Description

 撮影日:
 2018年10月21日 東北道郡山JCT→東北中央道南陽高畠IC
 2019年10月27日 東北道那須高原SA→北上江釣子IC

 2018年撮影はTwitter上のフォロワー、片喰氏とたかな氏のお二方とともに通ったときのもの。
 ご同行いただきありがとうございました!

Report / Section.14
18-1 郡山JCT

 左へ:[E49磐越道] 会津 いわき
 本線:[東北道] 本宮 仙台

 福島県を東西に走る磐越自動車道はこちらから。

 郡山JCTはダブルトランペット型のJCTで、本線の脇でランプが集約・分岐する。ジャンクション内の標識には随分年季の入ったものもある。

 磐越道からの流入車線と合流する。

 間もなく、本宮市に入る。デザインは「船こぎ競争」らしく、旧本宮町の夏のイベントらしい。

 [ 19 ] 本宮 2km

 郡山JCT-本宮ICも区間距離が短いようだ。

 次の[P]まで5km

 次の休憩施設は安達太良SAとなる。東北に入って初のサービスエリア!

[ 19 ]本宮1.5km
[ 20 ]二本松14km
 仙台116km

 本宮ICが近いが距離標識が現れる。仙台まで120kmを切った。

 (4) 本宮 [ 19 ] 出口1km

 本宮ICまで1km。接続国道はR4。

 (4) 本宮 [ 19 ] 出口500m

 標識は角が丸い一枚物になっている。2010年ちょっと前ぐらいのものかな?

 情報表示。デフォルトで「逆走・人の立入 発見時110番」と表示される。

 (4) 本宮 [ 19 ] 出口

 本宮IC案内標識。標識はヒラギノが使われたものに更新されていた。

 本宮ICからはR4に直結している。IC位置自体は本宮市中心部から南に離れており、JR駅でいうと1つ南の五百川駅の近くである。

19 本宮IC

 本宮市はこちらから。

 本宮市は2005年4月、旧本宮町と旧白沢村が合併してできた自治体である。

 本宮ICを通過する。

 相変わらずの4車線路が続く。線形は緩やか。

 安達太良SA 2km

 撮影当時、この先の二本松IC-福島飯坂IC間でリニューアル工事が行われていた。工事区間は4車線から2車線に車線減少していたのだが、、、その様子は次の区間で触れることとなる。

[ 20 ]二本松11km
[20-1]福島松川PA20km
[ 21 ]福島西30km

 福島市への玄関口、福島西ICが登場する。そしてしれっと「山形道分岐90km」の文字も…。

 安達太良SA 1km

 安達太良SA

 一通り施設の揃ったSA。2018年撮影時に訪問したのでその様子を紹介しよう。

安達太良SA

 東北道において東北最初のSA。たかなさんにご協力いただき寄り道させていただいた。

 名称は「あだたら-」と読む。その由来はこの地域のシンボルである安達太良山

 入口を抜けると松の植栽が目につく。駐車場まで少し奥まっているが、全体的に植栽が多い。広々としていても殺風景なSAPAというのも存在する一方でこういった植え込みが深いSAPAも趣がある。

安達太良SA

 商業施設全景。ぱっと見どこがメインか分からない構造をしているが、メインとなる施設は全体的に奥まっており一部は階段を登ってアクセスする。向かって右側にトイレ棟があり、これも奥側の屋根の下に存在している。

 売店の入口はレストランとパン屋「SUN ADATARA」の間を歩いた突き当りにある。建物自体は2階建てで、レストランは2階にある。

 トイレ棟の前には当時行われていたリニューアル工事に関して、諸々の情報と工事案内で使われているグッズ展示が行われていた。

 安達太良SAもちょっとした園地のあるSAである。写真左側の小高い築山の上に展望スペースがあるらしいので見てみよう。

 安達太良山を望む展望スペース。「ほんとの空の里」と書かれた看板は斜めに突き出たガラス製のおしゃれなデザインで、金のかかった感じがする、私とたかな氏で話していた。

 安達太良山(あだたらやま)は万葉集の頃から文学に登場する山であるが、近年では高村光太郎の「智恵子抄」で知られる。「ほんとの空」は「智恵子抄」より「あどけない話」の一節で見られる言葉である。

 安達太良山を望む。撮影当時は山の上から紅葉が進んでおり遠くからでもその色は鮮やかに見えた。

 安達太良山は標高1,700mの火山で、その山容は緩やかであり、登山の難易度も高くない。山小屋の1つに温泉のある小屋もあり登山客に人気だという。

 先程の園地に戻ると、その一角に建設記念碑が置かれていた。こういうモノってひっそりと置かれてますよね。

 施設に戻り、トイレ棟側から写真を撮る。施設のつくりが難解に見えるのは手前のパン屋が別棟として飛び出ているせいだったりする。

 安達太良SAでの休憩を終える。ガソリンスタンド前の案内には今では少し珍しい「修理」の文字。

 安達太良SAから本線に戻る途中、大玉村に入る。カントリーサインにはしっかり安達太良山が描かれている。

 ハイウェイラジオ聴取区間。山形方面に向かう場合も予習を。

 路側からひっそりハイウェイラジオ設置区間を教えてくれる。

 「終日対面通行規制」

 安達太良SAで見かけたLED式の情報表示がこんなところに置かれている。

 安達太良山を横目に水田地帯を走り抜ける。走っていてとても気持ちいい場所。

 途中、二本松市に入る。カントリーサインは2本の松・・・ではなく、厚物菊と呼ばれる菊の花。

 どこの高速道路も緩やかなアップダウンを繰り返すもので、今度は登り坂が続く。

 福島松川PA ETC専用出口 この先11km

 この先の福島松川PA/SICの利用案内。他で見られる形と違うし、何より11km手前から案内されているあたりプロトタイプっぽさを感じる。

 [ 20 ] 二本松 2km

 二本松ICの予告標識。温泉地でもある岳方面はこちらから。

 (4) 二本松 [ 20 ] 出口1km

 岳方面はこちらから。

 岳温泉は安達太良山の麓に位置する温泉郷で知られる。二本松ICからはR459経由でアクセス可能。

 (4) 二本松 [ 20 ] 出口500m

 新しいものでは本標識にきちんと「岳」の表記がある。

 情報表示。本宮のときと同じタイプ。表示内容は当時行われていたリニューアル工事による規制。

 (4) 二本松 [ 20 ] 出口

 間もなく二本松IC。岳温泉はこちらから。

 接続国道はR4だが、すぐ近くでR459も通っている。R459は福島県中央部を東西に横切る国道で、西に走れば岳温泉を経て土湯でR115に接続し、磐梯山・裏磐梯方面へ、東に走れば浪江町へ出る。

20 二本松IC

 岳温泉はこちらから。R459を抜ければ土湯・裏磐梯を経て会津方面を目指すこともできるが、そこまで行くなら磐越道を使ったほうが良いだろう。

 区間14はここまで。続きは区間15。

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最終更新:2020年1月1日