圏央道のレポートも既に7番目の区間。東京都内最終インターとなる青梅ICを抜けるとすぐに埼玉県内へ。
 トンネルと防音壁の繰り返しだったこれまでの区間とは異なり、道路風景はちょっと昔の高速道路を彷彿とさせる姿に。
圏央道 レポート
外回り 区間6 →   外回り 区間7   → 外回り 区間8
42 あきる野 43 日の出 44 青梅 45 入間 46 狭山日高 47 圏央鶴ヶ島 50 鶴ヶ島JCT.

Discription
 取材日:2016年6月5日
 茅ヶ崎JCT→久喜白岡JCT

 この日は某レンタカーのキャンペーン価格で安く車を借りて首都圏の西側を一周。
 昼過ぎまで雨であったが、茅ヶ崎で時間を潰している間に見事に天候回復を引き当て、好条件での撮影となった。

Report / Section.7

 [ 42 ] あきる野IC

 圏央道区間6はここあきる野ICから青梅ICまでをお送りする。
 埼玉県 入間市 けやき

 青梅ICの内部で埼玉県に突入する。なぜかリアルなけやきのイラストが入っている。

 けやきは埼玉県の県木。これと同じタイプの標識は関越道の埼玉-群馬県境に見られるが、文字部分のフォントが違う。
 青梅ICからの流入車線。
 埼玉県に入ると道路風景は少々変わる。これまでは何かと防音壁に囲まれたりそもそも深いアンダーパスだったが、ただの掘割の高速道路となる。
[45] 入間 4km
[46] 狭山日高 10km
[関越道] 練馬 46km
[関越道] 新潟 292km

 インター直後の距離標識。新潟のラスボス感、ちょっと薄れる。
 埼玉だしもうトンネルなんて無い、と思いきやまだまだトンネルはあるようです。
 入間西トンネル 長さ 250m

 トンネル坑口の手前にネットがあることからおわかりの通り、ゴルフ場の脇を潜り抜けるトンネルである。航空写真で見ると内回り側が微妙にゴルフ場のコース敷地とかぶっているが、このトンネルが開削だとすればゴルフ場の整備が後になるのかもしれない。
 トンネル内部は見ての通り。
 トンネルを抜けるとこれまで通り郊外を掘割で抜けるだけの高速道路。

 防音壁が設置されていない理由は簡単で、この辺りの沿線は茶畑と工業団地がメインで、住宅密集地が殆どないのである。狭山地域の名物といえばお茶である。
 [ 45 ] 入間 2km

 予告標識。入間ICの予告標識の中でなぜかこの標識だけヒラギノ仕様に替えられている。
 (16) 入間 所沢 [ 45 ] 出口1km

 1km手前標識は標識に蛍光灯が添えられたちょっと懐かしいタイプ。昼間はこんなふうに影になるから撮影者的にあんまり嬉しくない。
 「一般道専用情報」

 この先何度か現れる電光掲示板。名前の通り一般道の情報が表示される。入間エリアに限ったことではないが、R16など圏央道沿線の幹線道路は常に混雑しているため、役に立つタイミングがたまにあるのだろう。
 (16) 入間 所沢 [ 45 ] 出口 500m

 今度は普通の情報掲示板。実は渋滞情報表示中で、関越道練馬出口付近が1km渋滞しているようだ。
 (16) 入間 所沢 [ 45 ] 出口

 入間ICは入間市域の南側に位置し、R16に直接接続する。付近にはR463所沢入間バイパスも通っているため、神奈川県以西から所沢へアクセスする際はこちらを通ることになるだろう。

 [ 45 ] 入間IC

 出口分岐。日焼けした内照式標識は味がある。
 インターチェンジを通過。
 入間中トンネル 長さ 100m

 トンネルというよりアンダーパスのような構造物だが、トンネル名標識が設置されている。しかしトンネル名が安直ではないか。
狭山PA3km
菖蒲PA31km
[新潟方面] 高坂SA20km
[練馬方面] 三芳PA27km

 関越道と圏央道のSAPA情報。三芳PAはETC出口併設。それにしても関越道の2つのエリアが充実しまくっている。
 トンネル情報。山間部はほぼ抜けたはずなのにまた・・・?
[46] 狭山日高I.C 4km
[47] 圏央鶴ヶ島11km
[関越道]鶴ヶ島JCT.13km
[東北道]久喜白岡JCT.41km

 色々とイレギュラーな?表現の多い面白い四段標識。「新潟」表記を見たければレッツ関越道。
 入間東トンネル 長さ 200m

 トンネル入口上には給油所までの距離が書かれている。練馬方面は問題ないが、新潟方面は高坂SAを過ぎるとその次が上里、赤城高原となりその先は越後川口で走ることになる。ちょっと気をつけよう。

 入間西、中ときて東。うーん、、、といった感じのトンネル名である。もしかしてNEXCO3社の名前とかけてる

 なお、このトンネルで圏央道とR299が立体交差する。
 広域情報。

 大泉JCTから関越練馬が渋滞中。
 入間川 橋長 170m

 勿論実感は薄いが、ここで入間川を渡る。
 狭山PA 1km

 外回り線2つ目の休憩施設、狭山PAが近づいてきた。
 時々壁に囲まれる。
 狭山PA

 2016年走行時は厚木PAが満車だった。さて、狭山PAはどうか。

 ちなみにここまで満空情報を示す掲示板は1つもない。いずれ設置されると嬉しいのだがそれは贅沢か。
 レッツ休憩。
 [ 46 ] 狭山日高I.C 2km

 なぜか「I.C」がくっついているのが気になる予告標識。

 一方、狭山PAの駐車場は大型32、小型44、トレーラー3で実は厚木PAと大差ないのだが、敷地を航空写真で見比べると狭山のほうが駐車場内の動線にゆとりがあり、キャパシティとしては結構違うことがわかる。
 狭山PA

 いかにも最近のSAPAらしい透明感あるスタイル。東京近郊の他のPAと比べてもまぁ標準的なところだ。
 ただ、他の周辺のSAPAと明らかに違う点は、敷地内、お茶の香りが漂っている点である。煎茶の実演販売、狭山茶を利用した限定菓子など、とにかく狭山茶推しである、
 適度に休憩したところで、狭山PAを後にする。
 100m先 車間確認
 68KPで車間確認。運転者が初心者で割とゆっくり走っていたので、ちょっと後続にはご迷惑をかけたかもしれない。
 狭山 日高 飯能 [ 46 ] 出口1km

 狭山日高ICの予告標識。国道番号表示をなくしてとにかく地名がデカデカと書かれている。
 一般道専用情報

 特に仕事していなかった。
 狭山 日高 飯能 [ 46 ] 出口500m

 そして高速道路の情報掲示板。練馬の出口渋滞は相変わらず。
 狭山 日高 飯能 [ 46 ] 出口

 狭山日高IC。R407に直接接続し、位置としては狭山市、日高市、飯能市の3市のだいたい中間地点に位置しているが、飯能市からは少し遠い。

 [ 46 ] 狭山日高IC

 ちょっと出口ランプのカーブが急な気がするインターチェンジだ。区間7はここまで。
圏央道 レポート
外回り 区間6 →   外回り 区間7   → 外回り 区間8
42 あきる野 43 日の出 44 青梅 45 入間 46 狭山日高 47 圏央鶴ヶ島 50 鶴ヶ島JCT.

Links
 圏央道 外回り区間6 [あきる野→青梅]
 東京都内西側の郊外エリアを更に北上、都内最終インター、青梅へ。

 圏央道 外回り区間8 [狭山日高→鶴ヶ島JCT.]
 新茶香る狭山エリアを離れ、関越道との結節点、鶴ヶ島JCTへ。
 海老名や久喜白岡に劣らぬ巨大ジャンクションを通り抜ける!


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 最終更新:16年11月19日