Description

 取材日:2019年7月7日
 深川留萌道留萌大和田IC→深川JCT→士別剣淵IC

 今回は相互リンク先管理人かっしー氏が北海道に登場!
 長距離撮影にお付き合いいただきありがとうございました。  

Report / Section.19
旭川鷹栖IC

 旭川鷹栖IC分岐。写真は2017年撮影のもので、2019年時点ですでにヒラギノ仕様に変更されているが、表記は変わらない。

 R12は終点付近のバイパスに接続しているだけなのでちょっと物足りない感。更新に伴ってR39やR40表記も増えたり…しませんでした。

 料金所へのランプ路を潜り抜ける。

 「どんぐり」標識がお出迎え。旭川鷹栖ICより先は台地の縁を走るため、掘割区間がしばらく続く。

[ 11 ]旭川北7km
[11-1]比布JCT18km
名寄72km

 毎度おなじみ距離標識。ヒラギノ仕様のものに更新されていたが、ちょっと窮屈じゃないですかね。

 旭川鷹栖ICから北は暫定2車線となる。登別室蘭からずっと続いた4車線区間が終わる…。

 しばらくの間は両側暫定方式と呼ばれる路肩の広い区間が続く。対向車線から離れており走りやすい。

 両側暫定方式は完成4車線における上下線の路肩と走行車線(左車線)部分を先に建設し、追越車線部分が中央分離帯となっている構造のことである。構造物を含む区間では工費の削減高架が薄くあまり割と珍しかったりするが、道央道北側の暫定2車線区間ではなぜか大規模に採用されている。

 この両側暫定方式は比較的短く、気がつけば普通の対面通行に戻っていたりする。

 このカーブでr251雨竜旭川線と立体交差する。未舗装持ちのロング道道、そういえば走ったけどレポートにしてないな…。

 追越車線 2km先

 道路は盛土区間となり緩やかにカーブする。旭川北ICを手前に追越車線が現れるらしい。

 旭川市郊外での2つのカーブに挟まれた東向きの直線区間では、前方に旭岳を始めとする大雪山系の山々を望むことができる。この写真は2017年6月撮影。

 <37> (40) (39)
 旭川北 [ 11 ] 出口1km

 旭川北ICの1km手前標識。公団ゴシック使用のもので、接続道路にしれっと道道が書かれている。

 <37> (40) (39)
 旭川北 [ 11 ] 出口500m

 旭川北ICからは直接接続するr1150旭川北インター線を介して、r37鷹栖東神楽線に接続し、その後R40とR39に順に接続する。r37からは旭川市郊外の東鷹栖・永山地区を始め、旭山動物園方面への接続がスムーズで、距離的に近い旭川鷹栖IC経由より所要時間面で有利だったりする。

 <37> (40) (39)
 旭川北 [ 11 ] 出口

 旭川北IC出口の案内標識。ここだけヒラギノ体のものに交換済。

 周辺自治体に目をやるとr37経由鷹栖町、R40経由比布町、R39経由当麻町、いずれも旭川鷹栖ICや旭川紋別道の他ICの利用も考えられるので最適とは言えないが旭川北ICの守備範囲内である。

旭川北IC

 旭川北IC出口。撮影当時、旭山動物園に寄ろうとここから退出するも、結局動物園には寄らずラーメンを食べるのみとなる。

 ラーメン休憩後、r37鷹栖東神楽線から旭川北IC入口を撮影。士別剣淵まで走りますよー!

 r37鷹栖東神楽線からはr99和寒鷹栖線へ(他の道道を介して)接続が可能である。実はこの2本の道道を使うことで国道を使わずに和寒以北へ抜けることもできたりする。

 北海道道1150号旭川北インター線を通過する。こう見えて料金所手前まで道道なのである。

 料金所から接続一般道までの道路は高速道路会社管理のことが多いが、県によっては都道府県道指定されているパターンも多く見かける。北海道はインター線道道がかなり多い方である。

 旭川北IC料金所。3レーンしか無いのに1レーン閉鎖しているので出入口ともに1レーンという弱小仕様。

 料金所を過ぎてすぐに札幌方面と名寄方面を選択する。補助標識にちっちゃく「E39」の文字が見えるのもまた面白い。

 旭川北ICから道央道下り線に入る。

 合流後しばらくは追越車線が続いている。この辺りは盛土区間で、周囲に広がる水田地帯を見渡すことができる。

[11-1]比布JCT9km
[E5道央道] 名寄63km
[E39旭川紋別道] 紋別132km

 距離標識。ナンバリング導入後比較的早い時期に写真のものに更新されたが「道央道」と「旭川紋別道」の字が小さくちょっと読みにくい。

 旭川北IC通過後、しばらくの間両側暫定方式となる。

 車間確認もあるけど追越車線は比布JCT付近まで登場しない。

 N137KP。旭川北ICから3kmで、目指す士別剣淵ICまでは33km。

 1km先対面通行の標識。両側暫定方式、長くは続かない。

 対面通行に変わる直前で比布町に入る。

 カントリーサインのデザインは「スキーする人」と特産品の「イチゴ」。ぴっぷスキー場は町内の平野部ならどこからでも見えるし、旭川市内からも見える大きなスキー場だ。

 対面通行に戻ってしまった・・・。

 比布大雪PA 700m

 3km手前標識は設置されていなかった。

 比布大雪PA 入口

 道央道最北のPA、比布大雪PAはこちらから。

 旭川紋別自動車道の白滝PAも同じぐらいの緯度に見えるが辛うじてこちらが日本最北のPAとなる。その差緯度0.02度。

比布大雪PA

 比布大雪PA…は今回はスルー。自販機とトイレのみの無人PAで、右側に広がる平野部より少し高いところにあるので地味に眺めはいい。上り線側のほうが園地が充実しており天気が良ければ一息着くにはもってこいのロケーションだったりする。

 追越車線 2km先

 PA分岐後にいろんな標識が現れる。

[11-1] 比布JCT. 3km

 比布JCTの案内標識。2km手前ではなくなぜか3km手前に現れる。

 左奥に見える草地の露出した山がカントリーサインのモチーフとなったぴっぷスキー場である。積雪期は天気が良ければ昼でも夜でもよく見える。

 比布大雪PAからの合流。相変わらず対面通行なので注意したい。

 [11-1] 比布JCT 1km
 直進:[E5道央道]名寄
 左へ:[E39旭川紋別道] 紋別 北見

 比布JCTの予告標識。この先すべて1枚ものの形式しか登場せず、一般的なJCTで見かける左右別に案内するタイプの標識は一度も登場しない。

 [11-1] 比布JCT 700m
 直進:[E5道央道]名寄
 左へ:[E39旭川紋別道] 紋別 北見

 旭川紋別道は紋別の地名がついているが実際は遠軽町内までしか開通しておらず、むしろ北見、更には網走へ向かう高規格道路の意味合いが強い。また標識はJCTの立体交差を反映しており、旭川紋別道の地名が右側に配置されている。補助的に横断幕が使われているのはこの2つによるのだろう。

 予告標識以外にも北見・網走方面は左へと促す表示がいくつか設置されている。

 旭川紋別道は道央道と直結する高速道路の中で唯一オホーツク海側直接出ることができる道路である。紋別と言う名称にとらわれず、オホーツク海側のめぼしい地名は全部ここで案内するぐらいの心意気が必要なのだ。

 [11-1] 比布JCT
 直進:[E5道央道]名寄
 左へ:[E39旭川紋別道] 紋別 北見

 比布北IC、層雲峡方面は…旭川紋別道すなわちなのだがこの右向きに曲がった矢印はわかりにくくないか??

 比布JCTから北見への道のりは、途中の上川層雲峡ICで降りてR39石北峠を経由するのが最短であるが、旭川紋別道の延伸に伴い遠軽まで旭川紋別道、遠軽からR333という選択肢も有利になってきた。石北峠は線形こそまともなものの標高が高く路面凍結の心配が大きいため、状況によってこの2つが選べるようになるととても安心感がある。

比布JCT

 この標識のみ開通当初の標識にナンバリングが被せる改造を受けている。分岐部の標識としてはちょっと情報が多すぎないか?

 続きはいよいよ道央道北の終点にして日本最北の高速自動車国道、区間20を紹介する。

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最終更新:2019年8月19日
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