撮影日:
2023年8月25日
東北道川口JCT→青森IC
撮影日:
2023年8月25日
東北道川口JCT→青森IC
のびのびとした道が続く。
[ 45 ] | 松尾八幡平 | 8km |
[ 46 ] | 八戸道-東北道分岐 | 30km |
[E4A八戸道] 八戸 | 103km | |
[E4 東北道] 青森 | 162km |
距離標識。2つ先の安代JCTは標識では「八戸道-東北道分岐」と表現されている。
松尾八幡平-安代JCTは22kmある。区間距離が一気に伸び、青森の遠さを感じさせられる区間である。
岩手山SA 3km
[E4東北道] 花輪SA 59km
[E4A八戸道] 折爪PA 73km
表記されているSAPAはいずれも有人エリア。
八戸 100km
青森 160km
再び距離標識。盛岡を過ぎてだいぶ走ったつもりだが、青森まではまだ160kmもあるのである。
ここで標高300mラインを突破する。なお、東北道の最高地点はこの先松尾八幡平-安代JCT間の竜ヶ森トンネル付近で、その標高は475mになる。
岩手山SA 2km
岩手山SA 1km
標識は公団ゴシック末期のものがそのまま使われている。
岩手山SA
岩手県内最後の有人エリアにして、東北道最後の給油可能なSA。せっかくなので寄っていく。
撮影当時は8月の土曜日、夏休み真っ只中のサービスエリアはどこも混雑気味だったが、ここまで来ると駐車場も空いていそうだ。
下り線のショッピング・フードコートは24時間営業。レストランこそないが、ご当地グルメの美味しいお店もフードコート内に入っているのと、『森のなかのソフトクリーム屋さん』というソフトクリーム店がなんと8時から20時まで営業している。
休憩施設の脇には、いつものように芝生と森林が美しい園地がある。
園地内には山の標高と方角を教えてくれる木製看板。
撮影当時、天気は良かったが岩手山は雲に隠れて見えなかった。
園地は草が伸び気味で、あんまり人が入ってこない感じがする。
園地から駐車場を望む。大型35小型91と小型車中心のエリアだが結構広い。
[ 45 ] 松尾八幡平 2km
(282)松尾 八幡平 [ 45 ] 出口1km
松尾八幡平ICまで1km。接続国道はR282が表記されているが、実際は県道を介して接続する。
西根市街には西根ICが近く、荒屋新町のあたりは安代ICの方が近い。松尾八幡平ICからR282を目指すのは、もっぱら安比高原スキー場に向かう場合だろう。
前森山PA 3km
畑PA 15.5km
前方に見える山が青々としていて美しい。背後に見える積乱雲といい、まさに夏休み・・・!
(282)松尾 八幡平 [ 45 ] 出口500m
松尾八幡平ICから西へ走ると岩手r23/八幡平アスピーテラインに接続する。八幡沼の南側を通り、見返峠・八幡平展望台を経て秋田八幡平へ抜ける観光路線で、松尾八幡平ICから秋田県境まで25km、R341までは42kmの道のりとなる。
(282)松尾 八幡平 [ 45 ] 出口
松尾八幡平ICまで間もなく。標柱に「安比高原」とこっそり書かれている。
松尾八幡平ICより南側、岩手山の北山麓には八幡平リゾートパノラマスキー場、八幡平リゾート下倉スキー場といったスキー場に加え、リゾートホテルや別荘が立地するリゾート地が広がる。西根ICから岩手山パノラマライン向かうこともできるが、松尾八幡平ICを利用するのももちろんアリだ。
松尾八幡平IC出口。安比高原・八幡平はこちらから。
80km/h規制なのがもったいない快適路が続く。景色もいい。
前森山PAまで・・・1km?2km?
遅い車は登坂車線
前森山PAには登坂車線から入る。
前森山PA
トイレと自販機のみのPA。標柱にあるように、チェーン脱着場としての役割が強い。
森の中にひっそり佇むPA。敷地も小さい。
前述のように、この先の安比高原スキー場付近が東北道最高地点となる。登坂車線とともに緩やかな登り坂が続く。
[ 46 ] | 八戸道-東北道分岐 | 16km |
[E4A八戸道] 八戸 | 89km | |
[E4 東北道] 青森 | 143km |
距離標識。安代JCTまで16km、その間には無人PAの畑PAのみ。
何やら中央分離帯で作業中。草取りかな・・・?
ここで北緯40度を通過する。40度上にある主な都市は、松尾と北京。いやその2つだけ・・・!?
北緯40度にある他の都市としては、秋田、アンカラ(トルコ)、マドリード(スペイン)、フィラデルフィア(アメリカ)などが挙げられる。日本の高速道路では、東北道、秋田道、三陸道の3本が北緯40度をまたいでいる。
ここでトンネル情報表示。
写真左側、作業車が停まっている場所の少し前方に東北道 最高標高地点を示す標識が立っている。標高は475mで、東名高速の最高地点(御殿場IC:標高454m)よりちょっとだけ高い。
竜ヶ森トンネル 長さ1922m
トンネル内部は緩やかなカーブと下り坂になっている。
トンネルの真上には農地が広がっているが、そこから少しだけ西に向かったところに岩手県有数のスキー場、安比高原スキー場が立地する。
八幡平市内を下り続ける。この辺りではR282、JR花輪線と併走しながらぐねぐねと北へ向かう。
畑PA 3km
[E4東北道] 田山PA 20km
[E4A八戸道] 二戸PA 30km
畑PAまで3km。他の2つのPAはいずれも無人エリアだ。
ここで、ゾロ目である555KPを通過する。
畑PA 1km
畑PA
前森山PAと同じく無人のエリア。駐車場は前森山PAよりちょっとだけ広い?
撮影当時の気温は33℃。北東北まできたのにちっとも涼しくなかった。
再びトンネルが近づく。
保戸坂トンネル 長さ592m
クマ注意
熊の顔が少しコミカルに描かれているが、実際は遭遇したくない動物トップの座に君臨する猛獣だ。
ずっとこんな感じの森が続く。
[46] 安代JCT. 2km
ここでジャンクションの名前が初めて登場する。安代JCTではどちらかというと八戸道が本線になっていて、右車線を直進すると八戸道方面へ向かう。
2km手前から注意を促す看板が並んでいる。
間違えて八戸道に入ろうものなら浄法寺ICまで15kmほど出口がない。お気をつけいただきたい。
青森方面 左へ
まだまだ注意を呼びかけてくる。
[46] 安代JCT. 1km
左側:[E4東北道] 安代 青森
右側:[E4A八戸道] 浄法寺 八戸
案内表示には直近の出口と終点地名という王道のパターン。
この先、余裕を持って左側に分岐車線が現れてしばらく3車線となるが、一番左に寄らないと八戸道に入ってしまう。お気をつけいただきたい。
[46] 安代JCT. 500m
左側:[E4東北道] 安代 青森
中央:[E4A八戸道] 浄法寺 八戸
右側:[E4A八戸道] 浄法寺 八戸
500m手前の時点で東北道方面への付加車線が走っているのがありがたい。撮影の関係で真ん中を走ったが、この車線もそのまま走ると八戸道本線へ向かう。
・・・というように、安代JCTでは八戸道-東北道盛岡方面が主となるような構造をしている。開通は東北道弘前方面の方が早かったんですけどね。
東北道・八戸道の情報表示。「疲れる前に、こまめな休憩を」とのこと。青森はまだまだ遠いですからね。
東北道のこの区間が開通したのが1982年、安代JCTで八戸道が接続したのは1989年である。八戸道は一戸ICを境に八戸側が1986年の開通であった。ちなみに八戸道も短い路線に見えてその延長は81km余り。東日本の他の路線だと、館山道+富津館山道路、長野道よりちょっと長いぐらいである。
[46] 安代JCT.
左側:[E4東北道] 安代 青森
中央:[E4A八戸道] 浄法寺 八戸
安代JCT分岐。この標識はナンバリング部分だけ張り替えられたもの。