都心環状線から直接北に伸びる放射線は5号池袋線、1号上野線、そして6号向島線の3路線が存在する。今回は、都心方面から常磐自動車道・東北自動車道へ向かうルートである6号向島線を紹介する。

基礎情報

首都高速6号向島線
都道首都高速6号線
最初の開通 1971/3/21
全区間開通 1982/3/30
管理 首都高速株式会社
 延長)9.5km
 起点)江戸橋JCT(中央区)
 終点)堀切JCT(葛飾区)

目次

画像 区間解説
 
区間1 江戸橋JCT-両国JCT
下り線(江戸橋JCT→両国JCT)
探索:2019/5/19 公開:2021/2/19
上り線(両国JCT→江戸橋JCT)
未探索
 江戸橋JCTから都心環状線を離れ、9号線、7号線の順に放射線を分岐する。首都高でも常時渋滞している区間の1つである。
 
区間2 両国JCT-堀切JCT
下り線(両国JCT→堀切JCT)
探索:2019/5/19 公開:2021/2/19
上り線(堀切JCT→両国JCT)
未探索
 隅田川、浅草、東京スカイツリーといったランドマークを片目に北上する。堀切JCTでは中央環状線に一旦合流する形で三郷線にその先を繋いでいく。

解説

番号 名称 接続道路 下り 上り 供用年月日 所在地 距離 KP
江戸橋JCT 首都高速都心環状線 1985/1/24 東京都中央区 - 0.0
602
601
箱崎 箱崎湊橋通り/TCAT 1980/2/5 東京都中央区 0.8km 0.8
箱崎JCT 首都高速9号深川線 1980/2/5 東京都中央区 0.0km 0.8
箱崎PA (箱崎ロータリー内) 1980/1/24 東京都中央区 0.0km 0.8
604 浜町 東京r50新大橋通り 1980/2/5 東京都中央区 0.0km 0.8
603 清洲橋 清洲橋通りへの出口専用 1980/2/5 東京都中央区 0.0km 0.8
両国JCT 首都高速7号小松川線 1971/3/21 東京都墨田区 1.3km 2.1
605 駒形 R6/r463/r453 1971/3/21 東京都墨田区 1.9km 4.3
駒形PA 1971/3/21? 東京都墨田区
606
607
向島 r461/r306

1971/3/21 東京都墨田区 2.2km
2.3km
6.2
6.3
609
610
堤通 r461

1982/3/30 東京都墨田区 1.3km
2.2km
7.5
8.5
堀切JCT 中央環状線 1985/1/24 東京都葛飾区 2.0km 9.5
 表について
 表の中身は略称で記述している。以下のような項目を示す。
 IC・・・インターチェンジ PA・・・パーキングエリア SA・・・サービスエリア
 JCT・・・ジャンクション
 RXXX・・・国道XXX号線 都道府県名+rXXX・・・都道府県道XXX号線
 「下り」「上り」はSAPAの施設の所在有無を(「○」は設置、「−」は設置なし)、ICは出入口有無を示す。
 「距離」は一つ上のIC又はJCTとの区間距離を、
 「KP」はその施設の地点に設置されているキロポスト(距離標)の数字を示す。

関連

 首都高速中央環状線
 首都圏で都心から数えて2番目の環状の自動車専用道路。
 日本最長の道路トンネル、山手トンネルで副都心部をくぐり抜ける近未来的な路線である。

 首都高速6号三郷線
 中央環状線の織り込み区間を挟んだ小菅JCTから三郷JCTへ向かう。
 都心部から常磐道方面へ向かうアクセス路として常時交通量の多い路線の1つである。

 首都高速7号小松川線
 両国JCTと京葉道路を真っ直ぐ結ぶ路線。
 この路線は都心部と京葉道路とを繋ぐのみであったが、小松川JCTの開通により中央環状線とも行き来できるようになった。

 首都高速9号深川線
 湾岸線辰巳JCTと副都心線を結ぶ路線。
 周囲は集合住宅や物流倉庫の多いエリアを走っているが、比較的交通量が少なく、トンネルもないので走りやすい路線だ。

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最終更新日:2021年2月8日