取材日:2021年9月12日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影。
本当にありがとうございます。
取材日:2021年9月12日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影。
本当にありがとうございます。
南部ICを手前に車線減少となる。マスキングされていた標識はこれだったのか・・・。
(52) 南部 [ 2 ] 出口1km
南部IC出口。道の駅なんぶもこちらから。
道の駅なんぶはICに隣接して設置されており、中部横断道延伸後は南部IC出口と駐車場が直結するようになった。実質PAとして使える道の駅で、地元の南部茶や果物、その他特産品の品揃えが良い。
ちなみに、ここの南部茶ソフトは抹茶が濃く甘みがないので心してかかろう。
南部IC出口。道の駅が実質PA扱いされているのはこの標識からも伺える。
道の駅で休憩と食事を終え、下部温泉早川ICに向け新規開通区間へ車を走らせる。
南部-下部温泉早川は2021年8月29日に開通した。撮影日はその2週間後のことである。
本線に合流すると富士川に向けて下り坂となり、その途中でR52をくぐる。長野区間の新幹線くぐりよりは余裕のある線形だが、本線側も合流側も気が抜けない。
富士川 橋長990m
ここで富士川を渡る。橋の向こうのトンネルに向け道路は緩やかなS字カーブとなっており非常に美しい。
撮影当時は車が多く巡航速度が遅かったので余裕を持って中望遠での撮影も試みた。
富士川を渡ると身延町に入る。
4文字で何かを伝えようとするトンネル内情報表示。
大島第一トンネル 長さ211m
2021年8月の新規開通区間も、これまで走ってきた区間と同じくトンネルが連続する。
[2-2] | 身延山 | 3km |
[ 3 ] | 下部温泉早川 | 3km |
甲府 | 52km |
新東名上下線からのランプと合流する。
大島第二トンネル 長さ902m
トンネル内は比較的暗い。
[2-2] 身延山 2km
すでにお気づきの方も多いだろうが、中部横断道の枝番の振り方は特殊で、なぜか「-1」ではなく「-2」が付番される。
トンネルを抜けると車間確認があるが、だからといってその後追越車線があるわけではない。
<10> 身延山 [2-2] 出口1km
身延山ICまで1km。
身延山ICは名前の通り、日蓮宗総本山として知られる身延山久遠寺への最寄りICであるが、計画当初は設置予定がなく、2012年に地域活性化ICとして追加されたものである。
<10> 身延山 [2-2] 出口500m
身延山ICは山梨r10富士川身延線に直結するICで、身延山久遠寺までは6km程度の道のり。身延山より南側にあるため、甲府方面から走る場合は下部温泉早川ICで降りたほうが近い
ところで予告標識の隣に写っている勾配の警戒標識、「上り勾配0.9%」とある。まさかの1%切り。
<10> 身延山 [2-2] 出口
身延山IC出口。分岐部が、短く見落とそうものならあっという間にスルーしそうな構造である。
身延山IC出口。旧身延町中心部にも近く、JR身延駅にも近い。
和田トンネル 長さ731m
身延山ICを通過してすぐにトンネルに入る。
角打トンネル 長さ310m
丸滝トンネル 長さ925m
ここまでトンネルが連続する。
丸滝トンネル通過後、左側の車窓には身延山の山塊とその麓を走るR52の高架区間を見渡すことが出来る。
帯金第一トンネル 長さ267m
帯金第二トンネル 長さ856m
今度は下り坂が続く。
[ 3 ] 下部温泉早川 2.4km
トンネルが続いたので長く感じるが、身延山ICから下部温泉早川ICは8km程度の間隔である。
下八木沢第一トンネル 長さ399m
長い下り坂 速度注意
下部温泉早川ICは富士川と大差ない標高にあるため、これまで登ってきた分をひたすら下ることとなる。
<9> 下部温泉早川 [ 3 ] 出口1.3km
トンネル直前かつ標識にかぶるように置かれた確認基点がいやらしい。
「3密の場所への外出自粛を!」
撮影当時は山梨県には新型コロナ感染症緊急事態宣言は発令されていなかったが、この手の表示は東京と変わらないレベルだった。
下八木沢第二トンネル 長さ294m
<9> 下部温泉早川 [ 3 ] 出口700m
上八木沢トンネル 678m
下部温泉早川ICとトンネル出口が差し引き22mしかない。トンネル内で出口が分岐するのか!?
下部温泉早川ICは名前の通り下部温泉と早川町へのアクセスに優れる。といっても早川町は一旦富士川を渡ってから街への実質唯一のアクセス路であるr37南アルプス公園線を走った先にある。早川町の先は林道に抜けない限りは行き止まりである。
[ 3 ] 下部温泉早川 出口
そんな早川町は2021年9月時点の推計人口が約1,050人と、原発事故などの影響を除いた日本で人口の最も少ない「町」である。
予想通り、下部温泉早川ICはトンネル内で出口分岐する。東海北陸道にもこんな場所があった気がする。
下部温泉早川IC出口。ランプは見ての通りの急カーブなのでスピードには気をつけたい。
下部温泉はというとICより東側に県道とR300を少し走った先にある温泉地で、武田信玄が刀傷を癒やした湯としても知られる。しかしその源泉温度は32℃とぬるいどころではなく、多くの温泉施設では加温して入浴できるようにしている。
今回は新規開通区間の往復撮影のため一旦退出する。一般道へのアプローチはやや長く作られている。