撮影日:
2020年2月2日
撮影日:
2020年2月2日
ここからは笹谷峠をひたすら下る区間。
緊急退避所 300m先
緊急退避所 100m先
左側に土の盛られた緊急退避所がある。
ブレーキが効かなくなった場合などに重大事故に繋がるのを防ぐための施設で、首都圏に近いところだとR1箱根峠の下り側にあったりする。
ここでセントメリースキー場の真下を通過する。
区間2でも説明した通り、このスキー場は高速道路をゲレンデが跨いで&くぐっている珍しいスキー場であったが、2023-24シーズンを最後に閉業した。撮影時期は2020年2月。周辺の積雪は少ないが、もしかしたら撮影当時は営業していたのかも。
古関PA 3km
菅生PA 25km
蔵王PA 30km
菅生PAと蔵王PAは東北道のパーキングエリア。菅生PAは村田-仙台南間にあり、東北の他のSAに劣らないほどの規模のあるエリアである。
山肌にはまだ雪が残っている。東北道に近づくにつれ、雪はなくなっていく。
[ 1 ] | 宮城川崎 | 10km |
[ 26 ] | 東北道分岐 | 20km |
仙台 | 46km |
もう1箇所、緊急退避所が置かれているようだ。
2箇所目の緊急退避所。
古関PA 1km
道の駅村田 20km
東北道福島方面に向かう途中、村田ICのすぐそばにある道の駅で、ETC2.0限定で乗り直し料金措置が取られている。古関PA-蔵王PAは29km離れているので、その間隔を補うためにも利用できるようにしてある感がある。
古関PA
山形道宮城区間唯一の休憩施設、撮影のために立ち寄る。
商業施設全景。撮影当時は公団時代のテイストが強いエリアだったが、2021年にリニューアルしてデイリーヤマザキの入居したコンビニエリアになった。
デイリーヤマザキは24時間営業だが、フードコートは上り線10:00-19:00とやや朝が遅い点、下り線はなんと9:00-15:00という短時間営業であるため注意。
トイレ棟はガラス張りで立派。
山間にあるエリアだったが、さすが山形道、施設は比較的充実していた。・・・というわけで、東北道方面へ向かう。
動物注意
この先R=400mの急カーブが待ち受ける。
おお・・・、急カーブ。
スピードの出やすい下り坂が続くが、制限速度は80km/hなので速度に注意。
[ 1 ] 宮城川崎 2km
(286) 宮城川崎 [ 1 ] 出口1km
みちのく湖畔公園はこちらから。
みちのく湖畔公園は正式には国営みちのく杜の湖畔公園という。R286を川崎から仙台に向かう途中にある大きな公園で、ダム湖である釜房湖の南東部にある。
(286) 宮城川崎 [ 1 ] 出口500m
標識が全体的に古い。
宮城川崎ICはR286に直結する。R286をICから北方向に走るとみちのく湖畔公園を経由して東北道仙台南ICに至るが、山形道-東北道経由と比べて4km程度のショートカットできる。高速道路が全線4車線あることを比べるとR286を走るメリットは料金メリットぐらいかもしれない。
(286) 宮城川崎 [ 1 ] 出口
宮城川崎ICはまもなく。ここまで下りてくると、もはや雪はない。
宮城川崎ICからR286を笹谷方面に少し走ったところで、R457が分岐する。青根温泉を経由して宮城蔵王エリアに向かう国道で、山形を結ぶ蔵王エコーラインにも接続する。
宮城川崎IC出口。川崎町はこちらから。
ここから村田JCTまで一本道となる。
[ 26 ] | 村田JCT | 9km |
仙台 | 34km | |
福島 | 65km |
開通当時のものがそのまま使われているのではないかというぐらい古い。
川崎町を抜け、村田町に入る。
村田町は人口1万人弱の町で、水運の町として栄えた町である。町内に鉄道駅はないため、筆者のように東北道と山形道の分岐で初めて町の名前を知る人もいらっしゃるかもしれない。
日が傾いてきた。
これまでの下り勾配から一転、少しだけ上り坂になる。
かと思うと、またも長い下り坂。
この先急カーブ
[ 26 ] 村田JCT 3km
4.5%の下り坂が続く。
ジャンクションを前に、トンネルがあるようだがその入口はカーブの先に隠れている。
星野城トンネル 長さ407m
トンネル標識の下に添えられた非常設備のピクトグラムが渋い。
トンネルを抜けると、下り坂の向こうに案内標識が見えてくる。
[ 26 ] 村田JCT 1km
左側:[E4東北道] 仙台 盛岡 [E48]仙台南部
右側:[E4東北道] 福島 東京
村田JCTは右へ。
東北道の情報表示が設置されている。上下線の案内を1枚に収めた大型のもので、それを支える支柱がいかつい。
[ 26 ] 村田JCT 500m
左へ:[E4東北道] 仙台 盛岡 [E48]仙台南部
右へ:[E4東北道] 福島 東京
左車線から東北道下り線へ入ると、次の出口は菅生PA/SIC、その次は仙台南ICとなる。
村田JCTを手前に周辺の景色が開ける。このあたりは田畑と森が入り乱れる緩やかな丘陵地域にある。
左:[E4東北道] 仙台 盛岡 [E48]仙台南部道路
右:[E4東北道] 福島 東京
分岐直後に置かれた標識は横長なレイアウトをしており、「仙台南部道路」はフル表記。それにしてもこの標識は公団ゴシックがモリモリ使われている。おそらく開通当初からあったものにナンバリングを上貼りしたのだろう。
ジャンクションの標識こそ真っ先に更新されつつあるため、これは非常に珍しい。末永く残ってほしい・・・と思っていたが、惜しいことに2025年までにヒラギノ体のものに更新された。
撮影当時は山形から東京方面への帰路だったため、右側に入り東北道へ向かう。
村田JCTは立体Y型の3方向ジャンクションで、ランプはいずれも曲線幅員ともに余裕のある作りをしている。