり、駅前広場が道管理でも街路灯や境界標を見ないとわからないことがほとんどだからだ。
駅前広場を斜めから見渡す。乗用車10台ぐらい停めるスペースのある駅前広場だが、撮影時は普通列車の到着前とあって送迎スペースは混雑していた。
改良当初は駅前広場に白線もきちんと引かれていたのだが、引き直されることもなかったようで、駐車スペースのかすれた枠以外ほぼ消えてしまった。
駅前広場入口にはステンレス製の謎オブジェクトが置かれている。こういう粋な置物があるのがよいです。
駅前広場を振り返る。
駅を背に道道を辿る。r331単独延長は245m(北海道道路現況調書)で、駅前広場を抜いた区間は200m強といったところだろう。
左折:R39 北見 上川
右折:R39 旭川駅
終点交差点(R39交点)の案内標識。横切る道路はR39で、向かって左側が網走方面である。
R39交点でr331のトレースを完了する。交差点は右折レーンが分離した構造になっているが、対向車が何台も来ることはほぼない。
r331の通るJR永山駅前は旭川市永山の端っこのほうで、そこから1kmほど北東にR39を走ると市街地を抜けて田園地帯に入る。逆に市街地方向にR39を走るとすぐにr37鷹栖東神楽線と交差した後、永山エリアのロードサイド店舗が牛朱別川手前まで延々と続く。
終点交差点付近からJR永山駅方面を振り返る。きれいな道だし街路灯にステッカーがあるけど、標識は1つも立っていない。道道だと意識して通る人はあまりいないかもしれない。
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北海道道331号永山停車場線 |
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