取材日:2019年4月14日、2020年11月29日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影(2回とも)。
本当にありがとうございます。
取材日:2019年4月14日、2020年11月29日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影(2回とも)。
本当にありがとうございます。
中部横断道はr9交点よりも山側を走る。取り付け道路で本線まで登る。
下部温泉はICから東側に数分程度走った山中にある温泉郷。その歴史は長く、戦国大名である武田信玄がその刀傷を治した温泉としても知られる。なお、源泉の温度は30℃^32℃程度と非常にぬるく、道路地図のマップルには「気合を入れて入ろう」という但し書きが添えてあった。
撮影当時は下部温泉早川~富沢間が未開通であったため、ランプ分岐は片側がバリケードで塞がれていた。
一方の早川は富士川を挟んで西側に走った山の中にある小さな町。福島原発事故の影響のない町としては日本で最も人口の少ない「町」である。
まもなく本線に入る。
下部温泉早川ICの構造はトランペット型ICで、ランプ間の平面交差はない。
本線に入ると同時にトンネルの情報表示が現れる。4文字で全てを伝えようとするタイプなんですね。
醍醐山トンネル 長さ2409m
いきなり長大トンネルに入る。そして、この先増穂までトンネルが連続する。
新直轄方式で建設されたこの区間は通行料こそ無料だが、管理は国土交通省関東地方整備局になる。アクセントライトは普通のアクセントというレベル感。
[3-2] 中富 2km
2km手前標識がトンネル内に設置されている。内照式なので視認性バッチリ。
(52)中富 [3-2] 出口1.4km
一色トンネル 長さ1275m
醍醐山トンネルを抜けるとすぐに次のトンネルに入る。そして中富ICの予告標識もトンネル入口に設置されている。
[3-2] 中富 出口600m
600m手前標識はトンネル内に架設されている。光るから目立つ。
中富ICは地域活性化インターチェンジ(追加インターチェンジ)として地元の要望により追加されたため、IC番号は枝番がついている。しかし、なぜ「3-1」ではなく「3-2」なのだろう?
[3-2]中富 出口
トンネル出口と出口分岐がかぶっている。利用の際は間違って通過しないよう気をつけよう。
追加ICである中富ICを通過する。
中富ICは富士川を渡る道路橋と直結しておりR52との連絡については下部温泉早川ICより便利である。身延町役場のある旧中富町中心部へ向かうにはこのICが最寄りである。
中富ICはダイヤモンド型のシンプルなIC。通過する途中にトンネル情報表示がある。
[ 4 ] | 六郷 | 3km |
[ 5 ] | 増穂 | 12km |
甲府 | 36km |
距離標識。次の六郷までの距離は短く、甲府市中心部も結構近い所まで来ている。
城山トンネル(長さ2087m)を通過する。青いアクセントライトがトンネル内に設置されている。
[ 4 ]六郷 1.2km
<9> 六郷 [ 4 ] 出口800m
市川三郷 無料区間六郷まで
六郷ICの予告標識。標柱にこっそりと「市川三郷」という表記も。
<9> 六郷 [ 4 ] 出口500m
鴨狩津向トンネル 長さ355m
トンネル名は「かもがりつむかい」と読む。1951年に村としては廃止されたが字名として残る。
六郷ICはr9に接続しており、旧六郷町中心部やJR身延線の甲斐岩間駅に近い場所にある。この先r9・JR身延線は富士川から離れた山中を通るが、JR鰍沢口駅付近で再び富士川沿いに戻ってくる。
[ 4 ] 六郷 出口
六郷ICもトンネル出口とインターチェンジが隣接して並んでいるが、トンネルの途中でランプが分岐するわけではない。
補助標識で見られた「市川三郷」は合併後の町名で、旧市川大門町、旧三珠町との合併により誕生した町である。役場のある旧市川大門町は六郷ICではなく増穂ICのほうが近いので、有料でも気にしないなら六郷では降りないほうがよい。
トンネル出口に「無料区間ここまで」とこっそり案内されている。
旧六郷町はここから。付近に富士川を渡る橋は一応あるので、対岸の身延町西嶋エリアなどに訪れる際もこちらが最寄りとなる。
六郷ICを通過する。ここからは再び、NEXCO中日本が管理する有料区間。
清水からの50KPが六郷ICに設置されている。
原トンネル 長さ750m
標識のレイアウト1つとっても微妙に違う。NEXCOのほうが大きく作るような気がする。
[ 5 ] | 増穂 | 8km |
[ 6 ] | 南アルプス | 14km |
甲府 | 31km |
距離標識。増穂の次は南アルプスIC。
宮狩トンネル 長さ2890m
トンネル内は緩やかにカーブしている。
JR身延線を跨ぐ橋梁。高い柵でバッチリ囲われている。
増穂PA 4km
東京方面 双葉SA 22km
長野方面 八ヶ岳PA 43km
増穂PAには道の駅富士川が隣接する。
休憩施設で富士川というと東名の富士川SAの印象が強いが、道の駅になると山梨県内になる。
八之尻トンネル(長さ2469m)を通過する。
本線料金所 1km先
富沢と同じように料金所と出口の案内が書かれている。
富士川 橋長820m
八之尻トンネルを渡ってすぐに富士川を渡る。このあたりは甲府盆地の出口に当たる場所で、富士川を遡るように走ってきた中部横断道はこの先見晴らしの良い平野部に入る。
料金所まで500m。PAとICはどちらも料金所をくぐった後で分岐する。
なお、この地点の直下にある富士川は付近で笛吹川と合流する。笛吹川との合流点より上流側は釜無川と呼ばれるのだが、航空写真で見ると中部横断道の橋梁はわずかに合流点の下流にある・・・気がする。
富士川本線料金所を手前に富士川町に入る。
富士川町は増穂町・鰍沢町の2町が2010年に合併してできた町である。この2町は元々現市川三郷町エリアとの合併に向け協議を進めていたとのことだが、紆余曲折あり他の地域より遅れた2010年に今の形となった。
ここで六郷ICの入場に相当する記録をつける。増穂まで無料だとありがたかったんですけどね。
増穂PAに向かうランプがここで分岐する。
増穂PAは増穂ICにほぼ併設される形で設置されているが、上下線で異なる場所に配置されている。下り線エリアのみ「道の駅富士川」と隣接しており、道の駅をPAの感覚で使うことができる。
ランプからは甲府盆地西側とその向こうの八ヶ岳連峰を望む。
増穂PA駐車場から道の駅富士川を望む。PAとしての設備は駐車場のみで、トイレ自販機その他諸々はフェンスの向こうの道の駅の施設を利用するよう促される。
道の駅から増穂PA駐車場を見下ろす。周回路にゆとりはあるが、駐車スペースはあまりない。
道の駅内部の写真は撮っていないが、有人の売店が設置されたきれいな道の駅である。
道の駅の展望台から増穂IC方面を見渡す。画面中央に見えるアーチは釜無川支流の坪川を渡る橋だ。
PAでの休憩を追えて本線に戻る。なお、下り線は増穂PA利用後に増穂ICから退出する場合も一旦本線に出る必要がある。
(52) 増穂 [ 5 ] 出口
増穂IC出口。「富士川町」と補助案内も設置されている。
旧鰍沢町は増穂ICの南側に位置しており、増穂ICからR52に出て少し静岡方面に戻る形となる。。