撮影日:
2018年10月21日 東北道二本松IC→東北中央道南陽高畠IC
2019年10月27日 東北道那須高原SA→北上江釣子IC
2018年撮影はTwitter上のフォロワー、片喰氏とたかな氏のお二方とともに通ったときのもの。
ご同行いただきありがとうございました!
撮影日:
2018年10月21日 東北道二本松IC→東北中央道南陽高畠IC
2019年10月27日 東北道那須高原SA→北上江釣子IC
2018年撮影はTwitter上のフォロワー、片喰氏とたかな氏のお二方とともに通ったときのもの。
ご同行いただきありがとうございました!
二本松IC合流。
遅い車は登坂車線
どうやらこの先は登り坂があるようだ。
そんな形で登坂車線が始まる。緩やかな地形を走りながらも勾配を残していて登坂車線があるというのは、東名なんかでもよくある光景だ。
撮影当時は交通量が少なくわざわざ登坂車線を選択する車はなかった。
程なくして登坂車線は終了する。
福島トンネルまで10km
東北道下り線初めてのトンネル、福島トンネル。なんと10kmも手前から案内される。
[20-1] | 福島松川PA | 7km |
[ 21 ] | 福島西 | 17km |
[21-1] | 福島JCT. | 23km |
仙台 | 102km |
距離標識。最後の仙台までの距離は縦型に置き換えられている。
この先、R=600mのカーブが2回続く。
その次はR=410mと急なカーブ。スピードに気をつけよう。
福島松川PA 3km
吾妻PA 17km
休憩施設までの距離標識。どちらもPAであるが吾妻PAはガソリンスタンドがありPAにしては充実した方である。
下り坂 速度注意
この先しばらく下り坂がつづく。
福島市に入る。カントリーサインのデザインは「フルーツ」。
福島市の果物生産に着目すると、日本梨と桃は市町村別で全国トップクラスの生産高を誇る。まさに果物の町といえる。
福島松川PA 1km
福島松川PA 600m
ETC出口標識は比較的新しい。
福島トンネルまで3km。何度も予告されるとは、いったいどんな大物のトンネルなのだろう…
ETC出口の利用案内。時間制限は特に存在しないが、車長9mまでという車体制限がある。バスでいうと27人乗りの中型バス、トラックでは中型トラックまでとなる。
福島松川PAはこちらから。
ETC出口併設のパーキングエリア。あんまり広くなさそうだが、、、とりあえず寄ってみよう。
PA内に入ると、すぐにスマートIC出口が分岐する。出口のすぐ先は県道に接続しており、その作りは非常にコンパクトである。
接続する県道は福島r52土湯温泉線で、その名の通りPA周辺から土湯温泉への最短経路である。福島松川SICは社会実験当初から交通量が比較的多いSICであったが、その背景には土湯温泉への最寄りSICという利便性の高さにあったのだろう。
商業施設はコンパクトな建物だが、YASMOCCAブランドで展開されており一通りのものは揃う。
商業施設すぐわきには一般道駐車場へのゲートが設置されている。フェンスが切れているだけという簡素なものだ。
このすぐ脇には一般道から利用可能な小さな駐車場があり、その奥にはSICへの入り口を眺めることができる。
福島松川SIC退出後は一般道側からPAを利用可能である。土湯温泉・あだたら高原方面にコンビニなどは無いので、ここを使うか、あるいは松川市街のコンビニに寄っておきたいところ。
福島松川PAを後にする。散々予告されてきた福島トンネルまであと1km。
トンネル情報。東北道に入って初めて見るものである。この撮影では外環道松戸以来初めてのトンネルである。
福島トンネル 長さ910m
そんな東北道最初のトンネル、どんな大トンネルかと思いきや長さは910mしかない。散々予告してこれかよ、と思うかもしれないが、240kmも高速道路を運転してトンネルが1つもないというのは日本では非常にレアなことだと思うので大げさすぎるということはないだろう。
トンネル内照明は蛍光灯が使われていた。
トンネルを抜けると下り坂であることがはっきりわかるようになる。スピードに注意しよう。
249KP。福島市街に向かってまだ下り坂が続く。
広域情報表示。撮影当時はこの先の工事規制について表示されていた。
常磐道の規制から青森方面の降雪まで本当に様々な情報が表示される。広域情報はロマンの塊だ。
ハイウェイラジオ聴取区間。
気づけば250KPを過ぎていたが、スペシャルキロポストは設置されていなかった。
1km先工事の標識。この先対面通行規制が待ち構えている。
この辺りでは前方左に吾妻小富士という火山が見える。
標高1707mの火山で、名前の由来はすり鉢状の火口を福島市内から見ると富士山のような形に見えることに由来する。
工事車両が並んで車線規制が始まる。
[ 21 ] 福島西 2km
福島西ICの予告標識。標識のそばで作業員の方が誘導をしている。
しばらく走り進めると、上り線側に誘導される。いよいよ対面通行区間が始まる。
集中工事による対面通行区間に入る。
対面通行といっても、見ての通り仮設のガードレールやバリケードで区切られている。対向車線が近くて怖いというよりはひたすら狭さを感じるのみである。
(115)(4) 福島西 土湯 [ 21 ] 出口1km
2019年撮影時には工事は完了しており、1km標識を拝むことが出来た。土湯温泉はこちらで案内されている。
対面通行規制が続く。大きな橋梁があるわけでもないので、付近の舗装工事のような気がする。
(115)(4) 福島西 土湯 [ 21 ] 出口500m
500m手前標識。対向車線側から撮るか普通に撮るかの違いのみである。
このレポートでは2018年撮影をメインとしているため、背景色青=メイン写真=2018年撮影、としている。区間13のときと優先順位も逆なので要注意。
(115)(4) 福島西 土湯 [ 21 ] 出口
福島西IC出口が近づく。番号部分だけ新フォントというのは2019年撮影当時も同じ。
R115に直接接続しており、西へ向かえば土湯温泉を経て猪苗代方面へ、東へ向かえば福島市街西部を縦貫するR13と接続した後、JR東北本線をくぐって東側でR4と接続する。このように、JR福島駅をはじめとする福島市街へはこちらが最寄りとなる。
福島西ICはこちらから。福島市街への南側の玄関口であり、東京方面との行き来はもっぱらこちらを使うこととなる。
福島市街を挟んで東側、霊山(りょうぜん)、相馬方面もここ福島西IC経由が2020年1月現在の最短経路となる。この先桑折JCTで東北中央道が接続するようになれば、一般道を経由せずに連絡できるようになるが、それはもう少し先の話となる。
福島西IC合流。
[21-1] | 福島JCT. | 5km |
[ 21 ] | 福島飯坂 | 9km |
仙台 | 85km |
距離標識。順調な場合、仙台まで1時間ちょっと。
荒川 橋長188m
ここで阿武隈川水系の荒川を渡る。
JR福島駅の少し南側を流れており、東北本線の下り線に乗ると減速して到着アナウンスが流れている頃にゆっくりとこの川を渡る。個人的にはこの川は福島駅到着を象徴するものだったりする。
吾妻PA 1km
福島JCT手前最後の休憩施設となる。
吾妻PA
同行のたかなさんのご厚意に甘えてここも寄り道しました。ご協力いただき本当にありがとうございました。
ランプは松の木で外部から見えにくくなっている。横風が吹かないのでこれはこれでありがたい。
吾妻PA施設。駐車スペースから店舗入口まで段差のないバリアフリー構造となっている…のだが、それ以上に目を引くのは右側の幸楽苑の存在である。
そう、ここは全国で唯一幸楽苑が展開している休憩施設なのである。
幸楽苑は郡山市に本社を置くラーメンチェーンである。創業は1954年で長らく福島県民のソウルフードとして東北地方を中心に展開してきたが、2000年前後にかけ関東、中部、近畿に幅広く展開し現在に至る。
建設当時のトレンドなのか担当者の趣向なのかわからないが、吾妻PAにもスピード体感コーナーが置かれている。安積PAと違い、こちらは木々に囲われており隠れ家のような印象を受ける。
先述の幸楽苑だが、2007年12月、隣にあるファミリーマートと同時にオープンした。既に開業から12年以上経過した優良店舗といえる。
吾妻PAにはもう1つのヤクモノがある。
それが、「おくのほそ道」の石碑である。ここに刻まれている句は、
「笈(おい)も太刀も五月にかざれ帋幟(かみのぼり)」
という句で、飯坂にある佐藤氏の旧跡で詠まれたものである。詳しい背景についてはご自身でご検索いただきたい。
[21-1]福島JCT.2km
本線に戻ってまもなく、福島JCTの最初の予告標識が登場する。2km手前標識…であったが、2019年に再訪してみると標識が思いっきり変わっていた。東北中央道が山形まで繋がったことを反映して、2通りのルートを示す図形表示に変わったのである。
[21-1]福島JCT. 1km
左へ:[東北中央道] 米沢
本線:[東北道] 仙台 青森
1km標識のラインナップも変更されている。米沢の隣に「山形」が追加され、東北道の「青森」は「山形道」となった。
情報表示。東北中央道側は一般国道で使われているものと同じ仕様のもの。
[21-1]福島JCT. 400m
左へ:[東北中央道] 米沢
本線:[東北道] 仙台 青森
福島大笹生ICはこちらから。R13経由で米沢を目指す場合も福島飯坂ICではなく福島大笹生ICで退出するほうが距離が短く済む。
[21-1]福島JCT.
左へ:[東北中央道] 米沢
本線:[東北道] 仙台 青森
1km標識のラインナップも変更されている。米沢の隣に「山形」が追加され、東北道の「青森」は「山形道」となった。
東北中央道経由山形・米沢方面はこちらから。
福島西IC-山形市内を比較した時、山形道経由のほうが料金と距離の面で不利だが所要時間が短いというメリットがある。両者を上手に使い分けたいところだ。