Description

 取材日:2015年3月14日、2019年5月18日、2020年2月1日
 2019年、2020年は「道の旅に出かけよう!」管理人のかっしー様との撮影。ご一緒いただきありがとうございました。

Report / Section.1

 左:C1/4/5/1 北池袋 上野
 中:9/B 湾岸線
 右:6/7 箱崎

 C1都心環状線内回りでの箱崎JCT手前の案内標識。右車線と中央車線はともに6号線に入る。

 江戸橋JCTから箱崎JCTは間隔が短く、JCT間で車線変更をするのはあまり得策ではない。9号深川線に入りたい場合は早いところ中央車線に入ってしまおう。

Link:
首都高速都心環状線

 江戸橋JCT
 左:(C1)神田橋 (5)北池袋 (1)上野
 中:(9)湾岸線 (B)Narita
 右:(6)箱崎 (7)箱崎 [E4]東北道[E14]京葉道路

 直後の標識はもう少し情報を増やしたものとなる。常磐道の案内は割愛されているが迷わず6号へ。

 この写真は2020年撮影のもので、1つ上の写真は2015年撮影のものである。この5年間で情報量自体は余り変わらないが、ナンバリングに対応したり一部では標識の構成が変わって数が減っていたりと色々な変化が見られる。

江戸橋JCT

 内回り線は外回り線の下に入り込み、6号線が分岐する。

 なお、左側を選択すると90度カーブしながら右側に1号上野線を分岐する。このとき、C1都心環状線内回りをそのまま走るができるのは一番左の1車線のみとなる。

 箱崎JCT 500m
 左へ:B湾岸線/9号線
 直進:東北道/6号線 京葉道路/7号線

 江戸橋JCTのランプを走っているうちから箱崎JCTの案内標識が現れる。

 この写真は2015年撮影の写真。高速道路を表すピクトグラムはことごとくナンバリングに差し替えられた。

 箱崎JCT 400m

 橋梁上をカーブしながらC1外回り線と合流する。いつ走ってもすごい線形だが、以前はこの合流部分はC1から6号・7号・9号に向かう車が集中し、常時混雑していた。中央環状線や外環道の延伸でかなり改善しつつあるがそれでもやはり首都高有数の渋滞ポイントであることに変わりはない。

 箱崎JCT 200m

 再び、ナンバリング導入前の2015年の写真。

 本線上ではほとんど箱崎出口のみが案内されるが、実際は清洲橋出口浜町出口も存在する。これらの出入口には、箱崎JCT本線の下層に存在する箱崎ロータリーから入るのだが、それはまた別のレポートで。

箱崎JCT

 短い織り込み区間の後、カーブしながら6/7号線方面と9号線の分岐となる。このJCTの特徴は、内側2車線が向島線、外側2車線が深川線という変則的な分岐である。C1内回り線、外回り線由来の両者の交通が輻輳するのを出来るだけ抑えるためである。

 ―のだが、そもそも6号線/7号線方面に向かう交通が多く、中央車線への車の集中が原因で渋滞が起こることも多い。

Link:
首都高速9号深川線

 箱崎 [出口 602] 200m

 箱崎ランプまで200m。標柱の左側を見ると、清洲橋、浜町の文字も一応書かれている。

 箱崎[出口 602]
 両国JCT 1.5km

 9号深川線への分岐を過ぎると、箱崎出口へのランプが分岐する、のだが、このランプは実際は箱崎ロータリーへの入口である。

 実際はランプをまっすぐ降りると浜町出口に接続する。箱崎出口を利用するには箱崎ロータリーをに入る必要があるのだが、その合流はわずか数十mの間に2車線の車線変更をするというアクロバティックな動きを要求される。箱崎PA、清洲橋出口に加え9号線への再合流やUターンも可能だが、公式の案内も少なければかなり走りにくい構造をしている。

 9号深川線からのランプを潜る。

 そういった事情もあって、箱崎ロータリーは首都高を利用する人でもあまり存在が知られない「通なロータリー」となっている。首都高マップには一応書かれているものの目立たないですし、多くの道路地図には書いてありませんしね。

 両国JCT 1.0km
 直進:(6)[E6]常磐道 (C2)[E2]東北道
 右へ:(7)[E14]京葉道路

 この先両国JCTに向けてカーブが連続する。どちらの車線もそのまま走ると引き続き6号向島線を辿ることになるのだが、7号小松川線に入る場合は右車線に移る必要がある。

 2015年当時はこのような標識が設置されていた。要するに7号線は早いところ右車線に移れということだが、その先どこに向かうかは標識に明記されていなかった。

 先程の標識を過ぎると一気に下り坂となる。

 ここで、箱崎ロータリーからのランプが合流する。既に交通量が多い状況での合流であるため、ゆっくり進めば大丈夫。

 筆者の個人的には、分岐合流の多い江戸橋〜両国間は渋滞している方がむしろ走りやすいと思うし、実際この区間で渋滞に捕まることはよくあった。

 下り線をまたぐ標柱がある。左右に小さな標識が設置されている。

 2015年当時は1km手前と同様の路線番号のみの案内標識が設置されていた。

 両国JCT 500m
 直進:(6)[E6]常磐道 (C2)[E2]東北道
 右へ:(7)[E14]京葉道路

 両国JCTが近づく。この辺りでは進行方向右側が隅田川となるため、景色は随分開けて見える。ナンバリングまわりに修正痕が見られるので、上張りか何かで対応したのだろう。

 6号向島線のルートマーカーが出迎える。道路の左側は浜町公園という公園である。

 両国JCTを手前にもう一度カーブする。京葉道路方面に向かう場合の車線変更はこの辺りまでに済ませたい。

 きつい右カーブで隅田川を渡る体勢に入る。区画線が白実線で描かれている。

両国JCT

 右車線を走ると7号小松川線が分岐する。続きは区間2。

 両国JCTは隅田川の真上に分岐が存在する。下り線はこのように比較的ゆとりがあるが、上り線は向島線、小松川線がジャンクション部分で1車線に幅員減少するという構造で、やはり渋滞が多かった。

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