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 取材日:2019年6月9日
 道央道→札樽道→後志道

 札幌と積丹を訪れた3日間のドライブ旅。6月の道内は最高だ!

Report / Section.2
3札幌北IC

 札幌市内北区・中央区へはこちらから。札幌駅への最寄りICでもある。

札樽自動車道 区間1
札幌JCT → 札幌北IC

 札幌北ICは市内の北側をおおよそ東西に走る区間上にあり、見通しはとてもよい。

 この付近の直下でR230/R5創成川通とR5/R274札幌新道が交差する。

 札幌新道の交差点の中ではかなり交通量の多い地点にある交差点だが、一般道側の立体交差化はされていないため特に冬期は渋滞が頻発する。次の新川ICと同様、渋滞がIC出口まで波及することもある地点であり、注意が必要と言える。

 札幌北IC入口を通過する。

 札幌北ICの小樽方向出入口はIC番号が[ 4 ]となっており、札幌JCT方面出入口とは区別されている。なお、札幌方向と小樽方向の開通は同時期であるが、供用前に「麻生西」「麻生東」の2つのICとして計画されていた名残と考えられる。

 [ 5 ] 新川 1.5km

 札樽道の料金均一区間で唯一本線を跨ぐのが、JR札沼線(学園都市線)の高架橋である。

 かつては非電化区間であったが2012年にこの高架橋を含む桑園-北海道医療大学間が電化された。また、札沼線自体は2020年5月7日、北海道医療大学-新十津川が廃止され、現在は電化された区間のみが現存している。

 (5) 新川 発寒 [ 5 ] 出口800m

 次の出口は新川IC。IC周辺の新川地区に加え、西隣の発寒地区、またハーフICの札幌西IC周辺の地域へもこちらを利用するのが最寄りとなる。

 (5) 新川 発寒 [ 5 ] 出口500m

 新川ICまで500m。接続国道はR5のみである。

 IC出口付近ではr125前田新川線が分岐する。札幌新道より北側の新川・新発寒といった住宅街に加え、発寒地区周辺の鉄工団地などへのアクセスに優れる幹線道路である。

 Link:
 北海道道125号前田新川線

 緩やかに左カーブしながら新川ICへ近づく。遠くには手稲山が見えてくるはずだがこの日は低い雲に隠されてしまいはっきりわからない。札幌西ICに出口のない上り線は、次の新川ICが均一料金最終出口となるため注意しよう。

 (5) 新川 発寒 [ 5 ] 出口

 間もなく新川IC出口。

 札幌西IC方面へはR5札幌新道に出た後、そのまま西へ進むとアクセスできる。途中r452/下手稲通や桑園・発寒通などとクロスしており、八軒や発寒といったエリアへアクセスが容易である。

5新川IC

 新川IC出口。新川・発寒地区に加え、札幌西ICに近い西区エリアもこちらが最寄りとなる。

 新川ICを出るとr125交点をパスして直進/左折する専用レーンと、札幌新道本線に合流し右折できるレーンの2つに分かれる。後者からr125に入る場合、札幌新道に入った後2レーンまたいで右折車線に入る必要がある上、しかも道道の中央分離帯に川が流れており交差点がとても広大である。道内でも屈指の事故の多い交差点であるのでここも注意したい。

 新川ICを通過すると周辺から高い建物が姿を消し、道路上に見えるのは手稲山ぐらいになる。

 新川ICから札幌西ICにかけてはアーチ橋で渡る琴似発寒川を谷とする見通しのよいサグが存在する。札樽道より少し右側には手稲山(標高1023m)がそびえるが、山頂部分が雲に隠れてしまっている。

 ここで琴似発寒川を渡る橋。琴似発寒川は先述の手稲山の南西麓を源流とする川で、新川地区で新川と合流し石狩湾へ注ぐ。

 琴似発寒川を渡ると手稲山はみるみる近づいてくる。

 この付近ではJR函館本線が札樽道の下を通っている。

 更に走り進めると、宮の沢地区のマンション群が道路周辺に見渡せるようになる。手稲山のほんの裾野まで住宅が並んでいるが、その奥は完全に森林が広がっている。

 手稲山に続く山並みは割と険しいもので、札幌西ICから手稲山山頂までの距離はわずか6kmほどで、住宅街は1.5kmほど奥の標高150m程度までの高台にしか存在しない。そもそも札幌中心部に近い藻岩山ですら標高は500m以上あるなど、札幌市街の西側はかなり起伏が大きいのである。

6札幌西IC

 札幌西IC合流。手稲山に続く尾根を手前に、山を避けるように右へカーブする。区間2はここまで。

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札幌西IC → 銭函IC