Description

 取材日:2018年10月20日
 東北道川口JCT.→東北道郡山IC

 この道路はTwitter上のフォロワー、片喰さんとご一緒に撮影しております。
 黒磯あたりまで概ね秋晴れで気持ちのいい道路撮影でした。
 ご一緒いただきありがとうございました!

Report / Section.3
3-2 久喜白岡JCT

 圏央道はこちらから。関越、常磐、中央道、東関東道、東名、、、道の繋がる路線ならいかようにも。

 久喜白岡JCT.は東側と西側で開通時期が異なることもあり、左右非対称な独特な形状をしている。本線を最初にまたぐのは圏央道外回り→東北道上りの連絡ランプ。

 また、JCTの内部で久喜市に突入する。カントリーサインにあるこれまた独特な物体は「提灯山車」という四方を多数の提灯で囲った山車(だし)で、毎年7月に行われる「久喜提燈祭り」の見どころとしても親しまれる。

 JCT内部を更に進むとランプ、ランプと圏央道本線、そしてその上層を通るランプといった具合に4つの橋が東北道を跨いでいく。

 久喜白岡JCTの形状は不規則ながら4方向フルJCTであり、ランプを通ると分岐と合流が必ず1回ずつ存在する。一部のランプを除いて向きの異なるカーブが3回以上繰り返されておりランプ距離自体も長い。不規則なJCT形状となっている背景として、広大なJCT用地が圏央道より南側に集約されており、さらにその用地も東北道を境に東側と西側でアンバランスになっていることがありそうだ。

 (4)久喜 栗橋 [ 4 ] 出口1km

 東北道の交通量は川口から岩舟にかけては北に向かうほど緩やかに減少している、つまり下り線においては流出車両より流入車両の方が少ない状況にある。おおよその感じです。

 (4)久喜 栗橋 [ 4 ] 出口500m

 接続国道はR4・・・なのだが、直接接続しているわけでもないどころか直線距離で5kmも離れている。栗橋まで行けばR4と接続するので、直接接続するr3経由という考えなのだろう。

 IC自体は久喜市中心部に近く、栗橋へは県道経由で10km余りの道のりとなる。新4号経由で古河以北にアクセスするなら久喜ICを利用するより圏央道五霞ICを通るほうが接続はスムーズである。以前は久喜ICは幸手・五霞方面へのアクセスも担っていたが今では圏央道の守備範囲となった。

 このタイプの路線標識、東北道にもありますね。ナンバリングを示すものとして急速に普及してきている印象。

 (4)久喜 栗橋 [ 4 ] 出口

 久喜IC出口標識。久喜市・旧栗橋町へはこちら。先述の圏央道はR4バイパスの新4号には直結するが現道のR4日光街道への接続が良くないので、栗橋へはこちらが最寄りであることには変わりない。

4 久喜IC

 久喜IC出口。出入ランプは全て2車線で、一般道側もR4方面ランプは2車線ある。R4を介した広域アクセスを担う玄関口としての役割が大きかったことがわかる。

 久喜ICのランプが本線を跨ぐ。

 久喜市内を北上する。市街地をきちんと避けて走っているので相変わらず周囲は水田や畑がメインである。

 ここで埼玉r12栗橋川越線とクロスする。ざっくり圏央道と並行しながら久喜市栗橋〜川越市を結ぶ県道。

[ 5 ]加須6km
[5-1]羽生12km
  宇都宮74km

 距離標識。加須、羽生と6kmずつ出口がありテンポよくヤクモノが登場する。館林より先もしばらくはそんな感じである。

 平面的な景色がずっと続く。連続照明も無く夜は暗いのだが昼は開放的である。

 圏央道より少し外側というと、東名は厚木で小田原方面への交通を分岐し、中央道は小仏トンネルがある山の中、関越は埼玉県内で平坦ながら多少アップダウンもある。常磐道は沿道を木々できちんと覆われており緑が美しい。東北道はこの特に見どころもない感じが平野部のそれらしいのかもしれない。

 跨道橋。コンクリ壁に緑色の謎縞模様というのも公団らしさを感じるものの1つか。

 1つ前の写真との間で加須市に入っている。

 スペシャルキロポスト。川口から30km。

 [ 5 ] 加須 2km

 加須ICの予告標識。架設かつ内照式。

 (125)(4) 加須 栗橋
 [ 5 ] 出口1km

 1km予告標識。接続国道はR125とR4。

 加須ICからR125を東進するとr3と接続した後JR東北本線とクロスし栗橋でR4に至る。久喜ICからのルートと途中で合流するので、下り線から加須ICを使うメリットはあんまり無い(r3が渋滞しているときは加須経由が有利)。

 (125)(4) 加須 栗橋
 [ 5 ] 出口500m

 加須ICが近づいてくる。埼玉県内の他のIC同様東西移動にも有利な位置取りをしているので、広域的にはR125経由で行田や熊谷といった別のエリアも守備範囲ではある。

 西進して行田方面を目指す場合、この先の羽生ICと直結するr84羽生栗橋線と合流する。特に宇都宮方面からのアクセスでは羽生経由のほうが料金面でも有利なため加須の出番はやや少なくなっている。

 情報表示。これ架設するほどデカくないですよね・・・。

 (125)(4) 加須 栗橋
 [ 5 ] 出口

 加須IC出口標識。こちらにも栗橋の方面表示があるが東京方面からのアクセスは先述の通り久喜IC経由が最短。

5 加須IC

 出口。加須市中心部から約4km、R125バイパス経由で20kmほど走るとR17熊谷バイパスに合流する。加須ICから熊谷までは22kmで、関越道花園のほうが有利だが両者の中間にあたるエリアゆえ、比較して上手く使い分けられるかも?

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最終更新:2019年6月13日