Description

 取材日:2019年3月24日
 伊勢道→東名阪道→東海環状道→東名阪道→名二環
 「佐波の高速道路紀行」管理人の佐波ふーみん様との撮影。午前中を伊勢神宮で過ごしてからの帰りであった。
 ご同行いただき本当にありがとうございました。

Report / Section.2
37久居IC

 R165と接続するインターチェンジ。津市南部・名張市方面はこちらから。

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勢和多気JCT → 久居IC

 久居ICを通過する。流入する車がけっこう多い。

 [ 36 ]5km
 [ 35 ]芸濃14km
 大阪148km  名古屋86km

 距離標識。勢和多気-久居は4段表示であったが、大阪と名古屋が1枚にまとまり3段となった。

 周囲は竹林などに遮られるが、線形は緩やかだ。

 

 [ 36 ] 津 2km

 津ICまで2km。津市は日本唯一の「漢字1文字の県庁所在地」だが、IC名でみると東北道泉ICなど色々ある。

 なおこの地点は東名名古屋から100kmの位置にある。名古屋都心までは80km以上、隣県の所在地同士とはいえ結構遠いんですね。

 津市を手前に市街地を見下ろす高架区間に入る。

 (23) 津 [ 36 ] 出口1km

 津ICまで1km。接続国道にはR23の表記。

 三重r42を介してR23中勢バイパスに接続するが、その距離は1km未満でかなり近接している。鈴鹿市中心部など東名阪道から離れた地域へは、津ICからR23を利用するのが最短経路となる。

 (23) 津 [ 36 ]出口500m

 津ICまで500m。

 なお、津ICの直結するr42津芸濃大山田線は、中心部方向に進むと津市役所の目の前に出ることが出来る。高速自動車国道のICには珍しい非常に単純な接続である。

 (23) 津 [ 36 ] 出口

 津ICの出口はまもなく。

 R23中勢バイパス以外の広域アクセスについては、近隣を通るR163の利用が挙げられる。津市三郷・伊賀市大山田を経て中瀬ICで名阪国道に出ることができる。

36津IC

 津IC出口。津市、R23中勢バイパス経由鈴鹿方面はこちらから。

 [ 35 ]芸濃8km
 [ 34 ]伊勢関13km
 大阪143km  名古屋80km

 距離標識。2つ次の伊勢関が伊勢道/東名阪道の境界である。

 松阪では曇り空だったが津まで来ると晴れてきた。いい天気ですね。

 安濃SA 3km
 亀山PA 17km

 休憩施設までの距離標識。2つ次の東名阪道亀山PAはスマートインターチェンジ併設。

 「高速道路では 早めの休憩を! 次は安濃SA」

 伊勢道上りで初めての広域情報表示。

 この先の東名阪道を始め渋滞スポットに事欠かない中京圏であるが、この時はなんと渋滞が1つも表示されていなかった。これが新名神三重区間の実力か!と驚くばかりである。

 安濃SA 2km

 次に、名阪国道に関する情報表示。一般国道なんかでも見かけるコンパクトな形。

 安濃SA 1km

 次の安濃SAは伊勢道唯一のSA。もともと各SAPA停車で走っていただいたのだが、寄らない手はない。

 安濃SA

 伊勢道最初で最後のサービスエリア、安濃SAはこちらから。

安濃SA

 安濃SAにも立ち寄らせていただいた。SAは本線より少し高い位置にあるようだ。

 安濃SAに入る。NEXCO中日本のSAらしくピクトグラムマシマシの案内板が設置されているが、全体を理解するにはやや小さいのではないかと思う。

 施設に面して直接駐車できるスペースがある。この規模のエリアでは珍しいか?

安濃SA

 伊勢道唯一のSA、安濃SAの商業施設。

 ここではSAによくある施設正面の「大階段」が存在感を発揮している。どうしてこんな階段を設ける形だったんでしょうね。

 施設の手前側には屋台中心の「安濃横丁」なるスペースがある。参道をイメージした作りをしていて、伊勢帰りの我々にとってその余韻を楽しむに十分な風情だった。

 なお、施設内には24時間営業のお土産屋と7-22時営業のフードコートがある。残念ながらレストランは無いようだ。

 トイレ棟の脇は名物「なが餅」の幟が存在感を発揮している。

 細長い棒状の餅に餡が入ったものお菓子だが、三重県には「なが餅」「安永餅」という2つの「似た者同士」が存在する。発祥の異なる似た者同士であるが、食べてみると食感が結構違うらしく人によって好みが分かれるんだとか。

 なお、安濃横丁のまわりは赤ちょうちんで囲まれている。これはテンション上がるかも?

 そんな安濃SAには、他のSAと同様園地が広く休憩スペースに余裕がある。この通り駐車場もバッチリ見下ろすことが出来る。にしても赤ちょうちん目立ちますね。

 安濃SA上りは大型32小型113の駐車スペースを持つ。伊勢から50km以上離れていることもあり、小型スペースは土日ならこの埋まり具合である。

 そんな安濃SAを後にする。身障者用スペースは一般向け駐車場とは違う位置にあるため、このように利用車両がランプ手前で下りてくる。

 安濃SAを後にし、本線に戻る。

 [ 35 ] 芸濃 2km

 次のIC、芸濃ICが近づく。

 芸濃 [ 35 ] 出口1km

 接続国道の表記はない。補助標識にあるように津市北部へのアクセスはこちらが最寄りとなるが、旧津市域の北部は上り線だと津ICのほうが近くどちらかというと下り線向けの表記に思われる。

 芸濃 [ 35 ] 出口500m

 IC名は2006年に津市と合併した旧芸濃町の名前による。ICから市街地は少し離れているが、周辺にはロードサイド店舗が多く存在しており新たな商業地域が形成されている。

 芸濃ICを手前に、東名名古屋ICから90kmのスペシャルキロポストが存在する。

 芸濃 [ 35 ] 出口

 芸濃ICの案内標識。

 インターチェンジでは三重r10津関線に直結する。ICから南東に走ると津市中心部へ、北西に走ると旧芸濃町中心部を経て名阪国道関ICへ向かい、亀山市関にてR1に接続する。

35芸濃IC

 芸濃IC出口。出口標識はヒラギノが使われた新しいものに更新されていた。

 芸濃IC通過後、伊勢道最後のハイウェイラジオ聴取区間に入る。

 芸濃IC通過後、今度は亀山市に入る。

 カントリーサインのデザインは亀山城跡がモチーフのようである。

 [ 34 ]伊勢関4km
 [32-2]亀山PA7km

 距離標識。名古屋や大阪といった遠方の地名は表記されていない。

 亀山PA/SICは2015年12月の社会実験からそのまま正式運用となったものである。社会実験開始の時期としては「第三次採択」後の追加採択箇所であったが、SICとしての歴史は日本国内でも長い方である。

 [東名阪道]名古屋69km
 [ 新名神 ]京都88km
大阪133km

 距離標識その2。各都市への距離はこちらから。ここで「京都」が初めて登場する。

 伊勢西IC付近で見かけた標識と同様、大阪・京都へは新名神経由の距離を表記している。名阪国道経由で大阪へ向かう場合は伊勢関ICから流出しよう。

 2km先分岐
 左へ:[名阪国道](25)大阪 (1)亀山
    [ 34 ] 伊勢関
 直進:[新名神] 京都 大阪 [東名阪道] 名古屋

 伊勢関IC/関JCTの最初の予告標識。直進すると亀山JCTで新名神と東名阪道を選択することとなる。

 名阪国道 左へ

 この先R25名阪国道を選ぶ場合は伊勢関ICで伊勢道から退出する必要がある。

 更に一般道へ出る場合は名阪国道関ICまたは亀山ICを選ぶこととなる。なお、このまま東名阪道へ抜けると亀山ICから退出することはできない。目的地に応じて使い分けよう。

 左へ:[名阪国道]大阪 亀山
    [ 34 ] 伊勢関 出口1km
 直進:[新名神] 京都 大阪 [東名阪道] 名古屋

 伊勢関ICまで1km。天理・大阪に加え亀山へ向かう場合も一旦名阪国道へ出る必要がある。

 左へ:[名阪国道]大阪 亀山
    [ 34 ] 伊勢関 出口500m
 直進:[新名神] 京都 大阪 [東名阪道] 名古屋

 伊勢関ICまで500m。伊勢道のレポートもあと2枚で終わりとなる。

 一般道接続に関しては、関宿・鈴鹿峠方面は名阪国道関ICへ、亀山市中心部・四日市方面は亀山ICを利用する。亀山PA/SICは市街地アクセスにはあまり向かないが、付近には企業の工場が立地しており工業団地へのアクセスに有利である。

 左へ:[名阪国道]大阪 亀山
    [ 34 ] 伊勢関 出口
 直進:[新名神] 京都 大阪 [東名阪道] 名古屋

 この先、R25名阪国道への連絡路と東名阪道へ直結する本線(亀山直結線)との分岐が伊勢関ICである(2005年に亀山直結線が新設された)。

 名阪国道はR25の自動車専用道路で、加速車線の超短い数々のIC、Ωカーブに代表される急な線形などスリリングな要素が詰まっている。通行料金無料で天理まで走れるとあり、大型車の利用も多く注意の必要な自動車専用道路の代表格である。

34 伊勢関IC/関JCT

 伊勢関IC分岐。分岐後、奥の料金所で料金を精算し名阪国道へ向かう。なお、関JCTは伊勢道からの連絡道と名阪国道とのジャンクションを指す。今回は亀山直結線を走行しており、関JCTは通過していない。

 関JCT経由で名阪国道を走った場合、亀山ICから東名阪道上りに入り直す事が可能である。その場合、伊勢関で一旦退場し亀山で再入場といった精算となる。

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