取材日:2021年4月11日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影。
今回は東京ICからの撮影。本当にありがとうございます。
取材日:2021年4月11日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影。
今回は東京ICからの撮影。本当にありがとうございます。
横浜青葉JCTのランプ橋が東名本線をまたいでいる。
横浜青葉ICはかつてY字型のICでR246に直結するのみであったが、今ではR246への出入口+首都高K7が分岐する複合型のジャンクションとなった。その形状はR246が東名本線より少し離れているためかタービン型で、航空写真で見ても3方向ジャンクション+インターチェンジとは思えない立派さである。
港北PA
横浜青葉IC通過後に左側から分岐する。
撮影は別日だが港北PAに立ち寄ったときの施設の写真。
港北PAは東名下り線最初のPAだが大型56小型72と東京近郊にしては恵まれた規模である。下り線は撮影当時、コンビニのファミリーマートが入っていた。
港北PAには上下線とも一般道出入口(ぷらっとパーク)が整備されている。あたりは閑静な住宅街、東名のPAにぷらっと立ち寄れちゃう近隣の皆さんが羨ましい・・・?
本線に戻り、海老名方面へ走る。
道路はこれまで通り高い防音壁に囲まれた6車線路に。
[ 4 ] | 横浜町田 | 6km |
[ 4-1 ] | 綾瀬 | 13km |
[C4圏央道] | 海老名JCT | 18km |
静岡市街 | 150km |
距離標識。元々あった場所から移設された上に内容もだいぶ更新された。海老名JCTの案内は番号ではなく接続する路線名(圏央道)になっていたりする。
(16)(246) 横浜 町田
[ 4 ] 出口 1km
横浜町田ICまで1km。4km手前からここまで特にめぼしい標識がないことと、この区間はヤクモノが増えに増え写真の枚数が膨れ上がってきたことから途中は省略している。
横浜町田IC左車線へ
かつては1km標識の左脇に「左車線へ」と表記されていたものが別の場所に置かれるようになった。
しかし、左車線にいないと少し見にくい場所にいるというのは本末転倒ではないですかね・・・。これ本来は右車線にいる人に見せたいのでしょう。
情報表示。撮影当時は小田原方面、西湘バイパスの通行止情報が表示されていた。
(16)(246) 横浜 町田
[ 4 ] 出口 500m
横浜町田IC出口まで500m。標識の通りR16とR246の両方に接続し、横浜方面へ向かうにはR16保土ヶ谷バイパスを、町田方面へ向かうにはR16の一般道を北上する。
東名の整数ICとあってその利用範囲は広く、町田だけでなく相模原市・大和市・座間市・それから八王子市や多摩市の一部もこのICの利用圏内という印象がある。かつては横浜青葉ICすらなく、隣は東名川崎と厚木だったのだからもはや相模川の東側はみんなこのICから東名に入っていたのかもしれない。
(16)(246) 横浜 町田
[ 4 ] 出口
横浜町田IC。横浜市中心部方面はここから保土ヶ谷バイパス-横浜横須賀道路or横浜新道-首都高といったように自動車専用道路のみでアクセス可能。横浜青葉と異なり接続する保土ヶ谷バイパスが無料なので、静岡方面に向かう車含め横浜市内から東名へのアクセスはこちらが主流である。
横浜町田IC。下り線からの出口ランプは2車線確保されており、退出する車が数多い。
横浜町田ICの近くには東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅がある、最近開業したグランベリーモールと直結した駅で、都心部からは遠いが東名も近く東急にも乗れるとあって個人的には面白い場所だと思っている。余談だが、かっしー氏と静岡以西に共同撮影しに行く場合は南町田を待ち合わせ場所とすることも多い。
横浜町田ICの合流。2車線あるランプからこれでもかと本線に流入してくる。
直結する保土ヶ谷バイパスは6車線の道路だが日交通量が15万台(2020/3)と日本でも最も交通量の多い道路として知られる。ここから合流してくる車両が途切れることもめったに無いのでは。
国道16号保土ヶ谷バイパス/町田立体の高架をくぐる。向こうも6車線路、首都高よりも立派な大幹線道路である。
[ 4-1 ] | 綾瀬 | 8km |
[C4圏央道] | 海老名JCT | 13km |
[ 5 ] | 厚木 | 14km |
静岡市街 | 146km |
距離標識。綾瀬SICまで8km、丁度いい位置に追加されたとは思うけどR246からは遠いところにある。ちなみに、海老名JCTから厚木ICは1kmしか離れていない。
ちょいちょいラブホらしき建物も見える伝統的な(?)高速道路の車窓になってきた。
「大和渋滞表示板」がこのあたりから登場する。
大和渋滞表示板はこの先大和トンネルにかけて多数設置されているようで、繰り返し見かけるようになる。加えて、路肩や防音壁が真新しくなっている。
所要時間表示。撮影当時は沼津まで70分、コロナ禍の下では、特に下り線では渋滞がほぼなかったのだ。
この先大和トンネルにかけて下り勾配が続く。撮影当時はスイスイ流れていた。
トンネル情報表示。まもなく大和トンネルというところで、左側に付加車線らしきものが。
情報表示を通過後、まもなく大和トンネルに入る。
2021年4月の撮影当時、左側に付加車線が設置されていたの未供用の状態であった。また、トンネル名を示す古い標識が撤去され、もはやここが大和トンネルあるかどうかを知る術がなくなっている。
大和トンネルを通過する。トンネル長を示す標識は元々設置されていないが、約280mと短いトンネルである。
大和トンネルは関東圏の高速道路渋滞の常連中の常連とも言える渋滞ポイントとして知られる。理由としては大和トンネル(の静岡側)を境に下り勾配から上り勾配に切り替わる「サグ」があること、トンネル自体照度が落ちて減速させやすいことなどが挙げられる。大和トンネル渋滞緩和のため、トンネルを拡幅するという工事がこれまで継続され、2021年7月に付加車線は運用を開始した。一定の渋滞削減効果がみられているであるが、それでも上下線ともにエグい規模の渋滞がこのトンネルを先頭に発生している。
大和トンネルを抜けると上り勾配に転じる。「大和渋滞表示板」も置かれており、渋滞時はここで積極的に速度回復するよう促されるのだろう。
大和トンネルは南側にある厚木航空基地の滑走路の延長線上にあり、トンネルの上に何か建築物があるわけではない。東名建設前に起きた米軍機の墜落事故を踏まえ、戦闘機事故に備えて東名の交通への影響を軽減させるために設置されているようである。
、「70代を高齢者と言わない街 大和市」
このあたりから謎の(?)ご当地自慢横断幕がちょこちょこ現れるようになる。
東名拡幅事業を示す横断幕。大和トンネルの拡幅事業、工事自体は長くかかってた印象がある。やっと形になって良かったけどそれでも渋滞するんですよね。
「神奈川県のほぼ真ん中 綾瀬市」
大和市と比べるとこの当たり障りのなさ。
[4-1] 綾瀬 2km
2021年3月にに開通した綾瀬SICの予告標識。
大和渋滞表示板がまだ設置されている。トンネル抜けた後に速度回復しないとこの辺りも渋滞するってことなんでしょうね。
今度はNEXCOからの横断幕、海老名SAの利用を促している。
海老名SA 3km
中井PA 26km
鮎沢PA 45km
満空表示つきの休憩施設距離標識。距離が目立たなくなったが海老名以降は約20km間隔でPAが設置されており地味に間隔が広い。
2番目の中井PAは敷地が狭く「混」表示となることもしばしば。鮎沢までは30分以上かかるので、海老名に入るのであれば海老名で休憩しておきたい。
綾瀬 [4-1] 出口1km
綾瀬 [4-1] 出口700m
綾瀬SICは独立型のSICで、r42藤沢座間厚木線に接続する。綾瀬市中心部にも近く、藤沢方面への接続も良好であるが、厚木航空基地の西側にあるので大和方面へのアクセスには向かず、R246からも少し離れている。
情報表示には西湘バイパスの工事通行止めの案内。
綾瀬 [4-1] 出口
綾瀬SICの出口分岐が近づく。
このSICは元々はバス停が単独で設置されていた場所に建設されたもので、東名ハイウェイバスの停車する綾瀬バスストップが引き続き置かれている。
綾瀬SIC出口。元々は地域活性化ICとして建設する計画も予定だったが、諸々の事情からSICとして建設され、供用開始は当初2018年予定だったものが3年ほど遅れて2021年3月となった。
綾瀬バスストップ併設のSIC。周辺は工業団地のようになっている。
綾瀬SICを通過する。合流部にはルートマーカーがきちんと設置されている。
横断幕にある通り、海老名SAを利用する場合は早めに左車線へ寄っておくのがよさそうだ。SAはここから1km余りである。
海老名SA 1km
東名高速屈指の規模を誇る大規模SA,海老名SAまで1km。
海老名SAを手前に海老名市に入る。東名本線のカントリーサインは他の標識と違って更新されていない上に設置位置が目立たない。
[C4圏央道] | 海老名JCT | 3km |
[ 5 ] | 厚木 | 4km |
静岡市街 | 136km |
距離標識。圏央道とのジャンクション、海老名JCTまでは3km。
海老名SA
標識は公団ゴシックが採用されたもので、内照式のまま更新されていないようだ。
東名高速神奈川県内唯一のサービスエリア、海老名SAはこちらから。
海老名SAの敷地内風景。大型98、小型528(大型兼用含む)と広大な駐車場を誇り、商業施設もひと目では見渡せないほど大きなものなのだが、常時人が多かったり、商業施設と駐車場以外のスペースがほとんどないため、このサイトでレポートできる場所があんまりない…。
海老名JCT 2km
周辺出口の案内も含めた情報表示。圏央道経由で新東名にも接続できることはこの標識では表現されていない。伊勢原から入ればいいですしね。
正面に丹沢方面の山々を望むようになる。ようやく関東平野から離れようとしてることを実感できる。
海老名JCT 1.5km
東名、圏央道、小田原厚木道路に加え圏央道を介して接続する新湘南バイパスや中央道も記載されておりとにかくにぎやか。2回登場したぐらいじゃ内容を把握できないのでは。
東名から海老名市内は圏央道海老名ICを介して接続する。圏央道開通以前は県道経由で相模川を渡り、厚木市街を通過して厚木ICから東名にアクセスするしかなかったのが相模川を渡らずに高速道路に入れるようになった。圏央道開通の効果は通過交通だけでなく東名沿線の高速道路の出入りという点でも十分発揮されている。
名古屋方面は新東名もご利用できます
現時点では伊勢原JCTまでの迂回路扱いだが、新東名を通るという手もある。厚木周辺で渋滞や事故があったときの回避手段にはなるけど、実際のところ事故が多いのは大井松田から先なんですよね。
[4-1]海老名JCT. 1km
左へ:茅ヶ崎 [新湘南] [圏央道] 海老名出口
八王子 [中央道]
本線:[小田原厚木道路][東名] 厚木 名古屋
さっきの模式図を普通のジャンクション標識に押し込めるとこうなる。分岐先の所属路線は白地かつ上に表記、分岐先経由で行ける路線は緑地かつ地名方面の下に表記というルールのお陰で左側が市松模様になっている。全部必要な情報とは言え、ひと目で把握できない。。。
情報表示が2箇所設置されている。通常は分岐側と直進側の情報表示に分けて案内するが、ここでは表示対象の路線が多岐に渡るためか上部の路線名表示も可変式となっている。
撮影当時の西湘バイパス通行止めのように厚木経由でも茅ヶ崎経由でもどちらでもアクセスできる場合は同じ内容が2回繰り返される。
[4-2]海老名JCT. 500m
左へ:茅ヶ崎 [新湘南] [圏央道] 海老名出口
八王子 [中央道]
本線:[小田原厚木道路][東名] 厚木 名古屋
次の厚木ICはこの標識から2km先。海老名ICを通過するとあっという間なので海老名通過時に一番左の車線へ移りたい。
[4-2]海老名JCT.
左へ:茅ヶ崎 [新湘南] [圏央道] 海老名出口
八王子 [中央道]
本線:[小田原厚木道路][東名] 厚木 名古屋
圏央道茅ヶ崎・八王子方面はこちらから。海老名ICは一旦八王子方面へ入って少し北上してから出口となる。
路側に地味に新東名への案内標識が設置されている。海老名南JCT経由は東名より遠回りなので、静岡方面へ新東名が開通しても伊勢原JCTで乗り換えるのが自然な流れだとは思う。先述のとおりここでは迂回路として選択する程度だろう。