取材日:2019年4月14日、2020年11月29日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影(2回とも)。
本当にありがとうございます。
取材日:2019年4月14日、2020年11月29日
毎回おなじみ、相互リンク先の管理人かっしー氏と同乗で道路撮影(2回とも)。
本当にありがとうございます。
名古屋方面への分岐。新東名経由だと静岡市内の多くの市の市街地をスルーすることになるので名古屋か、名古屋を通過する人向け。
清水連絡路は清水港周辺から中部横断道・新東名に向かう場合に多く使うことになる。清水ICから名古屋ICまで高速道路で移動する場合、新東名経由のほうが3kmほど短い。
ランプ部は緩やかにカーブしながら中部横断道分岐へ向かう。というか、ここに明らかにランプ分岐があるのはなぜ?
航空写真で見ると分岐からランプが僅かに建設され放置されている。中部横断道へ向かう分岐は本来この場所だったのかな?
本線のような顔をしている2車線ランプを更に走ると、ようやく中部横断道への分岐が近づく。新東名のジャンクションから「甲府」の文字が見られるのは熱いですね。
中部横断道甲府方面への分岐。直進すると新東名上り線へ直結する。
新清水JCTでは新東名下り→清水連絡路以外の3つのランプで2車線幅が確保されている。このジャンクション、御殿場や浜松いなさのように東名に戻る終点として機能したことは一度もないはずなのだが、すごいなぁ。
ランプを下る途中に「左から合流車あり」との標識。右側の道に目が行くがそれは対向車線で、左側の陰からランプが迫っている。
新東名上下線からのランプと合流する。
合流して間髪入れずに対面通行区間となる。それと、「E52」の路線標識も。
[ 1 ] | 富沢 | 19km |
甲府 | 91km |
中部横断道最初の距離標識。2019年4月の時点では南部ICは未開通であったため、次の南部ICはまでの距離はマスキングされていた。
[ 1 ] | 富沢 | 19km |
[ 2 ] | 南部 | 26km |
甲府 | 91km |
2020年11月撮影の写真では南部ICまでの距離も表示されている。しかし、富沢まで19kmというのは結構長い。
しばらくの間下り坂が続く。対面通行区間で車速の遅いドライバーもいるので車間には気をつけたい。
そこそこ急な下り坂が続く。トンネルは見えないがトンネル情報表示が道路脇に設置されている。
両河内トンネル 長さ680m
ここで中部横断道最初のトンネル。両河内(りょうごうち)とは、このあたりの地名で、1961年に旧清水市に編入された村の名前である。
山奥の谷を空中回廊のような高架橋が渡っていく。
橋梁から開削区間に移るところから4%の上り勾配になる。幸い、画面奥に「ゆずり車線」が設置されている。この先富沢まで追越車線は存在しないので、ここで譲ってもらえるとありがたい。
ゆずり車線が続く。
予告信号。関越や中央道、東名で見るような仰々しさはなくて、トンネル情報の前衛みたいな感じ。
トンネルに入る手前でゆずり車線は終わる。1km弱程度の長さとすると、程よいスピードで走っていれば譲ってもらう余裕はあるはず。
葛沢トンネル 長さ2300m
「とずらさわ」と読む。富沢ICまでの間では2番めに長いトンネルである。
トンネル内部には紫色の強力なアクセントライトが設置されている。
こうしたアクセントライトはドライバーの眠気防止の為に各地で採用されているが、中部横断道のこの紫色のものが一番派手で目が覚める。
湯沢トンネル 長さ200m
樽峠トンネル 長さ5000m
中部横断道最長のトンネル、樽峠トンネルに入る。このトンネル、標識では長さ5000mとあるが、実際は4,999m。
日本の道路トンネルのうち、山岳トンネルは「延長5,000m以上」で危険物積載車両通行禁止となる。そう、樽峠トンネルは本当にギリギリの長さで危険物積載車両が通れる延長に収めてあるのである。
トンネル内で山梨県に入る。壁面の県境表示は暗くて読み取りにくいが、アクセントライトの直下にあるので見逃すことはないかもしれない。
山梨県に入るも、風景はあんまり変わらない。
高架から周囲を見渡すと山深い無人地帯に見えるが、この道路の左側(上流側)にも民家や集落があるのだからすごいものである。
石合トンネル 長さ510m
トンネルとトンネルの間には非常駐車帯と非常電話。
撮影当時、中部横断道の新清水JCT-富沢IC間は部分的に携帯電話の電波が入らない場所があった。2021年現在は明かり区間でも電波が入るのか未検証だが、事故時には注意したい。
森山トンネル 長さ1730m
トンネル内は下り勾配が続く。
竹ノ沢トンネル 長さ770m
景色が開け、人里に近いような場所になってきた。
油断していると再度上り勾配となる。4.0%は結構減速するので車間の詰めすぎに気をつけたい。
[ 1 ]富沢 2km
富沢ICまでまで2km。このあたりはなぜか路盤も4車線分確保されているが、見ての通り目の前はトンネル。
峯トンネル 長さ510m
本線料金所 1km先
富沢ICは料金所のすぐ先。本線料金所の関係する標識は標識の中に標識が描かれる傾向がある。
本線料金所 500m 速度落せ
2019年の撮影当時、富沢ICが終点だったため直進方向の表示はマスキングされているが、書かれているのは「本線」という表記である。「甲府」とかではなかった。
富沢本線料金所を通過する。
ここで入口ICからの距離を精算する。おわかりの通り、無料区間に入ることで料金計算が打ち切られるので、新東名を走ってから中部横断道経由で中央道に乗り直して長距離移動する場合などはかえって分が悪い。道の駅を自由に使えるぐらいの恩恵はあるし無料区間はそこそこ長いんですけどね。
料金所脇の駐車場に車を停め、南部方面から料金所を眺める。
料金所を間近から眺めてみる。料金所は毎回通過するだけなので結構新鮮な景色かも。
当然のように無人精算機が使用されているが、有人料金所と同様に各レーンに人が向かうための地下通路もあるようだ。
富沢 [ 1 ] 出口
富沢IC出口。2019年撮影当時はここが終点のため、南部方面へはバリケードで塞がれていた。
富沢IC出口。2019年当時に設置されていたバリケードはなく、本線側には「無料区間」の文字。
富沢ICで退出すると連絡路をグネグネと降りてR52に直結する。旧富沢町エリアの最寄りICであり、「道の駅とみざわ」はこのICで降りてR52を南に走ったところにある。
富沢ICを通過する。ここからは無料区間、一般道から入ってくるランプに当然ながら料金所はない。
楮根第一トンネル 長さ380m
「楮根」は「かぞね」と読む。「楮」は単体では「こうぞ」と読むが、和紙の原料としても使われる落葉低木で、山野に自生するが、栽培されることもあるらしい。
楮根第二トンネル 長さ130m
楮根第三トンネル 長さ166m
[ 2 ] 南部 5km
2段目は身延山IC、最下段は甲府までの距離表示がマスキングされているようである。
楮根第四トンネル 長さ1852m
ここに来て2km弱の長大トンネル。トンネル抜けたら南部ICまでもう少し。
「長い下り坂」とのこと。ここから南部ICにかけてゆるい下り勾配が続く。
塩沢トンネル 長さ649m
南部IC手前最後のトンネル。延長はまずまず、何のひねりもなくストレートに山を貫くトンネルだ。
このトンネル入口の手前に「道の駅なんぶ 3km」という案内標識がある。新直轄方式区間のIC直結型ICなので、降りても料金が打ち切られる心配はない(というより、既に富沢で打ち切られている)。遠慮なく寄ってみよう。
[ 2 ] 南部 1.8km
(52)南部 [ 2 ] 出口1km
南部ICの1km手前予告標識。このあたりから道路の幅が広くなるっぽい。
追越車線に関する標識類にマスキングが施されていた。どうやら南部IC周辺ぐらいは追越車線が整備されるらしい。
撮影当時(2020年11月)の翌年2021年8月にこの先が開通したので、南部IC開通当時からこのあたりの構造物は完成していたのだろう。
(52) 南部 [ 2 ] 500m
道の駅なんぶ IC出口へ
南部ICの予告標識。出口はR52に直結しており、南部町中心部からは少し北に外れた位置にある。
このあたりではR52が富士川の西岸を、JR身延線が富士川の東岸を走っている。富士川を渡る橋は少なく、南部ICから富士川の東岸へ向かうには3kmほど南にある「南部橋」まで戻る必要がある。
(52) 南部 [ 2 ] 出口
道の駅なんぶ IC出口へ
撮影当時は南部ICが終点だった。出口標識よりも道の駅の標識のほうが大きくないですかね。
余談だが、終点時代の南部ICも富沢ICも「終点」スタイルの出口標識は全く使われていなかった。
撮影当時は南部ICが終点だった。「P」表記があるということは、インターチェンジに隣接して道の駅駐車場があるっぽい!?
南部IC内は平面交差のある構造をしている。新直轄方式の道路ですし・・・。
直進:国道52号
左側に分岐すると道の駅に直結しているようだが、撮影当時はバリケードで塞がれていた。
航空写真で見るとICと道の駅の間に新しい駐車場を整備していることがわかる。下部温泉早川ICまでの開通後にIC隣接駐車場が使えるようになるのだろうか・・・?そのうち見に行きますよ!