Description

 撮影日:
 2021年4月30日 阪和道→泉佐野JCT→関西国際空港→泉佐野JCT→阪和道
 (Special Thanks:かっしー様)

Report 【下り線】

 [ 18 ] 泉佐野JCT 2km

 阪和道を和歌山方面へ。松原JCTから36kmほど走ってきたところで、関空道との分岐が近づいてくる。

 左へ:[E71関空道] 上之郷 関西空港
 直進:[E26阪和道] 泉南 和歌山

 泉佐野JCTの案内標識。ここを左に分岐すると関空道に接続する。

 直進すると阪和道を和歌山方面へ進む。和歌山市の玄関口、和歌山ICまではここから約22km、南紀田辺までは90km。紀州路は長い。

18泉佐野JCT

 泉佐野JCT分岐。ジャンクション名の表示が置かれていない。

 泉佐野市もこちらから。沿岸部のりんくうエリアはこの先の泉佐野IC経由でアクセスするのが便利だが、イオンモールのある泉南エリアは関空道経由ではなく阪和道泉南IC経由の方がアクセスしやすい。

 ランプを回って本線をくぐる手前に料金所への案内標識。

 上之郷ICは泉佐野JCTにほとんど直結する形で存在する。市域南部にある和泉山脈のヘリに位置するICで、日根野エリアや隣町の熊取町へのアクセスに比較的有利。

1 上之郷

 上之郷ICへは本線料金所の手前でひたすら左へ向かう。とにかく広い上に左側に和歌山方面からの通行車両が合流してくるので、慎重に走っていきたい。

 ちなみに、上之郷ICを出ると、関空道に並走する一般国道481号の終点にぶつかる。

泉佐野本線料金所

 ここで関西空港自動車道までの料金を精算する。

 ETCの場合、りんくうJCTまでの料金がシームレスに計算されるので、この料金所ではこれといった精算をしていない・・・のかもしれない。情報をお持ちの方教えていただけると嬉しいです。

 料金所は丸みを帯びた屋根が組み合わさったファンタスティックな構造。石積み風のデザインもあり、なんとなく(任天堂なんかの)ゲームCGを思わせる。また、ブース入口の信号機が屋根から吊り下げられているのもよい。

 泉佐野本線料金所を通過し、関西空港自動車道の本線へ入る。

[ 2 ]泉佐野3km
[ 3 ]りんくうJCT.5km
[E71関空連絡橋] 関西空港12km

 料金所を抜けて少し走ったところで、いつもの路線案内と距離標識のセットが登場する。関西空港までは12km、約10分程度のドライブだ。

 泉佐野市内を緩やかにカーブしながら走る。正面に見える高いビルはSiSりんくうタワーという超高層ビルで、りんくう国際会議場やホテル、オフィスが入っている。

 ビルの高さは256.1m。1996年の竣工当時は日本で3番目に高い超高層ビルであったが、2023年に虎ノ門ヒルズステーションタワー(265.75m)。麻布台ヒルズ森JPタワー(325.40m)が竣工し、2024年1月現在は5番目となった。

 (26)(481) 泉佐野 りんくうタウン
 [ 2 ] 出口1km

 泉佐野ICまで1km。泉佐野ICは関空道下りの最終出口で、この先は別料金の関空連絡橋か阪神高速に入らないと出口がない。りんくうICはハーフICで下り線出口はない。油断しないように。

 この標識の付近からJR関西空港線が道路の北側を並走する。

 泉佐野ICまで500m・・・のはずが、

 標識がない。

 どうやら交換作業中だったらしい。

 ネット上で過去の写真を検索するに、公団フォントで書かれた外照式(!)の標識を撤去したようだ。撮影は2021年4月のことなので、2024年現在はもはや他のICと変わりないビカビカの反射式標識に生まれ変わっているだろう。

 代わりの標識が道路脇に申し訳無さそうに立っていた。こんなのしか見られず少し残念

 情報表示が現れる。阪神高速側の渋滞・所要時間情報も表示されるようだ。

 その路側には小さく詫び標識が立っている。これも本来はない位置。

 本来の標識(画面奥)が撤去されている関係で小さな詫び標識がポツポツと置かれている。

 分岐手前の出口標識の設置位置。これも外照式のはずだったが、この通り標柱のみ。

 1km標識で見られたりんくうタウンは超高層ビルが目立つものの、周囲にはアウトレットや格安スーパー、ショッピングモール、ビジネスホテルが集積する郊外型の商業集積地となっている。りんくうタウンにアクセスするにはここ泉佐野ICで降りてR481を走る必要がある。

2 泉佐野IC

 泉佐野IC出口。りんくうタウン、泉佐野市街はこちらから。

 IC周辺とりんくうタウン以外へのアクセスはというと、西隣の田尻町へは泉佐野ICが最寄りであるが、東隣の熊取町や貝塚市は上之郷ICや阪和道貝塚ICのほうが有利である。泉南市も阪和道泉南ICが近いため、R26に直結する立地の割に広域利用することはあまりないだろう。

 [ 3 ] りんくうJCT. 1.5km

 [ 3 ] りんくうJCT. 1km
 左へ:[(4)阪神高速] 大阪 神戸
 本線:[E71関空連絡橋] 関西空港

 りんくうJCTまで1km。ここで阪神高速4号湾岸線が分岐する。

 余談だが、画面奥に映っているSiSりんくうタワー。日本の超高層ビルの中で政令指定都市と東京都区部を「除いた」場所にあるものとしてはぶっちぎりの高さを誇る。次点が埼玉県川口市のタワーマンション(185.8m)で、その差は70m。

 [ 3 ] りんくうJCT. 500m
 左へ:[(4)阪神高速] 大阪 神戸
 本線:[E71関空連絡橋] 関西空港

 りんくうJCTまで500m。阪神高速に入ると海沿いを進み大阪・神戸方面へ向かう。大阪市(梅田)までは45km、神戸市(三ノ宮)までは64kmの道のりとなる。

 [ 3 ] りんくうJCT.
 左へ:[(4)阪神高速] 大阪 神戸
 本線:[E71関空連絡橋] 関西空港

 りんくうJCT分岐はまもなく。

 りんくうJCTにはりんくうICが隣接するが泉佐野JCT方面からの出口は存在しない。関空連絡橋を渡って関空に渡るか、阪神高速に入って貝塚ランプまで走らないと出口はないので注意しよう。距離としてはどちらも5kmほど先だが料金が痛い。

3 りんくうJCT

 阪神高速湾岸線はこちらから。左側の標識が未更新で非常に渋い。

 りんくうJCTから先は関空連絡橋に入る。道路としても別路線(R481の有料部となる)であるため、ここで下り線レポートは一旦終わりにする。続きは下記リンクにて紹介しよう。

 関西空港自動車道(関空道)は高速自動車国道で、この先の関西国際空港連絡橋(関空連絡橋)はR481の一部となる(2009年に国道に編入されたが、開通当初は関西国際空港株式会社の管理のもとにある連絡橋だった)。 Next: 関空連絡橋 上下線
りんくうJCT ⇔ 関西国際空港

Report 【上り線】

3りんくうJCT

 このページ後半では関西空港自動車道上り線をレポートする。

 関空道レポートについて、上り線は出口がなく画像が少ないため、説明もあっさりと紹介している。

Prev: 関空連絡橋 上下線
りんくうJCT ⇔ 関西国際空港

3りんくうJCT

 阪神高速からの流入ランプと合流する。

 反対車線を見ると標識の文字が透けているのがわかる。下り線撮影時は順光でわかりにくかったけど、ちゃんと逆行対策されているんですね。

 一方の上り線側は何もなく淡々と走り進める。

2 泉佐野IC

 泉佐野ICからの流入ランプと合流する。

[ 18 ]泉佐野JCT3km
[E26阪和道] 和歌山30km
[E26阪和道] 大阪54km

 距離標識。和歌山までは30kmと近い。大阪都心までは阪和道経由だと54km。阪神高速経由より10kmほど長く料金も高い。

 

 [ 2 ] 泉佐野JCT 2km

 ジャンクション番号「2」って・・・?

 泉佐野JCTの番号はこの1箇所を除いて阪和道側の「18」に統一されている。関空道の「2」は泉佐野ICであることから、誤表記の可能性もある・・・?

 料金所 1km

 [18]泉佐野JCT. 1km
 左へ:[E26阪和道]貝塚 大阪
 右へ:[E26阪和道]泉南 和歌山

 泉佐野JCTの予告標識。分岐は本線料金所の向こう側だが早めに進路変更するほうがスムーズだろう。

 料金所 500m

 大阪方面と和歌山方面の情報表示が別々に設けられている。

泉佐野本線料金所

 泉佐野JCTを手前に本線料金所を通過する。

 下り線と同様に左側2レーンは上之郷ICの入口料金所となっている。

 左へ:[E26阪和道]貝塚 大阪
 右へ:[E26阪和道]泉南 和歌山

 料金所通過後、ほんの少しの間だけ2車線の本線っぽい区間を走り、その後左右のランプに分かれる。上之郷ICからの流入車両は左端から右端に一気に車線変更する必要があるため、ここで車線変更をするチャンスを設けているのかもしれない。

18 泉佐野JCT

 阪和道上下線への分岐。関空道上り線はここまで。

 関空道上りから阪和道下りへ向かうランプ。ゴルフ場が近いため、ボールよけのネットが張られている。

 阪和道下り線へ合流する。この先は阪和道レポートで紹介しよう。

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