Description

 撮影日:
 2024年8月12日
 圏央道鶴ヶ島JCT→大栄JCT

Report / Section.10

52 川島

 R254と直接接続するIC、川島ICを通過する。

Prev: 圏央道外回り 区間9
鶴ヶ島JCT → 川島

 ICを通過し更に東へ。川島ICでは流入車両がそこそこ多い。

 ICを過ぎた後は町内を高架で駆け抜ける。

 [ 60 ]桶川北本4km
 [ 61 ]桶川加納9km
 [E4東北道] 久喜白岡JCT18km

 距離標識。次の桶川北本では10の位が繰り上がって60番台となる。これは新大宮上尾道路という自動車専用道路の接続を想定したものである。

 200m先車間確認

 車間確認。交通量が多いことに加え細かいアップダウンがあるので車間が詰まりやすい。

 意味ありげな大きな標柱。最高速度100km/hの標識がぽつんと置かれる。

 海老名周辺を除いた圏央道は高速自動車国道ではなく一般国道の自動車専用道路であり、規制速度を指定しない場合の法定速度は60km/hとなる。そのため、標識で100km/hの速度規制が指定されている。関越や東北道は高速自動車国道であり、規制標識の置かれていない区間では100km/h規制となる。

 車間確認もう一度。交通量が多くこの区間は100km/hで流れていないことも多い。撮影当時は70-80km/hで流れていた記憶がある。

 それにしても天気がいいと走っていて気持ちいい。

 [ 60 ] 桶川北本 2km

 荒川 橋長880m

 桶川北本 [ 60 ] 出口1km

 R17への接続と、上尾・さいたまはこちらから。

 桶川北本から、IC予告標識に青地の方面標識が付け加えられるようになる。外環道でも見かけるレイアウトだ。

 横風注意

 吹き流しが置かれているが、風がなく垂れ下がっている。

 荒川を渡ると、桶川市に入る。

 見通しの良いカーブが続く。

 桶川北本 [ 60 ] 出口500m

 桶川北本ICでは都心方面にはR17上尾道路、郊外方面には埼玉r57さいたま鴻巣線が接続する。ここでいうR17は新大宮バイパスに直結するいわばバイパス道路で、JR線と並走して各市街地を結ぶR17現道から離れているので間違えないよう注意が必要だ。

 なお、桶川北本ICの一般道側出入り口は上尾道路大宮方面にしか接続していない。鴻巣方面に向かうには、ICを出て最初の信号交差点でUターンする必要がある。

 情報表示。撮影当時は東北道鹿沼→上河内SAで事故渋滞。10kmに40分…。

 先述の上尾道路は現在桶川北本ICが終点となっているが、北へ延伸し、鴻巣市内に端点のある熊谷バイパスに連続する部分が事業中となっている。鴻巣側は用地買収が進んでおり、この区間が開通すると関越道渋川伊香保IC付近までがバイパス道路で結ばれる。

 桶川北本 [ 60 ] 出口

 間もなく出口。

 桶川北本ICからは近隣の桶川市や隣の上尾市、R17新大宮バイパスへのアクセスがメインとなる。与野までは首都高が走っているので、東北道や関越道の代替路として、首都高から上尾道路を介して圏央道に入る利用パターンも一応は利用可能だ。

60 桶川北本

 桶川北本IC出口。R17上尾道路・新大宮バイパスはこちらから。

 桶川北本ICから少し都心寄りの位置に、道の駅べに花の郷おけがわが建設中である。2024年8月に道の駅認定され、2025年3月に開業予定とのこと。

 桶川北本ICを通過する。将来的には上尾道路の自動車専用部である新大宮上尾道路とのジャンクションになる…はずで、既にジャンクション化を意識した広々とした作りになっている。

 桶川北本ICを通過し、更に東へ。

 またまた防音壁とグリーンネットに囲まれた区間。圏央道沿線、貴重な自然が残っている場所が多い。

 高圧線と並走しながら走る開放的な風景だが、この先は既存市街地をくぐり抜けるアンダーパス中心の道路に様変わりする。

 [ 61 ]桶川加納3km
 [ 62 ]白岡菖蒲9km
 [E4東北道] 久喜白岡JCT12km

 距離標識。桶川北本-桶川加納のインター間距離は短い。

 一般道が本線を跨ぐ。ここからアンダーパスが連続する区間となる。

 地図を見るとわかるように、JR高崎線・R17沿線では桶川市と北本市の間で市街地が連続している。圏央道は両市の境目を通り抜けており、既存市街地をアンダーパスでくぐっている。市街地を抜けたところで桶川加納ICが置かれている。

 アンダーパス区間に入る。

 [ 61 ] 桶川加納 2km

 ここで北本市に入る。

 例によって圏央道は北本市の最南端部、桶川市に少しだけ食い込んでいるところを横断するように走っている。市域を貫くのは700mほどで、その先は桶川加納ICの手前まで圏央道が市境と重なっている。

 JR高崎線トンネル 長さ340m

 JR高崎線の下を通過するアンダーパス。なんとトンネル扱いされて標識が設置されている。しかも「JR高崎線トンネル」というどストレートな名称で。

 旧中山道トンネル

 次に、旧中山道(現埼玉r164)の下をくぐるアンダーパス。

 写真右上、走行車線の真上に庇のようにせり出しているのは、圏央道と並走して走る県道の右折レーン。北本市内では圏央道を挟むように県道が走っていて、トンネル部分の上には交差点がある。

 桶川加納 [ 61 ] 出口1.2km

 R17上尾・鴻巣方面はこちらから。

 桶川加納の「加納」はIC所在地である桶川市加納の字名を取ったもの。もともとは「桶川IC」という仮称(桶川北本ICの仮称は桶川JCT)だったため、やや苦し紛れなネーミングに思う。

 アンダーパス区間の途中で桶川市に戻る。

 桶川加納 [ 61 ] 出口900m

 桶川加納ICでは埼玉r12川越栗橋線に直結し、県道を介してR17現道に接続する。R17との接続点が桶川寄りにあり、桶川市中心部の方が近いのだが、R17に出てから北上すれば北本・鴻巣の両市にも便利な場所にある。

 桶川北本ICが上尾道路上り線にしか接続していない(そもそも鴻巣方面が未開通)という都合上、北本市へ向かうには桶川加納ICの方が分かりやすく、場所によっては目的地も近い。

 国道17号トンネル 長さ350m

 次は国道17号を潜るトンネル。やはり名称がどストレート。

 このトンネルはしっかりトンネル然としている。

 国道17号トンネルからは地上区間に戻るべく上り坂が続く。

 桶川加納 [ 61 ] 出口

 桶川加納ICから埼玉r12を北へ(R17と反対側へ)走れば、元荒川を渡って久喜市菖蒲町に入る。菖蒲町へは次の白岡菖蒲ICがR122に直結する形でアクセスしやすい位置にあるが、菖蒲から羽生方面へ北上するなら決してナシではないかもしれない。

61 桶川加納

 桶川加納IC出口。桶川・上尾・鴻巣方面はこちらから。

Next: 圏央道外回り 区間11
桶川加納 → 久喜白岡JCT