Description

 取材日:2019年7月7日
 道央道士別剣淵IC→旭川紋別道比布JCT→遠軽瀬戸瀬IC

 今回は相互リンク先管理人かっしー氏が北海道に登場!
 長距離弾丸旅程にお付き合いいただき大変ありがとうございました。  

Report / Section.2
2愛別IC

 愛別ICはこちらから。愛別町は勿論、旭山動物園や旭川空港へのアクセスにも活用できる。

 愛別ICを通過するとまもなく追越車線が終了する。この次は愛山上川IC付近となる。

 10KP。あと90km近い道のりが続いている。

 愛別ICからは上川盆地を離れ、石狩川沿いの平地と山地の間を走り抜けるようになるが、開けている区間が多く見通しは悪くない。

[2-1]愛山上川8km
[ 3 ]上川層雲峡15km
 紋別

 距離標識。上川層雲峡ICまでは15km、途中愛山上川ICまでは8kmと標準的な間隔。

 7月初旬とあって沿線の緑も相当深いものになっていた。

 トンネル情報表示。愛別-愛山上川ICのうち3割程度がこの先のトンネルで占められている。

 追突注意・・・の奥、エチラスケップ橋という橋を渡る。

 愛別トンネル 長さ2958m

 ここで旭川紋別道最初のトンネル、愛別トンネルに入る。長さは3km弱といきなりの長大トンネルである。

 開発局管理の道路において、トンネルの延長は「1m単位」で書かれている。旭川紋別道ではこの先のトンネルは全て同様である。

 トンネル内は未だにナトリウム灯。NEXCO管理の高速道路ではあまり見なくなった。

 追越車線 1km先

 [2-1] 愛山上川 2km

 次の愛山上川ICは旭川紋別道で唯一の枝番施設であり、比布JCT方面のみ出入りできるハーフIC。こっそりと愛山渓温泉への案内も表示されている。

 (39) 愛山上川 [2-1] 出口1km

 愛山上川ICまで1km。なお、愛山自体は愛別町内の地名である。

 愛山上川ICは2004年に開通、約2年間旭川紋別道の末端部だったが2006年11月、旧上川天幕出入口までが開通し中間のICとなる。建設当初計画されていなかったICであることから枝番がついており、上川層雲峡IC方面には接続しないハーフICである。

 (39) 愛山上川 [2-1] 出口500m

 愛山上川ICまで500m。インターチェンジ手前で追越車線が終わってしまう。

 接続国道はR39で、周囲は大きな集落もなく山に囲まれた農地が広がる。道道経由で愛山渓温泉へ向かう最寄りのインターチェンジである。

 (39) 愛山上川 [2-1] 出口

 愛山上川IC。現在となっては上川町へ向かうのにこのICで降りる意味があまりないので、多くの車はスルーしている。

 愛山渓温泉へはR39からr223愛山渓上川線へ入り、20kmほど山間部を走ってアクセスできる。大雪山系の登山口の1つでもあり、1軒の温泉宿&入浴施設が存在するが、もともと1年の半分以上は冬季休業する上に、2019年は災害の影響でわずか2ヶ月の営業であった。ありがたいことにr223は全面舗装されておりハードルは高くない。行けるときに狙って行きたいものである。

2-1愛山上川IC

 愛別町愛山へはこちらから。

 愛山上川ICを過ぎると、すぐに愛山跨線橋。この下をJR石北本線が通っている。

 20KP。前方に見える山壁を避けるように右カーブする。

 石狩川 安足間大橋310m

 石狩川を渡る橋。既に中上流部までさかのぼっているためか橋の長さもコンパクト。

 石狩川を渡って上川町へ入る。

 カントリーサインのデザインは、町内にある展望台に置かれたエスポワールの鐘という鐘と、そこから望む大雪山系の山並みである。エスポワールの鐘は市街地より少し北に離れた道道沿いにあるというが、、、行ったことないですね…

 石狩川 愛山渓大橋280m

 ほとんど距離をおかずにもう一度石狩川を渡る。山間部でよくある、川と道路が絡まるような形である。

 上川層雲峡ICへ向かって、山際を走り進める。石狩川はR39や農地を挟んで左側だ。

 追越車線 2km先

 [ 3 ] 上川層雲峡 2km

 上川層雲峡ICまで2km。あまり意識していなかったが中央分離帯がワイヤーロープに変更されている。道内の高規格道路では急速に浸透していますね。

 パンケフェマナイ橋を渡る。訳はわかりませんが、アイヌ語ですね。

 (39)上川層雲峡 上川市街
  [ 3 ] 出口1km
 北見・留辺蘂

 上川層雲峡ICまで1km。接続国道はR39のみが表記されているが、実際はR273にも近い。

 上川層雲峡はR39と接続する最後のICであり、層雲峡・石北峠を経て北見・留辺蘂方面へ向かう場合はここで降りることとなる。R39は途中でR273が分岐し、三国峠経由で帯広・上士幌方面にも接続しているので、その利用範囲はかなり広大なものである。

 追越車線 長さ2000m

 上川層雲峡IC付近はきちんと追越車線が整備されている。それにしてもここ、とても眺めが良い。

 (39)上川層雲峡 上川市街
  [ 3 ] 出口500m
 北見・留辺蘂

 追越車線の向こうには深い樹海が広がる。ニセイカウシュッペ山を始めとする、「北大雪」と呼ばれる一帯で、黒岳や旭岳に代表される大雪山系とは層雲峡を隔てて離れている。

 (39)上川層雲峡 上川市街
  [ 3 ] 出口
 北見・留辺蘂

 上川層雲峡ICの案内標識。層雲峡や市街地に用事のある車は勿論、石北峠経由で北見へ向かう車、三国峠経由で上士幌へ向かう車などは全てここで旭川紋別道を離れることとなる。

 余談だが、E39というナンバリングでありながら対応する国道と一部分しか並走していないのはE41東海北陸道などと同じノリを感じる。

3上川層雲峡IC

 上川層雲峡IC出口の案内標識。石北峠経由北見方面はこちら。

 なお、上川層雲峡ICでは管理事務所のトイレが使用可能だ。また、ICから道道を介してR39に出るとすぐ近くにコンビニも立地している。層雲峡にしろ北見峠にしろこの先は人口希薄地帯が長らく続くので、用があるならここで済ませてしまおう

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最終更新:2020年2月18日
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