圏央道外回り、東名に引き続き中央道とクロスした我々。
 東京西部の山間地域を更に北進し、郊外のベッドタウンあきる野へと向かう。

圏央道 レポート
外回り 区間4 →   外回り 区間5   → 外回り 区間6
34 相模原 35 高尾山 6 八王子JCT. 41 八王子西 42 あきる野 43 日の出 44 青梅

Discription
 取材日:2016年6月5日
 茅ヶ崎JCT→久喜白岡JCT

 この日は某レンタカーのキャンペーン価格で安く車を借りて首都圏の西側を一周。
 昼過ぎまで雨であったが、茅ヶ崎で時間を潰している間に見事に天候回復を引き当て、好条件での撮影となった。

Report / Section.5

 [ 6 ] 八王子JCT.

 左左:[中央道] 河口湖 甲府
 左右:[中央道] 八王子 新宿
 本線:[圏央道] 青梅 関越道

 中央道との結節点、八王子JCT。ここから一旦本線は1車線になる。
 八王子城跡トンネル
 長さ 2380m

 中央道からのランプと合流する前にトンネルに入る。
 トンネルに入ってからもしばらく合流部が続く。合流というよりは、本線の左にそのまま付け加わる形をしているが。
 合流後は再び2車線に。
 [ 41 ] 八王子西 出口 2km

 お決まりのトンネル内予告標識。何かとトンネルの多い圏央道西側ではこういうスタイルの標識が何度か登場する。
 トンネルを抜け、また短い明かり区間。防音壁が高くそびえる。
 トンネル情報。今日も特に異常はない。
 八王子西 [ 41 ] 出口 1km

 八王子西ICの予告標識。
 この標識もインター名だけをドカンと載せたシンプルな仕様である。
 恩方トンネル 長さ 720m

 トンネル名は周囲の地名、八王子市恩方から。この地域の住宅地としては西の端にある。なお、圏央道はトンネルちょっと手前で陣馬街道を跨いでいる。ハイカー、ツーリング愛好者、そして険道家にはちょっと有名な道である。
 [ 41 ] 八王子西 出口 500m

 またもやトンネル内にこの手の標識。発光が均一で綺麗に撮りやすいのだが、そうするとシャッター速度が上がるのでトンネル内は真っ暗になるという撮影者殺しスタイル。なお、私の道路レポートの写真は半分以上修整を加えていることをここでこっそり明かしておく。
 [ 41 ] 八王子西 出口 

 八王子西IC出口。周囲はこれまた住宅地の端っこ。2007年の圏央道延伸に伴う供用開始から現在まで中央道方面のみのハーフインターチェンジだったが、2016年度中をめどに関越道方面の出入口がスマートインターチェンジの形で新たに供用されることが決まっている。
 インターチェンジ部は中央分離帯が林になっているので圏央道の中でもかなり緑豊かである。
 もはやこうなると何自動車道なのかよくわからない。道央道の千歳苫小牧間と言っても誤魔化せそう()
 八王子西ICを過ぎて少し走るとこんな建設現場に遭遇する。先程言及した関越道方面へのスマートインターだろうか。
 路肩に仮設ガードレール、これは間違いなくランプ建設現場だ。

 撮影日は2016年6月。2016年度内供用を予定しているとWikipediaにあるが、これは間に合うのかな。
 そしてまた恒例のトンネル情報板。
 からの、今度は透明で解放的な防音壁。

 この区間の開通は2007年で、実はまだ10年経っていない(撮影当時)。思えば高速道路に透明な壁が目立つようになったのは2000年代の話だったよなぁと私的な感想。
 天合峰トンネル 長さ 1360m

 天合峰というのは八王子市川口町(要するに撮影地周辺)に広がる丘陵地帯の主峰で、標高300mと低山だがこの地域らしい豊かな里山が残る場所だという。私自身このページの編集で初めて聞いた山であり知名度も低い山であるが、地域住民にとって象徴的な山であり、地域住民による開発計画の反対運動のようなものも見られる。
 トンネル自体は普通だ。

 先程言及した天合峰の山頂はこのトンネルのほぼ真上にある。
 トンネル内は首都圏をバイパスする幹線道路であり、穏やかな里山とは対照的に騒がしいだろう。
[42] あきる野 3km
[43] 日の出 5km
[関越道] 練馬 61km
[関越道] 新潟 307km

 距離案内。ここで突然、新潟 が登場する。現在地からの距離は307km溢れ出るラスボス感
 これまた今まで何度か見たような防音壁である。
 川口トンネル 長さ 1950m

 あきる野インターチェンジを手前にまたもや山岳トンネル。
 [ 42 ] あきる野 出口 2km

 トンネルに入って直後に、あきる野ICの予告標識が現れる。川口トンネルの長さからも察しがつくように、出口のすぐ手前までトンネルである。
 よくある高速道路トンネル内の景色が続く。

 トンネルを抜け、解放的な景色と橋梁。

 ここで秋川を渡る。檜原村に源流を持つ川で、多摩川の支川としては大きな川である。
 (R411) あきる野 [ 42 ] 出口

 秋川を渡りきる前に出口が分岐する。出口はR411に直結し、その後r7杉並あきる野線/五日市街道に接続する。秋川に沿って檜原村に行くならこのインターチェンジが最寄りとなる。

 [42] あきる野IC

 旧秋川市域の市街地に入る手前で出口ランプが分岐し、本線には防音壁がそびえる。続きは区間6。
圏央道 レポート
外回り 区間4 →   外回り 区間5   → 外回り 区間6
34 相模原 35 高尾山 6 八王子JCT. 41 八王子西 42 あきる野 43 日の出 44 青梅

関連ページ
 圏央道 外回り区間4 [相模原→八王子JCT]
 圏央道で唯一山岳区間らしい区間。
 高尾山IC、八王子JCTともに山間部に詰め込まれたような構造が楽しい。

 圏央道 外回り区間6 [あきる野→青梅]
 あきる野ICから東側は、NEXCO東日本の管轄となる。
 隣の日の出までは僅かな距離だが、その先日の出-青梅間は変化に富み充実した道路走行を楽しめる。


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 最終更新:16年10月28日