Description

 取材日:2019年5月26日
 南九州道水俣IC→九州道鳥栖JCT.

 撮影日は5月にしては異例の高温に見舞われた日。
 南国の太陽は高度が高すぎてダッシュボードは常に灼熱状態。各SAPA停車で車載カメラを動かしては冷却しての繰り返しだった。

Report / Section.12
2 日奈久IC

 無料区間最終出口。ここからはNEXCO西日本管轄となり有料だ。

 11.7KPに管理区域境界を示す標識がこっそり設置されている。

 料金所 1km

 この先、日奈久本線料金所が待ち受ける。

 料金所500m 速度落せ

2 日奈久本線料金所

 日奈久IC利用車両もそうでない車両も含めここで入場記録or通行券を受け取る。

[ 1 ]八代南3km
[ 18 ]八代11km
熊本55km

 久々の距離標識。熊本市街まで55km、時間にして1時間ぐらいだろうか。

 盛土区間がしばらく続くが、画面奥からは高架区間となる。

 [ 1 ] 八代南 2km

 八代南IC付近は高架区間が続く。右側には山、左側は低地で田畑が広がっている。

 (3) 八代南 [ 1 ] 出口1km

 接続国道は相変わらずのR3。名前の通り八代市街の南に位置しており、市役所のある中心部から見て真南となる。市街地東側にあるゆめタウンやイオンといった商業施設に向かう場合はここで降りてしまってもいいだろう。

 (3) 八代南 [ 1 ] 出口500m

 「人吉方面へは行けません」の文字。八代ICで折り返しが必要となる。

 八代南ICを手前に追越車線が始まる。

 (3) 八代南 [ 1 ] 出口

 八代南IC出口標識。八代市中心部をはじめとする、九州道より東側の市街地へはこちらから。

1 八代南IC

 八代市街へは次の八代ICよりこちらのほうが近い。日奈久からの料金は150円。有料区間の端っこということもあるが併走するR3が片側2車線ということもありそれなりに使われているっぽい。

 合流部もきちんと4車線が確保されている。

 高架区間が終わるところで追越車線は終了する。ここから八代JCTまで暫定2車線だが交通量はほどほどで詰まることはない。

[ 18 ]八代6km
[17-1]宇城氷川16km
[ 17 ]松橋25km
熊本50km

 距離標識。八代JCTから行けるのは福岡方面のみということで鹿児島方面の地名はない。あたかも九州道の一部みたいなラインナップである。

 垂れ幕には「積荷落とすな、速度落とせ」の文字。ちょっと色あせてるかな。

 このあたりから山間区間・・・と見せかけて、じつは左側すぐ近くまでスプロール化した市街地が迫っている。右側は険しい山で、その境界はかなり明瞭である。

 九州道人吉-八代ほどではないが地形は険しさがある。水俣あたりもそうでしたね。

 球磨川 橋長480m

 熊本県内最大の川、球磨川を渡る。

 橋梁はかなり高い位置を走っているように感じるがそこまででもない。なお、奥にみえるトンネル手前でJR肥薩線をオーバーパスしている。

 古麓第二トンネル 長さ140m

 山は急だがトンネルは短い。魚と川が大胆に描かれた坑口が印象的。

 古麓第一トンネル 長さ590m

 先程の第二トンネルから短い明かり区間を経てすぐにトンネルとなる。

 古麓第一トンネルを抜けてもすぐにトンネル情報表示。カーブの先にもう1つあるみたいですね。

 妙見トンネル 長さ720m

 左側には「速度落せ この先合流点」の標識。これが南九州道最後のトンネルとなる。

 トンネルを抜けるとすぐに本線は終了し上下線がランプとなる。

 そういえば0KPはどこにあったんでしょうね。撮り逃したっぽいです。

 (3)(219) 八代 [ 18 ] 出口1.1km
 [E3 九州道] 八代 熊本

 九州道の方面表示と八代ICの予告標識。標識のレイアウトからして鹿児島方面へのランプを増設するならこのあたりで分岐させる予定だったのだろうか?

18-1 八代JCT

 ここで九州道上り線に合流する。
 これにて南九州道上り、完走2019年現在下り線鹿児島方面には接続がなく、またランプ追加される気配もない。どうしても鹿児島方面に折り返したいならこの先八代ICで折り返すこと。

 芦北→人吉・えびの方面は県道とR219を乗り継いで、水俣→湧水へはR268を伊佐経由で走るルートが比較的快適。このどちらかと九州道を組み合わせて使えるなら、わざわざ南九州道を選ぶほどではないだろう。

 (3)(219) 八代 [ 18 ] 出口400m

 八代ICまで400m。画面奥にはどんぐり型の路線標識もバッチリ設置されている。

 (3)(219) 八代 [ 18 ] 出口

 八代IC出口標識。R3に直結し、JR八代駅、新八代駅は近いが中心部からはやや遠い。R219を折り返して球磨川沿いに向かうこともできるが南九州道を走ってきたなら芦北か八代南で降りたほうが目的地には近くて安い。

18 八代IC

 九州道に入って最初の出口、八代ICはこちらから。レポートはこれにて終わり。

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最終更新:2019年7月13日