Description

 取材日:2018年10月20日
 東北道川口JCT.→東北道郡山IC

 この道路はTwitter上のフォロワー、片喰さんとご一緒に撮影しております。
 ご同行ありがとうございました!

Report / Section.7
8-1 栃木都賀JCT.

 北関東自動車道の水戸・常磐道方面はこちらから分岐する。

 水戸方面への交通量が流出するので岩舟-栃木都賀より少し交通量が減る・・・はず?

 都賀西方PA 3km
 大谷PA 23km

 休憩施設の距離標識。岩舟-栃木都賀の織込区間に1つもなかったPAがこの先にあるので休憩するのもいいだろう。

 都賀西方PA 改築工事

 撮影当時(2018年10月)、都賀西方PAがどうなっていたかは後ほど紹介しよう。

 都賀西方PA 2km

 都賀西方PA 1km

 給油施設は無いがまだ関東のエリアということできちんと有人の店舗が入っている。

 都賀西方PA

 ちなみにPA名の読みは「つが-にしかた」と読む。

 「都賀」「西方」ともにかつて存在した町の名前で、都賀は2010年に栃木市・大平町・藤岡町と、西方は2011年に(合併後の)栃木市と合併した。

都賀西方PA

 2018年10月の撮影時は各SAPAに停車するという方針で撮影させていただいた。実は蓮田SAのみスルーしたりしてるけど・・・。

都賀西方PA

 途中の横断幕にかかれていたとおり、撮影当時はPAの売店が改築中であり工事中の姿を垣間見たのみであった。

 工事現場の囲いにあった完成予想図を借りるとこういった外観のエリアになる予定(だった)らしい。エリア左端のロゴ部分がNEXCOロゴで予想図が描かれているが、実際はブランド名の「YASUMOCCA」になっているなど既に細かな差異が見られた。

 工事中はこのような仮設売店で営業していた。トイレも仮設。

 工事囲いの中にあったためスルーせざるを得なかったが、都賀西方PA下りの敷地内には西方山古墳という古墳が存在していた。復元された石室が宇都宮寄りの園地内にあるらしい。

 都賀西方PAを後にする。川口JCTから80km。

[ 9 ]鹿沼11km
[ 10 ]宇都宮22km
 福島180km

 距離標識。枝番施設が減ることもありヤクモノの間隔は広くなっていく。

 この辺りまで来ると6車線あれば余裕の快適走行ができる。

 ここで鹿沼市に入る。モチーフは「秋祭りの屋台と市の花『サツキ』」らしい。

 非常駐車帯と非常電話がこの先にある。

 その非常停車帯が左側の余白で、「管理用施設」とある。

 Wikipedia情報によると、磯町バスストップという休止中のバスストップらしい。

 秋晴れが気持ちいいが、晴天なのは宇都宮辺りまでだったんですよねぇ。

 [ 9 ] 鹿沼 2km

 古い内照式の標識。東北道は羽生あたりから既に照明のない区間が続いているため、夜見かけるとかなりの安心感がある。

 鹿沼 宇都宮市街 出口1.3km

 鹿沼ICの予告標識・・・だがその表記は随分変則的なもの。下り線においては宇都宮市街に向かう場合は鹿沼を利用するよう案内されている。

 (4) (121) 鹿沼 宇都宮市街
 [ 9 ] 出口1km

 鹿沼ICの1km手前標識。サイズ控えめだが「宇都宮市街」としっかり表記があるあたり、宇都宮市への玄関口はこちらだろう。

 宇都宮市街の英字表記に注目すると、「C.Utsunomiya」とある。「Central」の略称表記だと思われるが、こうした表記は筆者は東北道以外では見かけたことがない。

 (4) (121) 鹿沼 宇都宮市街
 [ 9 ] 出口600m

 鹿沼ICは県道を介してR121と短距離で接続している。R4へは有料道路であるさつきロードを経由して宮環の南西端に出た後、更に東へ進んで雀宮付近で接続するのが最短であるが、宇都宮市中心部へ出る場合はこの経路を使う必要はない。

 なお、宮環とは宇都宮環状線の略称である。全区間4車線以上が確保された完成した環状道路で、その一部はR121やR4新4号に指定されている。宇都宮市内を移動するにあたって重要度の高い道路であり地域外でも利用経験のあるドライバーも少なくないだろう。

 (4) (121) 鹿沼 宇都宮市街
 [ 9 ] 出口

 鹿沼IC分岐。宇都宮市街への玄関口ということもあってか分岐部は長く作られている。

 鹿沼ICから宇都宮市街へはIC出口を左折した後さつきロードへの入口をスルーして栃木r6宇都宮楡木線/鹿沼インター通りを東へ進む。途中、宮環とクロスした後平成通りと名を変えて宇都宮市中心部の南側へたどり着くことができる。

9 鹿沼IC

 鹿沼市、宇都宮市街へはこちらから。

 鹿沼市中心部へはIC出口左折→左折という順でさつき大通りを東進することでアクセスできる。もちろん右折右折でR121を辿るルートでも同じくたどり着ける。日光道を使わず日光方面へ向かう場合、鹿沼からR121を北上するという手もあるので状況に応じて試してみてもいいかも?

[ 10 ]宇都宮11km
[10-1]上河内SA22km
[ 11 ]矢板29km
 福島165km

 鹿沼ICを通過した先の距離標識。福島までは2時間ぐらいかかりそうだ。

 次に宇都宮市に突入する。モチーフは餃子…ではなく「平和観音と市の花『サツキ』」。ここもサツキが市の花に指定されている。

 大谷PA 3km
 上河内SA 16km

 SAPAまでの距離標識。大谷PAまで3km。

 上り坂 速度低下に注意

 周辺地形がよくわからないので違和感があるが、現に上り坂となるので速度に気をつけるべし。

 大谷PA 2km

 カラーリングだけでわかるコーヒー屋さん併設。黒と黄色といえばあそこです。

 この辺りに大谷SICが設置される計画である。2019年10月時点では、2021年の供用開始を予定しているらしい。ここからは大谷観音、採石場跡である大谷資料館といった観光スポットにも近く、また宮環までの距離も近いため利用するシチュエーションは多いかもしれない。

 大谷PA 1km

 大谷PA

 ここだけ立派な架設式標柱。

大谷PA

 というわけで、ここも手短に紹介してみよう。

大谷PA

 施設外観。「YASMOCCA」ブランドとして営業している店で、中には黒と黄色でおなじみコーヒーチェーンのドトールが入居している。

 高速道路でもお馴染みになったスターバックスは東北道では羽生PA下り、蓮田SA上りの2箇所のみである。群馬や茨城にあるSAPA内スタバは栃木には1つも無いのだ。

 大谷PAの建物はシンプルなデザインでどことなく公団っぽさを感じるもの。入口に置いてある餃子の石像はこの周辺で採掘される大谷石という石材を使って作られたという。

 大谷PAを後にする。直後に100kmのスペシャルキロポストが待ち受ける。

 この先200kmキロポストは福島県内中央部の須賀川IC付近に存在するが、東北道は恐ろしいもので終点の青森には679KPというとんでもないものが置かれている。東北の果てしなさがここからも伺えるが、まだここは関東なのでそういう話はいずれ。。。

 宇都宮ICを手前に車線に関する標識が現れる。川口からずっと続いた6車線区間は次の宇都宮ICで終わりとなり、一番左の車線がそのまま出口となる。

 [ 10 ] 宇都宮 2km

 日光・鬼怒川方面も宇都宮ICから。

 車線に関する案内は度々登場する。

 (119)日光宇都宮道路 宇都宮 日光
 [ 10 ] 出口1km

 「日光宇都宮道路は宇都宮ICで接続」とのこと。宇都宮ICは対東京方面でみると宇都宮市街との行き来よりもむしろ日光道に接続する結節点といった役割が強い。

 (119)日光宇都宮道路 宇都宮 日光
 [ 10 ] 出口500m

 日光宇都宮道路にはジャンクションのような形で接続しており、今市、日光を経て清滝ICまで自動車専用道路でアクセスできる。鬼怒川へは今市から、東照宮へは日光から、いろは坂・中禅寺湖へは清滝から、といった具合である。

 鬼怒川温泉、川治温泉へは日光道今市ICからR121を北上する形でアクセスできる。R121は更に北上すると南会津・会津若松へ至るが、そこまで向かうならこの先の西那須野塩原ICや白河ICを活用したほうが所要時間は短く済むだろう。

 (119)日光宇都宮道路 宇都宮 日光
 [ 10 ] 出口500m

 内照式標識が堂々と掲げられている。本線側には「矢板 福島」の文字。

 宇都宮市内でも宮環より北側、岡本・宝積寺といった地域へはこちら宇都宮ICが有利となる。市街方面へは、R119バイパスである宇都宮北道路により宮環まで非常にスムースな接続が可能である。さつきロードと違って無料なのもありがたい。

10 宇都宮IC

 宇都宮市街(北部)、日光道方面へはこちら。

 この先は区間8へ。

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最終更新:2019年10月31日