取材日:2019年5月19日
長野道上り 岡谷JCT→更埴JCT→上信越道方面へ
「道の旅に出かけよう!」管理人のかっしー様との撮影。ご一緒いただきありがとうございました。
取材日:2019年5月19日
長野道上り 岡谷JCT→更埴JCT→上信越道方面へ
「道の旅に出かけよう!」管理人のかっしー様との撮影。ご一緒いただきありがとうございました。
ここで再度筑北村に入る。
デザインは旧坂井村のもの。温泉に入っている人のシルエットが薄くなって亡霊みたいになってる…。。
ここで18km先の更埴IC/JCTについての案内標識が登場する。
更埴JCTでは直進と左分岐どちらを選んでも上信越道に入るが、方面は地名ではなく接続先の路線名で案内される。こんな場所から北陸道や関越道の文字が見られるのは楽しいですね。
[6-1] | 姨捨SA | 6km |
[ 7 ] | 更埴 | 18km |
[ 12 ] | 更埴JCT | 19km |
[E18上信越道]長野 | 25km | |
[E18上信越道]上田 | 41km |
距離標識。上信越道長野は25kmとあるが、これは長野市街ではなく長野ICまでの距離である。
高速道路の距離標識の最下段は市街地(市役所や県庁)基準であることがほとんどだが、この標識については例外である。「上田」表記についても、実際は上田市街ではなく上田菅平ICまでの距離であることに注意すべきだ。
トンネル情報。この表示板も年季が入ってきてる。
麻績トンネル 長さ600m
トンネル内には側壁に赤いラインが引いてある。壁がわかりやすくていいかも。
一本松トンネル 長さ3190m
安曇野-麻績にあった立峠トンネルと同様、1km間隔に出口までの距離が書かれている。
姨捨SA 1.5km
一本松トンネルを抜けると、前方の視界が一気に開ける。
なお、一本松トンネルの途中で千曲市に入っている。カントリーサインは撮影失敗しました。
一本松トンネルからは更埴JCT付近までほぼずっと下り坂が続く。
姨捨SAスマートICの利用案内。接続道路が狭く曲がりくねっていることもあってか車長6m未満の車しか利用できない。
姨捨SA 1km
姨捨SA
SAへの入り口は画面奥、橋梁を渡った先にある。そして本線の時点で既に景色が良いことからSAからの景色に期待しつつ左車線へ入る準備をする。
ランプ分岐の標識は変則的な作り。本線とランプに案内があるタイプだと大規模SAみたいな感じがして良いですね。
前方のアンダーパスで本線へ合流するランプと立体交差する。エリア全体の導線としては1回ループするような構造をとって出入口ランプの高低差を稼いでいる。
商業施設はオレンジ色の屋根以外は主張控えめの平屋建て。
姨捨SAはNEXCO東日本管内のエリアであり、ロゴや看板も東日本のものが置かれている。
商業施設から駐車場を振り返る。奥に見える山にも人家が張り付くように建っている。なお、駐車場は商業施設手前だけ見ると狭く見えるが、エリアの奥側は大型車駐車場となっておりスペースは広く取られている。
トイレ棟の建物も飾りっ気がないながらも全面タイル張りで地味にお金のかかっていそうな雰囲気。
なお、姨捨SAには給油所は存在しない。上信越道上りに入る場合は次の梓川の次の給油所は東部湯の丸SAとなる。その間隔は100km弱と少し長いので気をつけよう。
姨捨SAの商業施設の紹介は程々にして、このSAで楽しむべきはやはり園地からの景色である。
作り込まれた庭の向こうには、既に長野盆地=善光寺平を囲む山々が見えている。
園地の一番先端まで歩くと、そこは展望台になっている。眺めはこの通り、善光寺平を眼前に一望する絶景が広がる。
盆地の中央部には千曲川が流れる。更埴JCTは千曲川のすぐそばにあり、目を凝らせば姨捨SAからもその様子を眺めることができる。
なお、下り線施設からはこのように上り線施設を見下ろすことも出来る。
上り線施設は2014年にリニューアルしており、あちらのほうが施設としては新しい。
円地には謎の石庭のようなものがあるが、これ・・・窪んでいる。そういえば目の前の盆地も?
1枚上の写真の広場は善光寺平のミニチュアであるという。
この案内図によると先程の写真はミニチュアをちょうど姨捨SAの位置から展望した様子になる。本物の善光寺平とおそらく同じ向きなので、展望台にありがちな案内図の超巨大バージョンと言い換えることもできるのだが、実景と模式図は同時に見返すことが出来ないとあまり意味がない。
「アルプスの見えるハイウェイ長野道」という文句の脇に、投稿で募集した俳句が掲載されたボードがある。
「アルプスの見えるハイウェイ」はみどり湖PAでも見かけた文句である。公団時代からこのフレーズを売りにしていたんですね、一応…。
なお、姨捨SAの標高は616mであるという。
更埴JCTの標高が約360mなので標高差は250mとなる。この標高差を約12kmの区間で駆け下りるので、平均勾配は2%程度、すごく急というわけではないが結構長い坂が続くことが予想できる。
SAでの休憩を終え、本線へ戻る。「次インターは更埴IC」という親切な案内付き。
なお、姨捨SIC出口は駐車場の端っこ、本線へ戻るランプに入る直前で分岐する。SA利用後退出出来る構造だが、ETC出口付近にも一応一般道駐車場がある。
本線に戻ると、4%の長い下り坂が待ち受ける。
なお、姨捨SICは社会実験時代からの古参SICであるが、下り線出口と上り線入口しか設置されていない。用地の制約が厳しいんですかね?
芝山トンネル 長さ220m
下り坂の途中にはブラインドカーブともいうべき短いトンネルがある。
このような感じで、トンネルを抜ければまたトンネルである。
八幡トンネル 長さ500m
トンネルを抜けると再び視界が開けてくる。
長野道はこの付近で善光寺平の南西縁を回り込むようにして標高を落としている。JR篠ノ井線やR403も同様のアプローチで長野方面へ向かっている。
長い下り坂 あと5km 速度注意
ここで一瞬だけ善光寺平を前方に眺めることが出来る。姨捨SAよりも低い位置だがまだまだ盆地まで高低差があることを実感できる。
道路はまだ盆地の辺縁部を回るように山の近くを通っている。
小坂トンネル 長さ320m
稲荷山トンネル 長さ560m
稲荷山トンネルを抜けると長野市に入る。
カントリーサインのモチーフは「牛に引かれて善光寺詣り」。これぞ長野という感じ。
長谷トンネル 長さ860m
長谷トンネルを抜けると、長野道は遂に山間部を抜けて、更埴までの「最終の降下体勢」に入る。
この先更埴ICと更埴JCTに関する案内標識。
更埴出口の直後、上信越道との分岐/合流である更埴JCTに差し掛かる。
更埴JCTに近づく直前まで下り坂が続く。このカーブでは近くに市街地があり防音壁が整備されている。
(18) 更埴 千曲 [ 7 ] 出口1km
戸倉上山田温泉、長野市南部はこちらから。
更埴ICは千曲市(旧更埴市)中心部の少し北でR18篠ノ井バイパスに直結する。ICから見て千曲川対岸は長野市内となるため、JR篠ノ井駅や稲荷山駅周辺といった長野市内南部エリアはこちらが最寄りとなる。
[ 12 ] 更埴JCT 1.2km
左へ:[関越道方面] 上田 高崎
本線:[北陸道方面] 長野 上越
更埴JCTではどちらを選んでも上信越道であるため、その先の方面を使って案内される。標識は微妙にナンバリング対応前っぽいですね。
(18) 更埴 千曲 [ 7 ] 出口700m
千曲川 橋長530m
更埴ICを手前に、千曲川を渡る。
「戸倉上山田温泉」は、千曲市内南部、千曲川左岸に位置する温泉街で、歓楽街としての色も残る場所だそう。関越方面からアクセスする場合は更埴ではなく1つ手前の坂城ICを利用するほうが近い。
[ 12 ] 更埴JCT 700m
左へ:[関越道方面] 上田 高崎
本線:[北陸道方面] 長野 上越
更埴ICと更埴JCTの標識が交互に現れる。結構忙しいな…。
上信越道両方面の情報表示。
この日は上越から塩尻まで走った後、奈良井宿を訪れて伊那から次の目的地である中部横断道へ向かうというルートで走っていた。とりあえず関越方面は今のところ平和っぽいですね。
(18) 更埴 千曲 [ 7 ] 出口700m
[ 12 ] 更埴JCT 300m
左へ:[関越道方面] 上田 高崎
本線:[北陸道方面] 長野 上越
千曲川を渡り終えて、千曲市へ入ると同時に更埴IC出口が近づく。
千曲市は2005年に更埴市、上山田町、戸倉町と合併して出来た市である。内照式の案内標識にもバッチリ千曲表記があるけど、これはいつ設置されたものなのだろう?
千曲市市街地、長野市南部、戸倉上山田温泉へはこちらから。
ちなみに、更埴ICは長野道と上信越道の両方に行き来可能な構造をしているが、更埴JCTと隣接しているゆえ少し個性的な作りをしている。
[ 12 ] 更埴JCT
左へ:[関越道方面] 上田 高崎
本線:[北陸道方面] 長野 上越
内照式ということもあってか2019年5月時点ではナンバリング対応どころかヒラギノにもなっていなかったが、2021年までに交換されたようである。
更新後の標識はヒラギノ、ナンバリング対応となったがサイズは小さいままで、左側にあった「軽井沢」「坂城」の標識は撤去されたようである。
上信越道高崎方面へ向かうため左車線へ分岐するが、本線から分岐した直後に左から別のランプが合流する。
左から合流するのが更埴ICの入口ランプである。分岐と同時に合流というあまり見ない構造、合流車には気をつけたい。
分岐 300m
左へ:[関越道方面] 上田 高崎
右へ:[北陸道方面] 長野 上越
更埴IC入口ランプ合流後、更埴JCTではもう一度方面選択の権利が与えられる。要するに、ランプ部が長野道→高崎方面と一般道→上信越道上下線の織込区間になっているのだ。
ランプ部で分岐選択をやり直せる例は伊勢湾岸道西行きの名古屋南JCTが思い浮かぶ他、クローバー型の鳥栖JCTが周回可能なのでそういう意味では当てはまる。
左へ:[関越道方面] 上田 高崎
右へ:[北陸道方面] 長野 上越
ここで第2の選択を行う。間違った、と思っても長野方面に行きたければ右側を選ぶことで本線に戻れるのだ。
ちなみに、長野市中心部エリアへは上信越道上越方面へ6kmほど走った長野ICが主な玄関口となる。
上信越道と長野道のジャンクション。ここで左を選んで本当に関越道高崎方面へ向かう。
てかここの案内、最終的に「高崎」や「上越」などの地名表記なくなるんですね…。
高崎方面へのカーブは普通のICとそこまで変わらない程度にはきついので気をつけたい。
これまで走ってきた本線を潜り抜け、上信越道上越方面からきた車線と合流する。
更埴JCTでは長野道-上信越道上越方面は本線直結しており、上信越道上り線は2車線幅が確保されている。長野道-上信越道高崎方面と、上信越道下り線は1車線幅になるため、特に上信越道を高崎から長野へ向かう場合などは車線が少ない点に気をつけたい。