Description

 取材日:2019年7月7日
 道央道士別剣淵IC→旭川紋別道比布JCT→遠軽瀬戸瀬IC

 今回は相互リンク先管理人かっしー氏が北海道に登場!
 長距離弾丸旅程にお付き合いいただき大変ありがとうございました。  

Report / Section.4
3浮島IC

 浮島ICはこちらから。R273経由滝上・紋別方面はこちらから。

 浮島IC出口を通過する。

 山間部にありながら追越車線がきちんと整備されており非常に広々としている。

 再び横風注意の標識。冬に風が吹くと地吹雪に変わり、視界がほとんど効かなくなることも。

 この先対面通行

 毎度おなじみ対面通行区間に入る。次の追越車線は奥白滝IC付近となる。

 ここでJR石北本線をまたぐ。

 この跨線橋のすぐ近くに上越信号場という信号場がある。上越信号場は1975年まで上越駅という旅客扱いのある駅だったが、周辺人口がいなくなったため1975年に信号場となる。森林に囲まれた無人地帯であるが、上川駅と白滝駅のほぼ中間に位置する追抜・交換可能な施設であり、石北本線を列車で移動するとここで運転停車することもあるようだ。

[ 5 ]奥白滝7km
[ 6 ]白滝17km
 紋別

 いつもの距離標識。奥白滝は北大雪トンネルをくぐってすぐなのだが、そこから白滝ICまでがやや長い。

 追突注意 車間距離を十分に

 トンネルを手前に注意をうながす標識が設置されている。

 トンネル情報。特に何も表示されていない。

 北大雪トンネル 長さ4098m

 北見峠をパスする旭川紋別道の最長トンネル、北大雪トンネルに入る。

 その名称についてはあまり疑問に思ったことがないが、由来としては大雪山系の北側に位置するという地理的な理由によるものだろう。なお、石北本線は石北トンネルで峠を越えており、並走一般道のR333の北見峠にはトンネルがない。

 トンネル内はご覧の通りナトリウム灯が現役で活躍している。明るくはない。

 北大雪トンネルを含む浮島-白滝間は2002年3月に、旭川紋別道最初の区間として開通した。メインディッシュとなる区間が最初に開通したのは非常に画期的なことである。

 トンネル内で遠軽町に突入する。

 町境は中央部より浮島寄りの位置にある。カントリーサインはこの手のものには珍しく内部に照明が仕込まれたものである。なお、トンネル内は拝み勾配となっており町境付近が最高標高(695m)となっている。

 トンネル出口が見えてきた。

 [ 5 ] 奥白滝 2km

 北大雪トンネルを抜け、オホーツク海側へ入った。

 この辺りでは延々と下り坂が続く。

 (333)奥白滝 [ 5 ] 出口1km

 道の駅しらたきまで1km。チェーン脱着場も併設されている。

 奥白滝ICはもともと白滝PAが単独で設置されていたところに新たに出入口が追加されてできたインターチェンジである。

 (333)奥白滝 [ 5 ] 出口500m

 追越車線に入る。長さは1300mあり十分使える。

 情報表示。特に何も表示されていない。

 (333)奥白滝 [ 5 ] 出口

 白滝PA併設。道の駅白滝へはこちらから。

 もともとは白滝PAが先で、奥白滝ICが後から追加されたのだが、標識上の案内はすっかりICがメインとなっている。NEXCO区間のPA併設ICは1枚にまとめてあるんですよね。

5奥白滝IC

 奥白滝IC・白滝PAへの出口。

 出口ランプを走ると、敷地内の十字路で上り線・下り線・道の駅・一般道出口の4方向に分岐する。道の駅は一般道側の駐車場が存在しないため、PAを利用したい場合は一般道に出る前に寄っておこう。

白滝PA/道の駅しらたき

 PAは上下線共通。左側がトイレ棟で、右奥がレストラン・売店棟である。

 余談だが、冬期の除雪は最小限で、冬になるとトイレ棟経由でしか売店に行くことができない。

 トイレ棟入口。道の駅しらたきの案内看板もある。

 PAによくある観光案内地図。温度計も付いた豪華なものだが、案内範囲は「遠軽町」。

 白滝村は2005年、遠軽町・生田原町・丸瀬布町・白滝村の4自治体が対等合併し新たな「遠軽町」となった。面積は1,300平方kmを越え、北方領土を除いた全国で8番目に大きい市町村である。おかげで、ここから遠軽ICまでずっと「遠軽町内」なんですよね・・・

 レストラン・売店棟に寄ってみる。あんまり充実してはいないが年中営業しているのでそれだけでも十分ありがたい。

5 奥白滝IC

 道の駅の脇には、奥白滝ICの出入口が通っている。写真前方に十字路があり、左折すると下り線、直進すると上り線、右折すると上下線共通の駐車場へ入る。

 奥白滝ICは、この付近にある北大雪スキー場、白滝高原キャンプ場といった観光施設の利便性向上を目的として2006年に追加されたICである。番号が整数なのは当時上川天幕-浮島が未開通で番号が振られていなかったためである。なおこの北大雪スキー場は2011年頃リフトの運行を休止。それ以来は雪上車を使ったツアー形式でスキーを楽しむちょっと特殊なスキー場に変わっている。

白滝PA

 白滝PA駐車場。ランプ分岐からの距離が近いため車の出入りに注意しよう。

 なお、白滝PAの名称は奥白滝IC開通後も変わっていない。本線上ではPAの名称はほとんど案内されず道の駅としての案内が優先されるためあまり気にすることはないかもしれない。

 本線に戻って遠軽方面を目指そう。

 追越車線が終わる。この先も下り坂が続いている。

 白滝ICの標高は400mを切る程度で、北大雪トンネル内の最高標高点から約300m下がっている。平均勾配は2%弱ぐらいだろう。

 車間確認。前方の車は遠いところに。

 天狗平橋という橋を渡る。

 浮島-白滝間ではやや独特なフォントを使った標識が見受けられる。公団フォントほど特徴的ではない別物で、開発局の道路で見られるものなので開発局フォントと勝手に名付けているが、これがどういう出自で作られ、使われているのかよくわからない…

 次は天狗橋という橋。

 今度は、東白滝橋。前方の山がだんだん近づいてきた。

 追越車線 2km先

 [ 6 ] 白滝 2km

 白滝ICが近づく。旧白滝村市街地へはこちらが近い。

 (333) 白滝 [ 6 ] 出口1km

 1km手前標識。この標識ももしかしてフォントが違う?

 (333) 白滝 [ 6 ] 出口500m

 出口まで500m。開削部を抜けるとインターチェンジになる。

 1620mの追越車線に入る。白滝ICを挟んでいるが結構長いので余裕をもって活用できそうだ。

 (333) 白滝 [ 6 ] 出口

 白滝IC出口の案内標識。

 白滝ICはR333/r558に直結し、白滝村市街地の東側に出る。旧白滝村内の人口は2015年の国勢調査時点で690人まで減少しており、よくよく調べると北海道の最少人口自治体である音威子府村の人口を下回っている。急激な人口減が進んでいるのである。

6白滝IC

 白滝IC出口。R333白滝エリアはこちら。

 なお、白滝を出入りできる道路はR333と旭川紋別道しか存在しないため、広域利用は見込めない。たまには白滝市街を訪れてもいいのではないだろうか。

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最終更新:2020年2月24日
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