Description

 撮影日:
 2019年3月23日 近畿道吹田JCT→松原JCT(Special Thanks:佐波様)
 2021年4月30日 近畿道全線(Special Thanks:かっしー様)

Report / Section.1

 中国吹田ICの1.5km手前からレポート開始。標識は西日本でよく見るようになった遠近感のあるタイプ。吹田JCTでは近畿道って左分岐になるんですね・・・。

 この先栗東方面には第二京阪経由・名神経由の2パターンのルートがある。この標識は各ルートの渋滞や事故を表示するものだろう。

 第二京阪経由だと門真まで南下するのが距離ロスになってしまうので、平常時には名神経由のほうが距離は短いし所要時間も短い。

1中国吹田

 中国吹田IC出口。右側に見えるモノレールの駅は万博記念公園駅で、左側の斜面の向こうが万博記念公園。こちら向きだと斜面に阻まれて太陽の塔は見えないかも?

 中国吹田ICの解説は割愛するが、ここで注意すべき点は、名神西宮方面に向かう場合は中国吹田で降りて一般道経由で接続するという点だ。吹田JCTでは中国道方面と名神西宮方面は接続していない。名神側は吹田JCTに併設された吹田ICで出入りすることになる。

 [ 35 ] 吹田JCT. 600m
 左へ:[E26近畿道]松原
 直進:[E1 名神] 京都

 中国吹田ICを通過すると、今度はすぐに吹田JCTの案内標識が連続で現れるようになる。

 画面左に見える料金所は中国吹田ICの料金所。レーン数が多く本線に隣接しているので一瞬本線料金所と見間違えるかもしれないが、近畿道へ入る本線料金所はもっと大規模なものがジャンクションに入ってから現れる。

 近畿道へ向かう車両は左側へ寄る。

 ジャンクション内のレイアウトとしては中国道本線の延長線上に近畿道があるので直感に反するが、これは吹田JCTで近畿道が名神・中国道と直結するようになる前に名神-中国道の接続ランプが開通したという歴史的経緯が影響しているようだ。

 左側分岐、近畿道方面へのランプに入る。

 時系列でいうと、吹田JCTでの中国道→名神直結ランプ開通が1979年、中国道→近畿道直結ランプの開通は1994年のことである。これ以前、近畿道に入るには吹田IC/中国吹田ICで一旦一般道に出る必要があった。

 吹田JCT内のランプを走行する。画面奥で名神上り直結ランプと立体交差している。

吹田本線料金所

 近畿道へ入る本線料金所。一般道からの流入車両と中国道からの流入車両がこの料金所を通過する。

 近畿道はかつて均一料金制を取っていたことから入口料金所で通行料金を払っていた。非ETCの時代だとこれだけブースがあっても足りなかっただろう。

 というわけで、ようやく近畿道本線へ入る。料金所通過後のスペースは狭く、一般道レーンと名神からの合流ランプが一気に合流してくるので気をつけたい。

 吹田JCTから門真JCTまでは片側2車線区間が続く。交通量は常時多いのでこれが結構窮屈・・・。

 茨木市に入る。カントリーサインには鬼が描かれているが、どういう鬼だかよくわからない。

 近畿道では茨木市内にインターチェンジはないが、キツめのカーブが2箇所ありここで思いっきり向きを変える。余談だが、吹田JCTの敷地の一部は茨木市の飛び地に属している。NECOCO西日本の大阪道路事務所が飛び地内に収まっており、吹田JCT敷地内にあるにも関わらず所在地は茨木市となっている。

 あからさまな勾配を感じる高架・・・だと思ったら、この真下をJR東海道本線が走っているらしい。

 カーブ注意の標識が現れ、思いっきり右にカーブする。都市高速顔負けの半径小さめのカーブなのでスピードが出ていると怖い。

 カーブをくぐった先でJR東海道本線貨物支線が道路をまたぐ。

 左側に見える広い敷地はかつての茨木本線料金所跡地。近畿道の通行料金はここで収受されていたが、1994年の吹田JCT直結化に伴い役目を終え今は跡地が残るのみである。

 料金所跡地を通過すると、今度は大阪モノレール線が本線を跨ぐ。

 関西圏の鉄道網に慣れない身からすると大阪モノレールのイメージは万博記念公園~大阪空港のイメージが強いが、大阪モノレール本線は門真まで近畿道と並走して走っている。

 所要時間情報。最上段はまさかの未使用。もともと使われていたとするとどこだったんだろう?

 続いて、摂津市に入る。

 カントリーサインには新幹線300系の顔とその足元に咲き誇るツツジ。市内にある鳥飼車両基地と市の花を表現している。

1 摂津北

 ハーフインターである摂津北ICを通過する。

 [ 2 ]摂津南 2km

 近畿道下り最初の出口、摂津南ICが近づく。

 [2-1]守口JCT. 2km

 遠近感のある図形案内。守口JCTまでは2kmだが、その手前に摂津南IC出口がある。守口JCTでは阪神高速12号守口線に接続しており、大阪市内方面へ向かうことが出来る。

 なお、ここで東海道新幹線と立体交差する。モノレールは新幹線をオーバーパスしているが近畿道は新幹線を無理やり潜っており、ストレートなのにサグ、ストレートなのに視界が遮られてきたところでこの大事な標識というなかなか運転者に厳しい配置をしている。

 阪神高速と近畿道の情報表示。守口JCTから環状線は15分。

 東大阪方面の13号線の渋滞案内が近畿道側に表示されている。この使い分け微妙だな・・・

 (1)摂津南 守口 [ 2 ] 出口500m

 摂津南ICまで500m。阪神高速12号はここを直進。

 摂津南ICを出ると側道の大阪r2大阪中央環状線に接続する。しかしこの路線、摂津南ICからは外回り方向(南行き)にしか進めない上に、ICを離れるとすぐに淀川を渡る。対岸の守口市に向かうにはいいのだが、IC所在地である摂津市のアクセスにはどこかでUターンする必要があるところに注意が必要である。

 [2-1]守口JCT 1.4km

 守口ICまで1.4km。摂津南ICを挟む都合上微妙なところに案内標識があるが、ここで案内されると摂津南で誤退出してしまいそう。

 (1)摂津南 守口 [ 2 ] 出口

 摂津南ICはこちらから。前述の通り、守口にアクセスするのが主目的のインターチェンジだったりするが、後述の通りR1寝屋川バイパス沿線にアクセスする場合もこちらから降りることになる。

2 摂津南

 摂津南IC出口。守口市内はこちらから。

 淀川 橋長550m

 琵琶湖から流れ出る唯一の川、淀川を渡る。

 一般道側の橋は鳥飼大橋という連続アーチ橋。大河川を渡る幹線道路らしくて楽しい。

 [2-1] 守口JCT. 500m

 阪神高速守口線はこちらから。第二京阪方面はもうちょっと先の門真で分岐する。

 橋の上に守口市のカントリーサインが設置されている。

 [2-1]守口JCT
 左へ: [(12)阪神高速] 大阪市内
 本線: [E26近畿道] 門真 松原

 この先の守口JCTは阪神高速12号守口線との結節点。守口線は淀川左岸を都島区あたりまで走った後、南西方向に向きを変え天満付近を通過して天神橋JCTで1号環状線に接続する。

 なお、12号守口線が郊外方向に直結するR1寝屋川バイパスは守口JCTでは接続していない。先程の摂津南ICで降りて一般道経由で入る必要がある。

2-1 守口JCT

 阪神高速12号守口線はこちらから。区間1はここまで。

 道路レポート的には本当は第二京阪道路との接続点、門真JCTのほうが色々と区切りがいいのだが、区間2の画像枚数が減りすぎるので調整のためここで区間を分ける。

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