Description

 撮影日:
 2018年10月20日 東北道川口JCT.→東北道郡山IC
 2019年10月27日 東北道那須高原SA→北上江釣子IC

 この道路はTwitter上のフォロワー、片喰さんとご一緒に撮影しております。
 ご同行ありがとうございました!

Report / Section.12
15 矢吹IC

 あぶくま高原道路経由で福島空港・磐越道小野へ向かうならこちらから。

 ラジオ周波数の案内。AMとFMを両方とも網羅してくれている。

 画面奥には矢吹町のカントリーサインが見えている。矢吹町は人口約1万7千人の町で、町域の多くは阿武隈川流域に広がる農地である。

[15-1]鏡石PA5km
[ 16 ]須賀川10km
[ 17 ]郡山南20km
 福島73km

 距離標識。次の出口は鏡石PA/SICとなる。紫色がすっかり薄くなってますね。

 東北道は緩やかなカーブを繰り返す。周囲からは法面で隔離されておりいかにも高速道路らしい風景だがこういうのが延々と続くので退屈する。

 下り坂となる場所では少し遠いところまで見渡すことができる。撮影は土曜日の朝なのですが、結構交通量多いんですよね。

 谷に下るところで鏡石町に入る。

 「上り坂」

 「速度低下」

 ・・・の次は「渋滞原因」らしい。細かいアップダウンが繰り返されるけど速度維持しろよということである。

 鏡石PA 2.5km
 安積PA 14km

 次の休憩施設、鏡石はもう少し先。その先安積(あさか)PAの方が施設は大きく、24時間営業のガソリンスタンドがあったりする。すぐに立寄りたいとかミニストップの大ファンだとか事情がなければ鏡石PAはスルーしても構わないだろう。

 鏡石PA 1km

 24時間営業のコンビニ併設。チェーン脱着もOKと機能的には十分。

鏡石PA

 鏡石PAはこちらから。PA名の由来は所在地の自治体名(鏡石町)。

 2019年撮影時はスルーしたので、2018年撮影時の写真を掲載している。

15-1 鏡石SIC

 駐車場と隣接して出入り口がある。というか鏡石PAの施設ってほぼミニストップ…。

 駐車場は大型12小型26とコンパクト。SIC入場後はPAを利用できるが退出前は利用できないので、利用したい場合は後述の一般道駐車場を利用しよう。

鏡石PA

 商業施設。どこからどう見てもミニストップで、駐車場も手頃な大きさなのでちょっと立派なコンビニと見間違えそう…。屋根の上にきちんとPAの看板はあるんですけどね。

 なお、鏡石PAは一般道駐車場が併設されており一般道からも利用可能である。

 鏡石PA/SICは鏡石町市街地の北西にあり、JR鏡石駅から1.5kmほどの道のりで到着できる。

 鏡石PAからはのどかな田園風景を望むことが出来る。水田の稲刈りもすっかり終わっており、すっかり秋が深まっていた。

 鏡石PA/SICは施設としてかなりコンパクトなのでこっそり駐車場を出るとETC出入口も間近に観察できる。一般道出入口経由で高速道路外に出るのは基本良くないらしいのでご注意を。

 須賀川 福島空港 出口3km

 鏡石の次は須賀川IC。福島空港への案内も兼ねて3km手前から予告してくれる。

 [ 16 ] 須賀川 2km

 通常の2km手前標識も置かれている。

 2019年撮影は雨上がりの朝。雨を降らせた低い雲も徐々に晴れてきた。

 途中で須賀川市に入る。カントリーサインのモチーフはまさかのウルトラマン。版権…!!

 須賀川市は特撮映画の制作会社、円谷プロダクションの生みの親である円谷英二の出身地である。この市はウルトラマンを色々なところに押し出しており、2013年、ウルトラ一族が済むとされる「M78星雲光の国」と姉妹都市提携を結んでいる。

 (4)(118) 須賀川 [ 16 ] 出口1km

 須賀川市まで1km。接続国道は直結するR4に加え、市内を経由し会津と棚倉・常陸大宮方面を結ぶR118も書かれている。

 (4)(118) 須賀川 [ 16 ] 出口500m

 須賀川ICは福島空港への最寄りICの1つで、「空港」の標識が設置されている。

 下り線の場合は既に通過した矢吹ICからあぶくま高原道路経由のほうがスムーズである。須賀川から空港へは福島r63古殿須賀川線を経由するのが最寄りで、空港を通過するとあぶくま高原道路に直結する。無料区間経由で小野・いわき方面へ向かうことも可能だがやはり矢吹経由のほうが近いので、わざわざ須賀川ICを使う理由がない。

 (4)(118) 須賀川 [ 16 ] 出口

 須賀川IC。この辺りの標識は部分的に新しいものへの交換が進んでいるが、「空港」表記は古いもののまま。

 R118は須賀川市内を東西に走る。西に走ると会津地方へ向かい、下郷町・南会津町に至る。東に走るとすぐに南側へ進路を変え、JR水郡線に沿って棚倉、茨城県の常陸大宮方面に走っている…のだが、棚倉方面へのアクセスは矢吹ICや白河中央SICのほうが有利なので、須賀川ICを広域的に使うとしても会津方面に限られそうだ。。

16 須賀川IC

 須賀川市はこちらから。福島空港に北からアクセスするにもこちらから。

 重伝建の1つ「大内宿」もこちらから。R118で山を越え、湯野上温泉で県道に入ってしばらく進んだ場所にある。

 東北道は須賀川市街の西の端を走っており、すぐ近くに住宅街が迫っている。

 広域情報表示。撮影前日の大雨の影響で常磐道が通行止。奥に「試験中」の表示板があることからいずれ撤去されてしまうのだろうか。

[ 17 ]郡山南8km
[17-1]郡山中央13km
[ 18 ]郡山17km
 福島62km

 距離案内。郡山中央SICの開通に伴い市内には3つのICが並んでいる。最も大きい玄関口は郡山ICだが、目的地に応じてうまく使い分けよう。

 須賀川ICを過ぎて200KPのスペシャルキロポストが現れる。

 描かれているのは「桃」。もう少し気の利いたデザインにならなかったのかなと思うけど、設置されているだけありがたい。

 ここで東北新幹線の線路をくぐる。次に東北新幹線とクロスするのは国見ICの先となる。

 ハイウェイラジオ聴取区間。こちらも常磐道の通行止関連。

 この辺りから遠方に山を望むようになるのだが、名前がわからない。

 安積PA 3km
 安達太良SA 23km

 次のPAが近づいてきた。安積PAはPAでありながら給油所併設、そしてコインシャワーがあり地味に便利。

 「休憩はお早めに!次は安積PA」

 休憩を促す横断幕。しれっとシャワーを示すピクトグラムが描かれている。

 安積PA 2km

 「休憩はお早めに!次は安積PA」

 休憩を促す横断幕。しれっとシャワーを示すピクトグラムが描かれている。

 ここで郡山市に入る。カントリーサインのモチーフは「采女(うねめ)」。奈良時代より郡山に伝わる采女伝説にちなんで、毎年8月に「采女祭り」が行われている。

 安積PA 1km

 205KP。思えば遠いところまで来たはずなのだが、実はこれで東北道の延長の3割しか紹介できていない。

 安積PA

 「ハイウェイ情報ターミナル」が強調されている。東北道から磐越道方面に入る前最後のPAとなるため、ここで情報を確認しておくのも良いだろう。

安積PA

 例によって2018年撮影時に寄り道しているので紹介しよう。

安積PA

 商業施設全景。ちょっと広めのPAといった感じ。店舗は「ヤスモッカ」ブランドで展開されている。ここは酪王カフェオレソフトが人気らしいですよ。。。

 店内はお土産物も扱うよくあるハイウェイショップ…なのだが、ここ安積PAはコインシャワーが設置されている。

 コインシャワーは車中泊する大型車ドライバー向けであり、中日本管轄、特に新東名・新名神に多いが、ここ安積PAは東北道、いやNEXCO東日本管内で唯一コインシャワーのある休憩施設である。

 安積PAは広めの園地をもつPAである。こんなお散布ルートもある。

 安積PAの駐車場は大型48小型34、川口から2時間半の位置ということもありやっぱり大型車ドライバー指向。

 園地の木々のうちいくらかは公団時代に行われた植樹祭で植えられたもののようで、こんな銘板が残されていた。

 とここまで色々な見どころを紹介した安積PAであるが、もう1箇所見どころがある。商業施設と反対側、本線際にそれはある。

 本線の横にはスピード体感コーナーが設置されている。「このコーナーは高速道路を走っている車の速さを体感していただく施設です。」とのこと

 本線からの距離間はこんな感じ。ガードレールと1mぐらいの法面で仕切られているが跨道橋なんかよりずっと近い。

 撮影はカメラのNDフィルター機能を使いつつシャッター速度をなるべく遅くして撮ったものである。ここ、三脚などの機材を使うのは気が引けるかもだが高速流し撮りの練習に使えそうな場所だ。

 [ 17 ] 郡山南 1.6km

 安積PAを出ると郡山南ICはすぐそこ。

 最近開通した郡山中央SICもあるが、郡山ICは福島・磐越道方面、郡山南ICは東京方面への行き来に使われるイメージが強い。複数ICを持ってる地方都市ってだいたいそんな感じですよね。

 (4) 郡山南 [ 17 ] 出口1km

 展示場施設である「ビッグパレットふくしま」もこちらが最寄り。

 IC名のとおり郡山市内の南側、安積永盛や接続国道にR4が書かれているが直接接続はしない。

 (4)郡山南 [ 17 ] 出口500m

 直接接続する道路は福島r47郡山長沼線で、郡山から湯野上温泉・大内宿方面へ向かう際のアクセスルートとなる。郡山中心部方面へはR4交点までが県道で、その先は市道となるが4車線路が確保されており非常に快適である。

 (4)郡山南 [ 17 ] 出口

 JR郡山駅付近を目指す場合、市街地アクセスの点では距離は郡山中央SICより遠いが、快適性ではこちら郡山南ICのほうが有利だろう。

17 郡山南IC

 東京方面と郡山市内を行き来する場合はこちらがメインとなる。

 区間12はここまで。続きは区間13。

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最終更新:2019年12月20日