Description

 取材日:2019年4月13日
 中央自動車道上り 小牧JCT→大月JCT→河口湖IC
 「道の旅に出かけよう!」管理人のかっしー様との撮影。弾丸日程にも関わらずお付き合いいただき大変ありがとうございました。

Report / Section.7
26飯田

 阿智村、昼神温泉へはこちらから。

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園原IC → 飯田IC

 飯田ICを通過する。

 [ 25 ]松川14km
 [24-1]駒ヶ岳SA26km
 [E20中央道]甲府142km
 [E19長野道]長野157km

 飯田IC過ぎて最初の距離標識。次の松川ICまであと14kmと意外と区間距離が長い。

 駒ヶ岳SA/SICの利用案内。車長12m以下の利用制限がある。

 前方に甲斐駒ヶ岳を始めとする赤石山脈=南アルプスの山々を望む。

 南アルプスの山並みについては、この区間の最後で駒ヶ岳SAから一望できるのでそこで紹介しよう。

 上飯田バスストップ。伊那谷の区間は高速バスが都市間交通の主役を担っており、本線にも数多くの現役バス停が存在する。

 上飯田バスストップからは北岳を始めとする山並みを遠望する。松川ICあたりまでくると南アルプスは右側に移るので、フロントガラスから見えるのはこの先座光寺PAあたりまでと短い区間である。

 座光寺PA 3km
 駒ヶ岳SA 23km

 SAPAまでの距離案内。次の座光寺PAは中央道唯一の無人エリアである。駒ヶ岳SAまではまだ距離があるのでトイレ利用だけでも必要なら寄っておきたい。

 飯田IC伊北は急勾配こそないもののアップダウンに富んだ風景が続く。東名名神ほどではないが古いのであんまり開削してないのかも。

 座光寺PA 2km

 座光寺PA 1km

 自動販売機のピクトグラムが後付で加えられている。

 上張りされたピクトグラムが気になるが、過去の写真を見つけることができずわからずじまいであった。トイレとか?

 座光寺PA

 標識の構成は先程と一緒。

座光寺PA

 中央道唯一の無人PA。駐車場は大型5小型12とかなり小さい。トイレと自販機のみのエリアだが敷地内は緑豊かで木陰のベンチもきちんと整備されている。

 座光寺PAからの合流。

 高森町に入る。

 カントリーサインのモチーフは「市田柿」。描かれているのは高森町の公式キャラクター「柿丸くん」。高森町には中央道の出入口は存在せず完全に「スルーされる自治体」となっているが座光寺PAにSIC設置計画があり、実現すれば名古屋方面から町内のアクセスが改善し立ち寄りやすくなるだろう。

 高森バスストップが近づく。

 高森バスストップを通過する。役場から3km、飯田線市田駅から4kmほど離れている。

 高森町がバス停の近くに公衆トイレと駐車場を整備しているあたり、まさに高速バス停が町の玄関口という伊那谷特有の交通事情が垣間見える。

 下り坂とカーブが合わさる。正面には甲斐駒ヶ岳あたりの山が見えているのかな?

 下り勾配かと思えば上り勾配になる。木曽山脈と伊那谷の境目を走っているゆえこういった線形が延々と続く。

 Nシステムのようなものが現れる。

 そろそろ松川ICも近いが、登坂車線が現れる。

 [ 25 ] 松川 2km

 松川ICまで2kmの予告標識。

 松川町に入る。カントリーサインには特産品のリンゴとナシ。

 (153) 松川 [ 25 ] 出口1.2km

 松川ICの予告標識。この標識はヒラギノフォントが使われている新しいものだ。

 (153) 松川 [ 25 ] 出口500m

 この標識はまだ更新されていなかった。

 松川ICでは長野r59松川インター大鹿線を介してR153に接続する。広域的には近隣の中川村・飯島町・高森町に加え、r59をそのまま東に走って小渋川沿いに上がると伊那山地の向こう側、大鹿村までアクセスすることができる。

 (153) 松川 [ 25 ] 出口

 松川IC出口が近づく。ちょっと縦に窮屈なレイアウトはこの標識では更新後も残っていた。

25松川IC

 松川町とその周辺はこちらから。伊那山地をこえて大鹿村まで比較的容易にアクセスできるのも美味しい。

 松川ICを通過する。再び下り坂となるので速度に気をつけたい。

 [24-1]駒ヶ岳SA11km
 [ 24 ]駒ヶ根15km
 [E20中央道]甲府127km
 [E19長野道]長野142km

 距離標識。次の出口は駒ヶ岳SA/SICとなるが、距離はそこそこ離れている。

 再び駒ヶ岳SICの利用案内が現れる。

 中央道は結構頻繁に「非常駐車帯」が現れる。路肩も確保されているんですけどね。

 キリ発生時 車間注意

 「霧」をカタカナで表記するのは高速道路特有であるが、最近のは漢字表記に直ってきているような感覚もある。

 飯島町に入る。この町のカントリーサインも特産物であるナシ、リンゴに加え「新鉄砲百合」が描かれている。

 路側の塀には山のようなデザインが描かれている。

 230KP。中央道の1/3ほどを走ってきたことになる。

 与田切川 橋長280m

 木曽山脈南駒ヶ岳付近を源流とする天竜川の支流である。

 橋の上から左側を見ると木曽山脈の山並みを見渡すことができる。

 中央道は伊那谷の西縁を走るので木曽山脈が見える場所は限られているが、時折このように山が見えたりすると、山脈に挟まれる「谷」であることを実感する。

 飯島バスストップが近づく。

 飯島バスストップを通過する。このバス停も近隣に町営駐車場が整備されておりやはり町の玄関口としての役割を果たしている。

 駒ヶ岳SA 3km
 小黒川PA 19km

 休憩施設までの距離案内。駒ヶ岳、小黒川、両方ともSICが併設されている。

 駒ヶ岳SA 2km

 24時間営業のコンビニ併設でいつでも安心。

 駒ヶ岳SA/SICの利用案内。SAを利用すると一般道には出られないので、出るなら一般道経由でぷらっとパークを利用しよう。

 しかしそのぷらっとパークもSAからみてSICと反対側に入口があるため回り道が必要だったりする。ちょっと使いにくいなぁ…。

 駒ヶ岳SA 1km

 正面奥に見える山並みは木曽山脈に続く烏帽子岳の山並みだろうか?

 駒ヶ岳SA 600m

 画面奥で中田切川を渡っている。

 中田切川を渡ると、駒ヶ根市に入る。

 カントリーサインには駒ヶ岳ロープウェイと市の花である「すずらん」が描かれている。

 駒ヶ岳SA

 中央道上り線で2つ目、長野県内では最初のSA。ETC出口はこちらから。

 駒ヶ根市の「駒ヶ岳ロープウェイ」は、木曽山脈の「駒ヶ岳」を指す。赤石山脈(南アルプス)の甲斐駒ヶ岳のほぼ真西に位置する山で、標高は2,956mと甲斐駒ヶ岳(2,967m)とほぼ同じ高さである。

24-1駒ヶ岳SA/SIC

 駒ヶ岳SICを利用するには、入口すぐの分岐で左側に入る。先述の通り、PA利用後に一般道へ出ることは出来ないので注意が必要だ。

 駒ヶ岳SA周辺には「養命酒」の工場やカフェが立地する。SICから東に進んでR153まで出れば、バイパス沿いに「道の駅田切の里」があるなどちょこちょこと観光施設が点在している。

駒ヶ岳SA

 商業施設全景。売店、レストラン、フードコート、コンビニ(ファミリーマート)が入居する。

 運営主体は信南サービス株式会社という企業で、他には小黒川PA上下線、東海北陸道長良川SA下りなどを手掛ける。もともとボウリング場をやっていた企業らしく、飯田市の信南交通との資本関係はどうやらなさそうだ。

 駒ヶ岳SAの商業施設入口。ブランド展開もされておらず一般的な規模の地方SAだが、十分な施設は備えている。

 敷地の案内図が看板として設置されているが、広大な園地のうちトラテープで囲われた部分はスマートIC建設のため立ち入りできなくなっている。とりあえず目指すは「みはらし山」。さぁ走るぞ。

 「みはらし山」までの道は舗装された遊歩道であるが、脇道にそれるとドッグランが残されている。これ以外にも広大な脇道と休憩向きの園地があったのだろうが、スマートIC建設によりその規模は縮小した。

 ドッグランはスルーして舗装されている遊歩道を駆け上る。石碑のようなものも見えるがどうやらあまりありがたいものではなさそうだった。

 撮影時は同行しているかっしー氏には車で待ってもらって、私一人がSA内を走り回っているような状態であった。お付き合いいただいて本当に感謝申し上げます。

 展望台まで駆け足で登ると、そこは南アルプスを遠望する絶景・・・が広がるのだが、ここはSA、近景に商業施設の屋根がモロに見えている。

 なお、SAの背後には木曽山脈がそびえているのだが、その様子は上り線エリアからは断片的に山頂が見える程度である。上り線エリアに関しては、駒ヶ岳SAの「駒ヶ岳」は「甲斐駒ヶ岳」と思ってしまっていいだろう。

 というわけで、ここはカメラのズームを活用して山並みだけを撮影して紹介しよう。撮影当時は澄んだ青空のもと、南アルプスをくっきりと望むことができた。残雪が多いおかげで伊那山地との区別も容易である。

 北岳は日本で2番目に高い山としても知られるが、甲斐駒ヶ岳から山並みは一直線に並んでいるわけではない(仙丈ヶ岳が手前に飛び出している)ので、見た目の大きさと高さは一致していない。

 最後に、駐車場の全景を園地からお届けして、区間7のレポートを終わりにする。

 駐車場の規模は大型33小型145(兼用含む)で、手前が小型車、奥が大型車といった配分になっている。本線寄りの位置にはシェル石油ブランドのガソリンスタンドがあり、24時間給油が可能である。

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